表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生内親王は上医を目指す  作者: 佐藤庵
第31章 1902(明治35)年処暑~1903(明治36)年大寒
236/803

初めての通常礼装(ローブ・モンタント)

 1902(明治35)年10月19日日曜日、正午。

「梨花さま」

 青山御殿の玄関で馬車に乗り込むやいなや、向かいの席に座っている大山さんが私に微笑みを向けた。

「何?」

「今日は、機嫌がよろしくなさそうですね」

「当たり前じゃない」

 スカート部分に青い糸で大きな花模様の刺繍を入れた、空色の通常礼服(ローブ・モンタント)の裾を直しながら、私は非常に有能で経験豊富な臣下に向かってため息をついた。

「何で、裾を引きずる洋服を着なくちゃいけないのかしら」

「それは、今回の式典には、軍医学校の学生ではなく、内親王のご身分で出席していただくからです」

 大山さんがそう言った瞬間、馬車が動き出して、私は扇子と、青い布地でできた小さな帽子をしっかり持ち直した。

「いや、それは分かってるわよ。皇室令や勅令の改正作業は、私も伊藤さんのそばで見学していたから。私が言いたいのは、何で和服を着させてくれないのかってことで……」

 更に大山さんに抗議すると、

「天下の東京専門学校の創立20周年記念式典ですから、宮中の昼食会と同じ格式をもって出席なさるべきです」

大山さんはどこかで聞いた台詞を口にした。

「……って、それは大隈さんの受け売りじゃないの!あなただけは、そんな暴論に乗らないと信じてたのに!」

(おい)は和装よりも、洋装の方が好みでして」

 大山さんはニッコリ笑うと、「そのドレスは、とてもよくお似合いですよ」と付け加えた。

(そう言えば、そうだった……)

 私は軽くため息をついた。

 今日は、大隈さんが創立した東京専門学校の創立20周年記念式典の日だ。前々から大隈さんは、記念式典に私か兄が出席することを熱望していて、大山さんと児玉さんに実現を働きかけていた。私はまだ成年に達していないので、当然兄が出席するのだろうと思っていたら、

――裕仁と雍仁の相手をしなければならないから、梨花が出ろ。

と兄が逃げてしまった。

――私も出ませんよ。まだ成年ではありませんから。

 私もそう言って逃げを打とうとしたら、

――上野公園の大西郷の銅像の除幕式には、参列なさったではありませんか!それならば、吾輩の命の恩人が、式典に参列できないはずがないのです!在籍する女子学生を激励する意味でも、是非とも、医術開業試験を突破された増宮さまにご出席いただきたい!

と大隈さんに言われ、考え直した。大隈さんによると、東京専門学校に入学した女子は、昨年で3人、今年は4人だそうだ。男子学生の方が圧倒的に多い。もし、私が式典に出席することで彼女たちが励まされるのであれば、それは女子の教育振興の意味でも喜ばしいことだろう。お母様(おたたさま)に相談したら、「それは大隈どののおっしゃるようにするのがよろしいですよ」と言われたので、私は式典に出席することにした。

 けれど、式典に通常礼装(ローブ・モンタント)で出席するのは想定外だった。

――式典には、通常礼装(ローブ・モンタント)で出席していただきます。

 そう大山さんが私に伝えたのは、昨日の夕方のことだ。もちろん、成年になったら、礼装でドレスを着なければいけないのは知っているし、身体の寸法も測って各種のドレスも仕立てていた。実際に着ることになるのは、もう少し先のことになると思っていたのだけれど……。

 今着ている通常礼装(ローブ・モンタント)は、昼の行事の正装だ。それに白い手袋をはめ、扇子を持ち、外に出る時は帽子をかぶる。この他にも、他の礼装を着る時に身につける、ティアラだとかイヤリングだとかネックレスだとか、様々なアクセサリーや小物を用意しなければならない。アクセサリーに余り興味のない私には、頭の痛いことだった。

「服の裾を引きずらないといけないのが、本当に慣れないな。私の時代じゃ、こんなドレスを着るのは結婚式の花嫁ぐらいだよ」

 眉をしかめながら言うと、

「ほう、そうですか。では、このご衣裳は、晴れの衣装という訳ですね」

我が臣下は顔に微笑みを湛えながら頷いた。

「かもね。でも、せっかくの衣装の裾を踏んで転びそうだから、しっかりエスコートをお願いね、大山さん」

 頭を下げた私に、

「かしこまりました、梨花さま」

大山さんが頼もしい声で答えてくれた。


 式典の会場は、東京専門学校の大講堂だった。10年以上前の脚気討論会の時、大山さんの娘のふりをして入り込んだところである。舞台の上には、私のために椅子と机が設けられていた。あの討論会の時は、観客席から舞台に上ったけれど、今日はきちんと舞台の袖から入り、席につく。

 椅子に座って辺りを見回すと、会場中の目が私に向けられているのが分かった。席の最前列には、梨花会の殆どの面々が顔を揃えている。満員になった大講堂の席を占めているのは男性が大半だけど、僅かに女性もいた。女袴を付けた若い女性が何人か固まっている一角は、東京専門学校に在学している女子学生たちの集まりだろう。

「梨花さま、令旨を」

 私の斜め後ろに控えている大山さんが囁く。私は立ち上がり、舞台中央に設けられた演壇に進んだ。大山さんから紙を受け取って開くと、数日前に必死に清書した文章が現れる。

「東京専門学校の創立20周年に対し、心からの祝意を表します」

 多数の視線が私に集まっているのを意識しながら、文章を読み上げる。大山さんにも兄にもチェックしてもらったから、おかしなところはないはずだ。

「男女共学の高等教育機関の魁として、ますます発展することと、教職員・学生諸君が力を合わせ、その智力をもって国家と社会に貢献することを強く望みます」

 紙を畳みながら、女子学生たちがいる一角に視線を投げる。その中の一人と目があったので、ニッコリ笑って頷いておき、設えられた席に戻った。

「よくお出来になりました」

 囁いた我が臣下に、

「あなたがそう言ってくれるのなら、間違いないね」

私も小さな声で答えた。

「女子学生たちも励まされたことでしょう」

 そう言った大山さんは、私の視線の行く先を把握していたようだ。微笑む彼から、優しい囁き声が私に投げられた。

「そっか。私の言葉が、誰かの役に立ったのなら、それはとても嬉しいな」

 大隈さんの演説を聞きながら、私は大山さんに答えた。

 式典が終わり、舞台の袖に引っ込むと、早稲田尋常中学校の校長である大隈英麿(ひでまろ)さんにご挨拶をした。彼は南部家の出身で、大隈家に養子に入っている。騎兵士官学校をこの夏に卒業した兄のご学友・南部利祥(としなが)さんの叔父でもあった。

養父(ちち)からも、原さんからも、利祥どのからも、殿下の話をよく聞きます。三者三様、話が違いますが」

 英麿さんはそう言って微笑する。彼の奥さまは大隈さんの娘さんで、夫婦仲は良いそうだけど、子供には恵まれていない。

「大体想像はつきますけれど、みなさま、私のことをどのように?」

 苦笑しながら尋ねてみると、

「養父は、“ご英明で非常に素晴らしい方”と。原さんは、“優秀な方だが変わっている”と。利祥どのは、“並の男子以上に出来る方なのは分かるが、怖い”と」

英麿さんはクスクス笑った。

「ああ、やっぱり」

 冗談めかしてため息をつくと、

「客観的な事実は一つですが、全員、解釈の仕方が異なるようです」

英麿さんはこう言った。

「先ほどの令旨、誠にありがとうございました。男女共学の魁として、学生・教職員一同、男女関係なく、一層励む所存です」

 黙って英磨さんに礼を返すと、

「さて、我が家にご案内致しましょう」

彼は私の先に立って、案内を始めた。


 昨日、「通常礼装(ローブ・モンタント)でご出席を」と大山さんに言われた時は、こんな裾を引きずる服を着て、帰宅するまで気力が持つだろうかと心配したのだけれど、

――青山御殿に帰る前に、大隈さんの家にお立ち寄りいただいて休息を取っていただきます。

そう彼に言われたので、私は通常礼装(ローブ・モンタント)を着ることを渋々了承した。非常に有能で経験豊富な別当さんは、私の疲労のことも、きちんと考慮してくれたらしい。実際、1時間おとなしく観衆の前で座っていただけで、とんでもない量の疲労がたまってしまった。

 大隈さんの家の庭園では、東京専門学校創立20周年を祝う立食パーティーが行われ、何百人もの紳士淑女が歓談を楽しんでいる。私と大山さんは奥の洋間に入らせてもらい、庭園から流れてくるざわめきをBGMにしながら、お茶をいただいた。

「はぁ、本当に疲れた」

 長椅子に腰かけた私は、お茶を一口飲むと、横に置いてあったクッションにもたれ掛かった。人払いはしているから、多少くつろいでいても構わないだろう。

「大勢の人の前でおとなしく座ってるって、本当に疲れる。これでコルセットを付けていたら、私、今頃倒れてたわ。コルセットの必要のないデザインの服で本当に良かった」

「それはそれは」

 黒いフロックコートを着た大山さんはクスッと笑って、お茶を口にする。

(あれ?なんかこの光景、見たことがあるような……)

 そう思った瞬間、窓の方から「絶対大丈夫です」という声が聞こえた。私は窓の方に視線を投げた。

 洋室の窓の外側に、フロックコートを着た2人の男性が立っている。そのうちの一人は、先ほど会った大隈英磨さんだった。その英磨さんに、もう一人の男性がしきりに話しかけている。

「ですが、それを動かすための資金があと少しだけ足りない。資金さえ補充できれば、大々的に取引を動かして、投資した資金の3倍以上を回収することができるのです。ですから、出資してくださった方にも、決してご迷惑を掛けることは無い!」

「……なんか、胡散臭いわね」

 私が大山さんにそっと話しかけた時、

「ほう……その足りない資金と言うのは、いくらなのですか?」

英磨さんの声がした。それに励まされてか、

「2万円ほどなのです!」

もう一人の男は、真剣な表情で英磨さんに言った。

(うっわ……)

 私は思わずのけぞりそうになった。2万円……私の時代で言うと、4億円ほどだろうか。相当な大金である。

(どこが“あと少しだけ”よ。絶対詐欺だわ、この話)

 男を窓ガラス越しに睨んでやろうかな、と思った時、

「そうですか、それはおかわいそうに」

のんびりと英磨さんが言った。

(は?!)

 驚く私をよそに、

「そのお金を用立てれば、あなたの事業が成功するのですか」

英磨さんは更にこう言う。

「そうなのです!それを用立てていただければ、1か月で2万円は4万、いや、10万になってあなたに返ってきます」

 英磨さんに相対する男は、目を輝かせながら英磨さんに力説する。射程圏内に捉えた獲物を逃がすものか、という気迫が、窓ガラスの向こうから感じられた。

「ちょっと、あれ、止める方がいいかな?」

 私が大山さんに声を掛けた瞬間、

「おい、そこの男」

聞き覚えのある声が、窓ガラス越しに私の耳に届いた。

(この声は……?)

「一体何の用で、英磨さまに話しかけている?」

 私の視線の先で仁王立ちになっている白髪の男性は、間違いない、毎週のように青山御殿に現れて、将棋でも議論でも私をいじめていく原敬厚生大臣、その人だった。

「い、いや、その……」

 英磨さんと話していた男が、原さんの一瞥を受けて、一歩後ろに退く。

「1か月で2万円を10万円にするとか、ありもしない話を英磨さまにしていたが……」

 厳しい声を男に投げる原さんに、

「は、原さん、ありもしないなどと……」

英磨さんが困惑した顔で話しかける。

 けれど、

「ありもしないでしょう」

と、原さんはにべも無い態度で英磨さんに答え、

「あるものならば、ぜひ厚生大臣のわたしにも話を持ち掛けて欲しいものだな。そうすれば、大蔵大臣の松方閣下に掛け合って、国庫にある金の全て、貴殿に預けてやるが?」

そう言って、挑戦的な視線を男に投げる。苦虫を噛み潰したような表情になった男は、原さんを睨み付けると、無言でその場から立ち去った。

「英磨さま」

 男の小さくなっていく後ろ姿を見届けると、原さんは英磨さんをジロリと見た。

「は、原さん……」

 おろおろしている英磨さんに、

「以前から申し上げているでしょう!うまい話はこの世にはないと!」

原さんは窓ガラスを震わせるような大声を叩きつけた。

「いかな投資の名人であっても、1か月で資産を倍にするなど、余程のことがなければうまく行きません!大隈の家を英磨さまの判断で傾かせれば、南部の家にも累が及びます!亡くなられた老公に、わたしは何と詫びればいいのですか!」

 真剣な表情で英磨さんにお説教する原さんを見ながら、

(そう言えば、“英磨さまは人が良すぎる”って言ってたなぁ、原さん……)

いつか聞いたことを、私は思い出していた。“史実”では、その人の良さゆえに、多額の借金の保証人になってしまって、大隈家から離縁された……確か、原さんはそう言っていた。

「原は積極的に、英磨どのの面倒を見ているようですよ」

 不意に、大山さんが私に告げた。

「金をたかろうとする者たちから英磨どのを守っているので、大隈さんも原のことをすっかり信頼して、“英磨の守り神だ”と言っています。伊藤さんや斎藤さんによると、“史実”では、原は、ここまで英磨どのの世話を焼いてはいないようです」

「原さん、大隈さんのこと、毛嫌いしていそうだけれど……英磨さんは主家筋だから別ってことか」

 原さんは、盛岡藩の家老の家の出だ。盛岡藩の藩主だった南部家のことは、かつての主家として、大事に思っている。だから、“史実”の記憶を持つ原さんも、彼なりに、英磨さんに“史実”と同じ轍を踏ませはしないと頑張っているのだろう。

(そこは、私と同じってことか……)

 窓越しの私の視線に気が付いた原さんが、ばつが悪そうな表情をしたので、私は微笑しておいた。後で原さんにブツブツ文句を言われるだろうけれど、無視しておこう。


「さて、梨花さま。馬車に乗る気力は湧きましたか?」

 原さんが英磨さんを促して、洋間の窓から離れて行くと、私の非常に有能で経験豊富な臣下が声を掛けてきた。

「そうね……」

 私は室内をぐるっと見回した。“史実”では、大隈さんの家は去年焼けてしまったのだけれど、この時の流れではその火事は起こっていない。室内は、11年前にここを訪れた時のままだった。

(ああ、そうか……)

 先ほど頭を過ぎった疑問に回答を与えられたので、私はホッとして頷いた。大隈さんの家のこの洋間に、大山さんと2人きりになったのは、11年前も同じだった。

「いかがなさいましたか?」

 大山さんが、私の眼を覗き込んだ。彼も私も年を重ねたけれど、彼の優しく暖かい眼差しは、11年前と変わりなかった。

「昔のことを思い出していた」

 私は正直に大山さんに答えた。「脚気討論会の直前も、ここで大山さんと2人きりになった。その時のことを思い出していたの」

「確かにそうでした。覚えております」

 首を縦に振った大山さんに、

「あの頃はね、大山さんと2人きりになるのが嫌だったの。……正確に言うと、あなたに“梨花さま”と呼ばれるのが嫌だった」

私は軽くため息をつきながら言った。

「存じておりました」

 大山さんは微笑した。「美しい御名ですのに、なぜお嫌いなのかと、不思議に思っておりました」

「今なら、私が前世で、自分の心を縛り付けちゃったから、嫌いになってしまったんだと分かるけれど」

 私は顔に苦笑いを浮かべた。「でも、脚気討論会のころは、あなたに“梨花さま”って呼ばれると、何となく調子が狂ってしまって、できることなら、あなたと2人きりにはなりたくない、あなたに“梨花さま”と呼ばれたくない、と思っていた」

 だから、この部屋で、大山さんに、“梨花さまと呼ぶのをやめて欲しい”とお願いして断られた時、なぜ彼と君臣の契りを結んだ時に、前世の名前を名乗ってしまったのかと後悔したのだ。だけど……今は、かえってこれでよかったのかもしれないと思う。

「梨花さま」

 我が臣下が、主君(わたし)を呼んだ。

「何?」

「今は……この御名を、どのように感じられておりますか?」

「また、難しい質問を投げてきたわね……」

 私はそう言うと目を閉じた。手元の扇子がどうしても気になってしまって、片手でそれをいじりながら、考えを深めていく。

「嫌いではないな、確実に」

 女医学校で学んでいた頃、“半井梨花”と偽名を名乗っていても、全く不快ではなかった。前世では、“梨花”という名前にどこか引け目を感じていたのにも関わらず、である。正直なところ、もう一つの偽名の“千種薫”よりしっくり来ていた。

 そして、お父様(おもうさま)が名付けてくれた章子という名前。もちろんそれも馴染むのだけれど、前世の名前であり、今の雅号である“梨花”も、私の名前なのだと心から思えるし……。

「うん、……好きだな。私の大切な兄上と、私の大切な臣下であるあなたが、私を呼ぶときに使う名前だから、好き」

「そうですか」

 私の答えを聞くと、大山さんはニッコリ笑った。

「それは、梨花さまがご成長された証ですよ。梨花さまがご自身を縛っておられた鎖を断ち切られたことで、眠っていたご天質が芽吹いた……それゆえでございます」

「天質が芽吹いた、か……」

 私は苦笑した。こんなことを他の人に言われたら、“恥ずかしい”と答えていたかもしれない。けれど、私の大切な臣下の言葉だから、素直に受け取ることが出来た。

「確かに、まだ女性としては、いいえ、淑女(レディ)としては、成長の途中かしらね。この服を脱いでしまいたいとは思わないけれど、裾は何とかしたいもの」

 そう答えると、

「ふふふ……では、この裾の長さに慣れるまで、機会があれば何度でも、通常礼装(ローブ・モンタント)を着ていただきましょう。ドレスを立派に着こなされることも、一国のプリンセスとしては、第一印象をよくするために必要なことですからね」

我が臣下は私に宣告した。こうなってしまっては、彼に逆らうことはできない。私は素直に頷くしかなかった。

「さて、青山御殿に帰りましょうか。……大山さん、エスコートしてくれる?」

 白手袋をはめた右手を前に差し出すと、

「承知いたしました、梨花さま」

初めて私をエスコートしてくれた11年前と同じように、大山さんは私の右手をそっと握ってくれたのだった。

※実際には、この時の式典は早稲田大学の開校式も兼ねているのですが、話がややこしくなるので、20周年記念式典のみにしています。また、式典会場は屋外でした。(「早稲田大学百年史」より)


※なお、大隈英磨さんも、実際にはこの時点で大隈家から離縁されているのですが……拙作ではこうなりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 更新お疲れ様です。 一応増宮様なら1年あれば、十倍ぐらいにはできますよね。20年代のアメリカの株価とか20倍30倍になってますし。
[一言] 更新お疲れ様です。 十重二十重の包囲網(^^;;>ローブ・モンタント 女生徒たちに一声激励を掛けても良かったかな? 『梨花』の名への思いも大分変化したようで何より^^ 次回も楽しみにし…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ