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第160話:間話・天剣の蔵


 ここは、首都ヤヌス。

 都心部からは外れた郊外の空き地だ。


「はあああ!!」


「――ふっ!」


 そんな掛け声と共に、俺は剣を振っていた。

 剣といっても、真剣ではなく、訓練用の木剣だ。


 相手は、金色の髪をサイドに纏めて流す少女、シンシア。


 カンッカンッ、と小気味のいい音を出しながら、俺とシンシアの剣が交差する。


 一応、模擬戦という形式ではあるが、お互いそれなりに本気だ。

 そうでないと訓練にはならない。


 広い空き地を縦横無尽に舞うシンシアと同様、俺も足を使って駆け回る。

 見た目はシンシアほど華麗ではないが…俺の方が速さで上回る。


「―――‼」


 だが、シンシアもなかなかの反応速度だ。

 確かに―――以前よりは随分上がっている。

 『蜻蛉』のクザンを倒したとか言っていたが、彼女も自身の殻を破り始めたのかもしれない。


「―――後ろに!?」


 シンシアが回りこむのを読んで、さらに後ろに回りこむ。


 互いに足を使って裏を取り合うのは、神速流対神速流の試合で稀に起こる現象だ。

 別に俺は神速流以外で相対してもいいのだが、なんとなく今日は彼女と速さ比べをしてみたかった。


 そして―――。


 数秒の打ち合いと読みあいの末、俺の剣が先にシンシアの首筋に当てられた。


「…流石ですね――――参りました」


 シンシアは額の汗を拭いながら、片手を上げる。

 この模擬戦は俺の勝ちだ。


「…もう1本いくか?」


「いえ…今日はこれくらいにしておきましょう。あまり無理をしても…お体に障ると思うので」


 シンシアは少し悔しそうにしながらもそう言った。


 俺の身体はそこそこ調子は良くなっているのだが…まあ、一応この模擬戦は「リハビリ」という名目で付き合って貰っているものだ。

 それが原因で身体を壊しては、身も蓋もないだろう。


 

 ―――今日は…俺が目覚めてから概ね1週間ほど。

 王国へ行くという話を色々な方面へ伝え終わり、面倒な仕事の話を概ねリュデに一任――もとい丸投げして、若干生活に余裕が出てきたところだ。


 昨日なんかは、『飛行魔法』を習いたいなんていうヒナと一緒に、丸一日都市の外で時間を費やすなんてことをした。

 

 結局彼女は『飛行魔法』を使うことはできなかったが、俺も彼女が教えてくれた『精霊召喚』は使えなかったし、得るものはそれほどなかったかもしれない。まあ、久しぶりにゆっくりと魔法に時間を費やすことができたというのは、それなりに有意義なことではあったか。


 ヒナが召喚した精霊、「イフリート」に言われたことは…どう解釈したものかと困っている。


 俺がオルフェウスに似ているらしいということや、精霊召喚を使えない事。

 でも、もしかしたらそれ以上の存在なら召喚できるかもしれないという事。

 

 元から精霊という存在が俺にとっては突飛なものである上、さらに、古代の英雄が絡んでくるとは…途方もない話である。

 重要な話のようにも思えたが…今は確かめようもない。


 あの後ヒナとも色々話したが、彼女の師匠のユリシーズのさらに師匠である『闇狗』なら、もしかしたら何か知っているかもしれない、という話になった。

 『闇狗』は王国にいるらしいし、余裕があれば訪ねてみてもいいだろう。

 精霊はともかく、「召喚」する魔法は、俺を転生させたものとも何か関係があるように思えるし…気になることではある。


 まぁ今わかっているのは、とりあえず俺に精霊召喚は使えなさそうということだけか。



 さて、魔法の方はそんな感じだとして、今日は剣のリハビリがてら、シンシアと訓練をしている。


 ほぼ2か月間、ベッドの上で眠りこけていた俺は、身体は筋肉も落ち、剣の勘もなまりになまっているので、ある程度リハビリをしておいた方がいいと思ったのだ。

 言い訳というわけではないが、実際、目覚めた直後のシンシアとの決闘はボロ負けだったしな。 

 

 シンシアとしても、2か月間、家にこもりっぱなしなのは似たようなものであったらしい。

 お互いなまっている体をほぐすのに丁度いいといった感じか。


 と言っても、全力は出していない。

 別にシンシアを舐めているわけではなく、魔力の全力稼働をヒナに禁止されているのだ。

 魔力核と身体に負担をかけるのは、何があっても禁止と、硬く厳命された。

 出すとしても、8割程度が限界。9割以上は絶対ダメ、とのこと。


 俺としても、これ以上身体に無理はさせたくない。

 なにせ、内戦を終えた俺の身体は、敵の攻撃よりも、自分の動きの反動の怪我の方がひどかったらしい。俺自身、気絶する寸前と目覚めた瞬間の身体の痛みは、脳裏にひり付いている。

 多分今後また無理をすれば、本当に寿命が縮むだろう…まあ既に縮んでいそうだが。



 ともかく、程よい力でシンシアと何戦か模擬戦をした。

 一応全戦俺の勝ちだったが、シンシアは記憶にあるよりよっぽど手強くなっている。


 何というか、剣に厚みが出てきて、読みを通すようになったというか…。

 もしかしたら、もう第四段階に至っているのかもしれない。

 彼女もこれが全力ではないだろうし、この長い戦争で、色々と乗り越え、成長したということか。


 

 シンシアは負けて悔しそうにしながらも、どこか嬉しそうだった。


「…やっぱり、隊長の剣はこうでないと駄目ですね」


「そんなに違う?」


「はい、まるで別人ですよ」


 どうやら俺の剣は内面によってがらりと変わるようだ。

 まぁ、確かに否定はできない。


「…そういえば、手甲はどうしたんですか?」


 そこで、シンシアが気づいたように言った。


 手甲…。

 確かに俺の戦闘スタイルは、剣を駆使しつつも、手甲という甲剣流の防御手段も取り入れたものだった。

 実戦では何度も助けられた俺の盾だが…。


「あれは…アウローラで失くしちゃったからさ」


 シルヴァディに貰った手甲は、ユリシーズの魔法を防ぐ際、無理やり使って―――それでそのままどこかへ行った。

 まあ見つけたとしても、もはや防具としての形は成していないだろうし、仕方はない。


「そうですか…」


「…そういえば、シンシアから貰った剣帯も…失くしてしまったな、すまない」


 確か、イルムガンツ要塞の戦いでは、シンシアから成人祝いとして贈られた剣帯を装備していた。

 ジェミニと戦闘を開始したときは、まだ辛うじて原型をとどめていた気もするが…そのあとはあまり記憶がない。


「ああ、あんなの…別にいいんですよ。装備っていうのは、持ち主の身を守るためのものですから」


「そう言ってくれると助かるよ」


 思えば、俺は所持品をことごとく失っている。

 そもそも、カルス大橋から落ちた時点で、殆どの私物を失くしたし、アウローラの戦いでも多くの装備を失った。

 変わらず手元に残っているのは、イリティアから貰った銀のペンダントくらいか。

 今手元にある黄金剣(イクリプス)は失くさないようにしないとな。


 そんなことを考えていると、不意にシンシアが何かに気づいたようにこちらを向いた。


「隊長、今日はこの後用事はありますか?」


「用事? いや、今日はないけど」


 リハビリをどれくらいするかもわからなかったし、シンシアさえよければ食事くらい一緒に取るつもりだった。

 今日一日は空けてある。


 すると、シンシアは変わった提案をしてきた。


「でしたら…一緒に『天剣の蔵』へ行ってみませんか?」




● ● ● ●




 『天剣パストーレ』。


 俺も詳しくは知らない。

 シルヴァディの前任の『天剣』であり、シルヴァディの妻を殺し、彼を復讐の道へといざなった張本人…という事くらいか。


 そのせいか、それほどいいイメージはない。


 『天剣の蔵』というのは、そのパストーレが使っていた武具を適当に置いておいた蔵…というのがシルヴァディ談だが、少なくとも「八傑」であったパストーレの武具であるわけだし、それなりに優れた物が置いてあるのだろう。


 それこそ、アウローラの内戦で俺が使っていた手甲も、『天剣の蔵』から持ってきたものだと聞いた。


 『天剣の蔵』はシルヴァディの遺産ということで、現在はシンシアが所有していることになる。



 シンシアの家から程ないところに、その大きめの倉庫はあった。


 おそらく頑丈に作られている石造りの倉庫だ。

 扉には、金属製であろう厳重な錠がかけられている。


「えーと、これで開くはずですが…」


 そう言いながら、シンシアは物々しい鍵を錠にあてがう。

 

 ――カチリ。


 意外と綺麗な音を立てて、扉は開いた。


「―――入りますか」


「ああ…」


 そう言って俺たちは蔵の中に足を踏み入れた。

 シンシアも入るのは初めてであるらしい。


「…暗いですね」


 中は、真っ暗だった。

 それもそのはず、窓が一つもついていないのだ。

 流石に空気は通っていそうだが、やけに暗い。

 倉庫というのがよく似合う空間だった。


「明かりをつけるよ」


「お願いします」


 俺はすぐに『照明』の魔法で明かりをつける。

 この魔法をシンシアの前で使うと、彼女と初めて出会った参謀府のお風呂のときを思い出すな。

 

「――――‼」


 明かりで照らされたその蔵の中は―――一言で言うなら、「雑多」な感じだった。


 部屋中の至る所に置かれているのは大小さまざまな剣や盾。そして、兜や防具。

 槍や斧がないのは、いかにもユピテル人らしい。


 武具は一応、棚に置かれていたり、箱などの入れ物に入っていたり、きちんと並べられているものもあったが、基本的には、その辺に適当に置かれているものが大半だ。


 おそらく置いたのはシルヴァディだろうが、彼の性格が出ている蔵だと思った。


 暫くは俺もシンシアも、無言でそんな空間に目を奪われた。


 しかし、『天剣の蔵』とはよく言ったものだが、こんなにたくさんの武具を、パストーレ1人で使っていたのだろうか。


 おそらく違う。

 パストーレだけではなく、もしかしたらその前の天剣や、シルヴァディ自身がかつて使っていた物も置いてあるのだろう。


「…結構埃はかぶっていますが、綺麗にすれば使えそうなものばかりですね」


 俺がそんな武具たちを眺めていると、シンシアが一番手前に落ちていた剣をとってぽつりと漏らした。


 確かにどれも埃まみれだが…どこか優れた気品や禍々しさを感じるものばかりだ。

 それなりの業物しか置いていない気がする。


「少し見てみますか」


「そうだな」


 そんなこんなで、俺達は置かれている武具たちを手に取って回った。


 どれも埃まみれであることに変わりはないが、それぞれ違いがある。

 

 防具の規格の大きさも違うが、年季も違うのだ。

 やはり、パストーレ1人の装備だけ置いているわけではないらしい。

 

 使い込まれていそうなものから、半ば壊れているようなもの。

 逆に新品同然の物。


 どれもが一級品の装備であることが一目でわかる。

 しかもそれがこれだけ多くとなると…この倉庫だけで一財産作れる気がする。



 それにしても…こんなに多くの武具を一度に見たのは人生初めてかもしれない。


 思えば俺は剣の道に進んでそれなりに経つのに、武器屋とかに入ったことはほとんどない。

 剣やそれに伴う必要な武具は、おおよそ貰い物か、借り物なのだ。

 記憶にあるのは…かなり昔、カルス大橋から落ちる前の旅路で剣帯を購入したくらいか。


 そう思うと…なんだか少しテンションが上がってきた。

 

 そんな俺に気づいたのだろうか、 


「隊長、気に入った物があれば持って行っていいですよ」


 シンシアがそんな許可を出してくれた。

 まさに目から鱗である。


「…いいのか?」


「ええ、その…将来的にはこの蔵も…隊長の物にもなるわけですし」


 そんなことを言いながら少し顔を赤らめるシンシアは、とても可愛い。


「それに、それで隊長の身の安全がより強化されるなら、それに越したことはありません」


 どうやら、未だに俺が無茶するとでも思われているようだ。

 別に、もう戦争に行く予定なんてないんだがな…。


「…じゃあ、遠慮なく」


 とはいえ、なんだかんだ持って行っていいと言われると、その欲望には抗えない。

 男の子は新しい装備に目がないのだ。


 俺は目の前の武具たちの吟味を始めた。


 もちろん、自分に合っていない物は貰ってもしょうがないので、なるべく実用性のあるものを選びたい。


 正直、俺はこれまであまり装備には拘っていなかった。

 最初に習った流派が、剣を選ばない「神撃流」である、ということもあるかもしれないが、なんだかんだ剣の質よりは、使い手の実力の方が重要であると思っていたからだ。


 その考えは今でも変わらない。

 どんな優れた装備を持っていても、使い手がその質に見合ってなければ意味がないだろう。


 だが…かと言って、優れた武器を使わない理由にはならない。

 たとえ武器に使われていようが、勝つこと、生き残ることの方が第一なのだ。


 さて、現在俺の装備は、色々と焼けたり失くしたりで、シンシアに譲ってもらった黄金剣一本のみ。

 しかも剣帯もないので、適当に紐にぶら下げている状態だ。

 …そこらの野盗と変わらないな。

 まぁこれでもぶっちゃけ問題はないといえばないが…。


「うーん…」


 しかし、改めて、色々と手に取ってみても、どうもしっくりこない。


 どの剣もどの盾もどの鎧も優れた物だとは思うのだが、如何せん…俺には合わないように思える。

 元々、俺はあまり大きい盾を使わない。

 速さを阻害する装備は嫌なのだ。

 同様の理由で、フルプレートの全身鎧も選択肢から外れる。

 剣は別にもう1本あってもいいが…。 


「――――」


 そこで、不意に奥を見ると、丁寧に飾られた全身鎧が目に入った。

 白を基調とした鎧だったが、どこか…見覚えのある造形なのだ。


 近づいてみると、その理由が分かった。

 その鎧には左腕の装備―――おそらくあったであろう手甲がないのだ。


 つまり、俺がアウローラで使っていた手甲は、この鎧から持ち出されたものということだろう。

 この蔵の中でも相当いい物に見える。


 よく見ると、左腕以外の装備もいくつか欠けている。

 いくつかの小さな傷は残っていたことから考えて、激しい戦闘をしてきた鎧なのだろう。

 傍らにセットのように置かれた剣も、半ばから折れている。


 全身鎧は特に使うつもりはないが、これの右腕の手甲を使うのはありかもしれない。

 この鎧の素材は、確か白魔鋼だったか……白魔鋼という素材には興味もある。

 

「……」


 いや、やめておこう。

 なんとなく…この鎧は、この状態でもう眠っているような気がした。

 天剣本人が使っていたのかはわからないが、もう充分に使われて、役目を終えたような、そんな風格の鎧なのだ。

 もしかすると、コイツの左腕も、俺が無理をさせていたのかもしれない。


 まあ、この鎧以外も――そこらに転がっている剣も、盾も…どれもが歴戦の戦いを終えて、安らかに眠っているのだろう。


「――――」


 そこで、シンシアは何をしているのかと目線を向けた。


 シンシアは少し離れたところでしゃがみ込み、1本の剣を考え込むような表情で眺めていた。


「…何をみているんだ?」


 近づくと、シンシアはゆっくりとこちらに顔を向けた。

 どこか懐かしむような表情だ。


「…少し、見覚えのある剣だったので、つい思い出してしまいまして」


「へえ」


 シンシアが見つめているのは、1本の剣だ。

 やけにボロボロで、使い古されている…それほど業物のようにも見えない普通の剣。

 

 そんな剣を眺めながら、シンシアは話し出した。


「…これは、父がイクリプスを手に入れる前――修業時代に使っていた剣ですよ」


「イクリプスの…前」


 イクリプスは俺の記憶にある限り、最初から最後までシルヴァディの相棒だった剣だ。

 これを持つ以前のシルヴァディの事を、俺は知らない。


「特に何の銘もないただの剣です。当時はこれがあるから父は私に構ってくれないんだと恨めしく思ったものですが…今見ると、なんだか感慨深くて」

 

「…そうか」


 当時の二人が、どのような関係だったのかは、俺からすると聞いた話でしかない。

 シンシアからしたら思うところはあるだろう。


「…隊長は、何かいい物はありましたか?」


 どこかしんみりした空気を変えようとでも思ったのか、シンシアは話題を変えた。


「いや…俺は…やっぱりいいよ」


「…いいんですか? でも、前に使っていた手甲の代わりもあるかもしれませんよ」


「そうかもしれないけど…いいさ」


 俺はそう答えた。

 特に使いたいものがなかったというのもあるが、なんとなく、ここにおいてあるものは、もう役目を終えた武具なんじゃないかと、そう思ったのだ。

 だったら俺がわざわざ掘り返すのも野暮だろう。


 それに…そんなに急に武器が必要なわけでもない。

 王国にだって、戦争をしに行くわけではないのだ。 


 もしも何か新しい装備を作るとしても…今度は俺もオーダーメイドして俺だけの装備とかを作ってみようかな。


「それよりも…今度、また剣帯を選んでくれ。いつまでも紐のままじゃ…剣士というより山賊だからさ」


「ふふ、そうですね」


 そんなことを話しながら、俺達は『天剣の蔵』を後にした。


 かつての偉人たち―――歴代の『天剣』の歴史が詰まったような、そんな蔵だった。


   


「―――そういえば、言い忘れるところだった」


「なんですか?」


 帰り際、俺は思い出したようにシンシアに話しかけた。


「例のヤツ……明日にしようと思うんだけど」


「――!」


 瞬間、シンシアの顔が強張る。

 少し緊張しているような、そんな顔だ。


 何をかくそう、「例のヤツ」とは…シンシアをリュデやヒナに紹介する、ということだ。

 まあ、あくまで首都にいる家族だけだし、面識がないわけではないけど、やはりきちんと紹介する必要はあるだろう。

 一応ささやかな宴を予定している。


「…緊張してる?」


「…ええ、まあ…少し」


「そっか」

 

 まあ…当然だろう。

 ただ恋人の家族に紹介されるということ自体、緊張するだろうに、俺達の場合はさらに色々と話が違うからな。

 

「でも、大丈夫です。―――隊長の家族になるって…決めましたから」


 少女は夕日に輝く黄金の髪をかき上げながら、そう言った。


「…うん」


 俺は静かに頷き…彼女の肩を寄せた。


 



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