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異世界金融 〜 働きたくないカス教師が異世界で金貸しを始めたら無双しそうな件 〜 #いせきん  作者: 暮伊豆
第2章

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140、初めての夜

夕食はミスリルギロチンによる鉄板焼き。肉に野菜、魚に貝。とてつもなく贅沢なメニューだ。胡椒に魚醤、岩塩にワサビ、そしてソース類。調味料も万全だ。


薄暗くなった空を見ながら、玄関前でバーベキュー。少しずつ星が見え始めた。


「美味しいね! 胡椒とワサビを買っておいてよかったよ。」


「王都で買ったのね。本当に美味しいわ。昔は食べられなかったけど、この魚醤も美味しいのね。ホウアワビやサカエニナによく合うわ。」


「ガウガウ」


カムイは胡椒が苦手らしい。何も付けずに食べている。


「ピュイピュイ」


コーちゃんはソースが気に入ったらしい。




「ご馳走様。美味しかったわ。明日の朝は私が作るわね。」


「おお、それは楽しみだよ! さて、中に入ろうか。」


その前にカムイの小屋とコーちゃんの塒を出しておく。屋敷の玄関の両サイドに配置すれば、まるで番人のようだ。


「ピュイピュイ!」

「ガウガウ!」


二人とも喜んでいるようだ。特にコーちゃんの塒、汚銀の湯船は過去最大の大きさを誇る。

そして今から魔力をギチギチに込める!

「ピピュイピュイ!」

気に入ってくれてよかったよ。


「お待たせ。じゃあ中を案内するよ。」




案内と言いながらも、私は一直線に寝室へと向かった。


「ここが僕らの寝室だよ。」


そう言うが早いかアレクをベッドに押し倒す。もう我慢はしない。剥き出しの情熱を全てぶつける。





〜〜削除しました〜〜




「カース、やっと私達……ひとつに……」


「そうだよ。アレクの全ては僕のものだ。全部、何もかも僕が……」


こんなに人を愛しいと思うことなんてあるのだろうか。確かにアレクは比較する対象などいない美少女だ。身分も高ければ魔力も高い。この世界における最高の女性と言っていいだろう。

しかし、そんなことはどうでもいい。惚れてしまったからにはもうどうしようもない。私は幸せ者だ。


たった一度、情を交わしただけで……私達はもう立てなくなってしまっていた。抱き合い、力なくベッドに横たわることしかできない。





〜〜削除しました〜〜





夜明けまでアレクの蹂躙が続く中、私は貴族女性あるあるを一つ思い出した。


それは、魔力の高い女性ほど……

多情多淫だということを……

削除シーンにつきましては

『異世界金融ミッドナイト 〜転生した元教師は自由に生きる〜』の396話【初夜】をご参照ください。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 暮伊豆パイセン! ようやく500まで到達しました。長い物語なんですが、読み飽きないですね〜。 特にこの王都からの流れはハラハラが続いたので、文字を必死で追いかけました。 [気になる点] …
[良い点] ふぉおおおおっ! ついにカースとアレクが……。
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