神様になっちゃった
陰陽道物です
「降臨の儀を始めます。」
連れられて来て、巫女さんの格好をさせられて、宣告された。
死ぬかも知れない儀式だ。器が小さければ死ぬ。死ぬ方が9割。
「××× ×××」
降りてきた。熱い物が近づいてきた。
被さる様にのしかかってきた。
「降りました。」
割と強い神らしい。
「割と強いな。」
ほう、話しかけてきた。
「今までは、直ぐ死んだが。」
舐めんな。
「お前も、神になれそうだな。」
そうですね。
「ご宣告を。」
神職の格好をした人が言う。
私の口を使って言って下さい。暫く寝てますから。
ぐー。
「起きろ。」
起こされた。
「もう、お帰り下さい。」
「気に入ったので、留まる。」
有無を言わせないな。
女の子の格好で居ないといけないのかな。
「お前は男であって男で無く。女であって女で無く。神であって神で無く。人であって人で無い。それがお前だ。」
「別室にどうぞ。」
着替えをする部屋に連れてかれた。
目が点になる。
女性用の服がある。
これを着ろと?
もたもたしていると女の人に囲まれた。
あうー。
女の子の服を着せられた。
「私も男神なのに女の服を供されている。」
不意に、何か、つんつんと引っ張られる気がする。
思い浮かべると、何処かの神社の景色が浮かぶ。
壁を壊している者がいる。
叩いてやる。
ドカッ。
きょとんとしている。
ついでに位置を変える。
警察署に転移。
後は知ら~ん。
ゆっくり更新します。




