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第158話:『登場人物紹介』

 紹介・・・というよりはまとめ。

 簡単な紹介文をつけています。決定的なネタバレは書いていないつもりですが、まだ読んでいない方は九章辺りまで読むことをお勧めします。


●《主人公とヒロイン》

●《主人公の家族》

●《上記以外のメインキャラクター》

●《アルトリウス隊のメンバー》

●《その他のキャラ》(登場時期毎に紹介)


 という構成にしています。

 敵として登場したキャラクターは活躍に関わらずメインには載せていないので、《その他のキャラ》の対応する章を参照してください。



●《主人公とヒロイン》

 この作品の主人公と、彼を取り巻くヒロイン達。

 文末のアルファベットは戦闘力のランクです。特定の身体の一部の大きさではありません(すっとぼけ)。



【アルトリウス・ウイン・バリアシオン】主人公。焦げ茶色の髪に焦げ茶色の瞳の少年。現代日本からの転生者。基本的には真面目で責任感が強く、家族や友達を大事にする性格。様々な流派の剣と全属性の魔法を扱う万能型魔導士で、世界で唯一空を飛べる。



【エトナ・ウイン・ドミトリウス】ヒロインその1。黒髪ロングの元気系美人。アルトリウスの幼馴染。ヒロインの中では女子力は一番上。最近出番は少ないが、常にアルトリウスへの気持ちを隠さない直球の態度は、なんだかんだ正妻っぽい。C。 



【ヒナ・カレン・ミロティック】ヒロインその2。赤髪ミディアムショートの凛々しい系美人。アルトリウスの魔法のライバル。頭脳も魔法力も高スペックであり、何度もアルトリウスのピンチに颯爽と駆け付けた。主人公よりも主人公している。AA。



【リュデ】ヒロインその3。亜麻色ポニーテールの可愛い系美人。アルトリウスの従者。本の虫であり、身分には似つかわしくないほどの教養を持つ。基本的には内向的な性格だが、アルトリウスのためならなんでもする。紅茶力は作中屈指。B。



【シンシア・エルドランド】ヒロインその4。金髪ロングの清楚系美人。アルトリウスの剣のライバル。シルヴァディの娘。使う剣の流派は神速流。真面目な性格な割に意外と不器用であり、剣以外は不得手。A。




●《主人公の家族》

 主人公の肉親と、彼の家に仕える従者一家。


【アピウス・ウイン・バリアシオン】父親。アルトリウスと同じく焦げ茶髪。若くして法務官に抜擢された優秀な文官。凄まじい才能を持つ息子のアルトリウスのため大金をはたき、家庭教師としてイリティアを雇った。



【アティア・ウイン・バリアシオン】母親。ブロンドの髪。出身は四大貴族のクロイツ一門という名家。愛情を持ってアルトリウスを育て上げた。彼にとっては良き理解者の1人。



【アイファ・ウイン・バリアシオン】妹。母似のブロンドの髪。重度のブラコンだが、アルトリウスに負けず劣らず優秀。アルトリウスに褒めて貰うために学年最優秀賞を獲った。



【アラン・ウイン・バリアシオン】弟。父似の茶髪。アイファと違いそれほど優秀ではなかったが、アルトリウスの言葉の元、特に気にせずのらりくらりと生きている。リリスにぞっこんであるらしい。



【チータ】バリアシオン家に仕える従者。ヌマの妻でリュデとリリスの母親。アルトリウスにとっては第二の母親のような人。



【リリス】バリアシオン家に仕える従者。リュデの姉。屋敷ではメイド長のような立場。



【ヌマ】バリアシオン家に仕える従者。チータの夫で、リュデとリリスの父親。アピウスの秘書官の仕事をしている。実はそこそこ有能。




●《それ以外のメインキャラクター》

 友人や上司など、それなりの登場頻度を持つ人たち。


【カイン・クロイツ・ローエングリン】親友その1。青髪やんちゃ少年。アルトリウスの親友で、剣のライバル。勉強が苦手で、運動が得意。子供のころはガキ大将をしており、学校では生徒会長も務めるなど人望が厚く、人脈も広い。



【オスカー・ファリド・プロスペクター】親友その2。銀髪眼鏡少年。アルトリウスの親友で、ラーゼンの息子。運動音痴な上、病弱だが、頭は良い。よくピンチに陥り、その度アルトリウスに助けられる等、この作品の影のヒロイン。巨乳好き。



【メリル】カインの嫁枠。緑髪に眼鏡の文学少女。副会長として、生徒会長であったカインをサポートしていた。メインキャラに含めるかどうかは諸説ある。



【ミランダ・レーヴ・ミストラル】オスカーの嫁枠。茶髪くせ毛の寡黙系美人。剣も魔法もそれなりに使えるオスカーの護衛。長身で巨乳。



【イリティア・インティライミ】アルトリウスの家庭教師。銀髪おしとやか系美人。『銀薔薇』と呼ばれる魔導士で、ユピテルの若手の中では3本の指に入ると言われる実力者。



【ラーゼン・ファリド・プロスペクター】オスカーの父。銀髪眼鏡の痩躯。四大貴族ファリド一門筆頭にして、民衆派を率いる指導者。卓越した内政能力と戦略眼を持つ傑物だが、オスカー同様、戦闘能力は皆無。



【シルヴァディ・エルドランド】ラーゼンの右腕。金髪オールバックの長身。『天剣』の二つ名を持ち、世界最強の8人「八傑」に名を連ねるユピテル軍最強の魔導士。四大流派と属性魔法を極めた男。北方山脈を経てアルトリウスの師匠となる。



【ゼノン】ラーゼンの左腕。黒の長髪で痩躯。『迅王』の二つ名を持ち、世界最速の剣を振るう魔剣士。武官としてだけではなく、文官としても優秀な文武両道の男。




●《アルトリウス隊のメンバー》

 アルトリウスが率いていた第1独立特務部隊の主要メンバー。書いていない人は特に覚えなくても大丈夫なはず。


【フランツ】アルトリウスの副官。明るめの茶髪に長身。1班の副班長でもある。剣も魔法も事務もそつなく使える万能軍人。



【アニー】アルトリウス隊1班のメンバー。紺色の三つ編み少女。シンシアとは同じテントの友人。治癒魔法が得意。よく失言をする。



【エイドリアナ】アルトリウス隊のNo3。赤毛の眼鏡少女。シンシアとは同じテントの友人。間期に行われるトーナメントを三連覇し、アルトリウス隊三番手としての地位を確立した。大剣と盾を使う我流。



【ナオミ】アルトリウス隊2班の副班長。シンシアの副官。黒髪長身少女。シンシアとは同じテントの友人。




●《その他のキャラ》

 上記以外のキャラを登場した時期に区切って紹介。

 「初登場時」よりは「活躍した時期」を優先して載せています。


・序盤

 一章~五章(1話~カルティアへの出発)までに出てきた人たち。


【エドモン・ダンス・インザダーク】紫色の髪の少年。かつてラトニーに取りつかれ、エトナを誘拐し、アルトリウスを殺そうとした。その後一門から勘当され、改心。魔道具師に弟子入りをしているらしい。



【ラトニー】水色の髪に青色のローブの少年。調停者を名乗るこの世とは異質の存在。失伝と呼ばれる魔法を使う。アルトリウスを『特異点』と呼び、危険視している。



【アズラフィール】『青龍剣』と呼ばれる。カインの師匠。眼帯をつけた剣士。クロイツ一門出身。




・カルティア編前半

 六章~七章(遭難~カルティア到着)までに出てきた人たち。


【バルビッツ】護衛隊長。使節となったオスカー達を護衛する護衛隊の隊長。門閥派ではあるが、穏健な部類であり、根は真面目で実直な人物。



【修羅兄弟】ゲイツとゲイル。蛮族の兄弟。エメルド川に落ちたアルトリウスを捕らえ、蠍に売ろうとしたが、逃走を許し、その後死闘を演じる。



【蠍】名前はスコルピア。ギレオン子飼いの魔法士。隠蔽魔法に優れる。エメルド川中流域を根城に奴隷を集めるなど、ギレオンの悪事の名代をしていた。疲弊したアルトリウスをあと一歩のところまで追い詰める。



【ユニ】アルトリウスと共に修羅兄弟に囚われた少女。色々な意味でアルトリウスにとっては忘れられない存在。



【ギレオン・セルブ・ガルマーク】上級貴族であるセルブ・ガルマーク家の男。ガストンの弟。兄よりも太い。奴隷商や、闇金、密輸など、あくどい事には軒並み手を染めていた金満貴族。思慮の足りない性格で、兄のガストン曰く、「商人が精々の小物」。



【グズリー】『北虎』の二つ名を持つ魔剣士。紺色の短髪に無精髭を生やした、熊のような大柄な男。北方山脈を牛耳る「山脈の悪魔」の頭領。神撃流三剣士の1人であり、シルヴァディも一目置く実力者。



【センリ】『浮雲』の二つ名を持つ、水燕流の使い手。バンダナを巻いた20代の青年。「山脈の悪魔」のナンバー2。水燕流の奥義のうち3つを習得する凄腕の使い手。



【ターシャ】『白蛇』の二つ名を持つ、甲剣流の使い手。白髪の美女。「山脈の悪魔」のナンバー3。白の大盾で守りながら、白氷の蛇の魔法で攻撃する変則型の魔導士。




・カルティア編後半

 八章~十一章(カルティア到達~カルティア制覇)までに出てきた人たち。


【マティアス・ファリド・プロスペクター】ラーゼンの甥。銀髪。ファリド一門には珍しく、身体も頑強であり、武術に優れた若者。兵たちの信頼も厚く、ラーゼンの後継者としてオスカーと共に有力視されていた。



【セルベント・キャスタ】カルティア戦役において、全カルティア部族をまとめ上げた司令官。ラーゼンをして、彼があと1年早くカルティアをまとめていたら、自分たちの勝利はなかったかもしれない、と言わしめた戦略家。



【剛腕】ボルザード。カルティアの魔道騎兵部隊を率いる猛将。結構強い。



【砂塵】フェルマー。カルティア随一の魔法士。土属性魔法に優れ、それを利用して地中に軍勢を隠すなど、カルティア軍のゲリラ戦法の幅を一気に広げた。



【ギャンブラン】『双刃乱舞』。世界最強の8人「八傑」の一角。最強の傭兵と呼ばれる。神撃流三剣士にも名を連ねる双剣の使い手。かつてシルヴァディに敗れたことがあり、その復讐の機会を伺っていた。




・アウローラ編

 十二章~十三章(内乱開幕~内乱終了)までに出てきた人たち。


【ネグレド・カレン・ミロティック】アウローラ総督にして、四大貴族カレン一門ミロティック家の当主。元老院主導の共和制を信じる門閥派の筆頭格。老練の将軍にして「智将」と呼ばれる。数少ない最高司令官の器の持ち主。ヒナの祖父。



【クザン】『蜻蛉』と呼ばれた水燕流の剣士。水燕流6つの技を極めた達人。数年間ネグレドに口説かれ、彼の腹心となる。自然になったのか剃っているのかは不明だが、スキンヘッド。



【ガストン・セルブ・ガルマーク】肥えた上級貴族。ギレオンの兄。セルブ一門筆頭ガルマーク家の当主にして、実質的に首都の門閥派を仕切っていた男。軍務の経験はないが、弟と違って頭の回転は速い。



【バシャック・ダンス・インザダーク】ユピテル四大貴族の一つダンス一門の筆頭インザダーク家の当主。首都の門閥派の中心人物。家格としてはガストンより上だが、リーダーとしての能力はガストンに劣る。元来気弱で、優柔不断な男。



【ゾラ】スーパー爺さん。『魔断剣』と呼ばれる神撃流三剣士の1人。魔力がないというハンデを長年の経験と絶え間のない努力によって覆し、強者の1人となった。8本の剣を巧みに使い、魔法すらも斬るという恐るべき老人。シルヴァディとイリティアの剣の師匠。



【ユリシーズ】若作り婆さん。『摩天楼』と呼ばれる世界最高の魔法士で「八傑」の1人。見た目は桃髪の妖艶な美女だが、中身は80を超えたお婆ちゃん。大量の保有魔力から繰り出される秘伝魔法や至伝魔法は圧巻。イリティアやヒナの魔法の師匠。



【ダルマイヤー】現在のゾラの弟子。背中に3本の剣をさす深緑色の髪の剣士。二代目『百剣』を名乗る。



【ジェミニ】世界最強。白い長髪に浅黒い肌。金色の瞳を持つ『軍神』。人間の限界を越えた身体能力と反射神経、そして無限に等しい魔力を保有する正真正銘の化け物。「八傑」の中でもその強さは一線を画する。



 殆どのキャラを載せたと思いますが、コイツも入れた方がいいんじゃない?というのがありましたら教えて下さい!

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