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転生内親王は上医を目指す  作者: 佐藤庵
第27章 1901(明治34)年冬至~1901(明治34)年穀雨
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目黒の西郷さん

 1901(明治34)年2月9日土曜日午後2時半、皇居。

「なるほど、葬儀は“史実”通りに終わった、ということか」

 駐英公使からの電文を読み上げた総理大臣の山縣さんに、枢密院議長の伊藤さんが頷いた。

 先月22日、イギリスのヴィクトリア女王陛下が亡くなった。2月1日にロンドンで葬儀が行われたけれど、ヨーロッパ各国から皇族・貴族・閣僚など、多数の参列者があった。亡くなってから葬儀まで日数が無かったので、日本からは、昨年、清の公使からイギリスの公使に転じた加藤高明さんが葬儀に参列した。

「となると、次の問題は、新王……エドワード7世陛下の腹を、誰が探りに行くか、という話になりますが……」

「さて、なかなか難しいぞ、陸奥どの。李鴻章どのとも、歩調を合わせなければいけない。合わせたとしても、誰を行かせるかという問題は発生しましょう」

 陸奥さんに返す山縣さんの言葉を聞きながら、

(日英同盟のことか……)

私は思いを巡らせていた。

 “史実”では、来年、1902年1月に日英同盟が締結された。イギリスが日本との同盟に応じた背景には、日清戦争によって、清の領土が列強に急速に蚕食されたことがある。特に、ロシアは義和団事件以降、満州を実質的に占領してしまい、イギリスはロシアに対して警戒心を強めた。そして、ロシアに対抗する格好の相手として、日本に接近したのだ。

 この時の流れでは、日清戦争が起こっていないので、清の領土は列強には蚕食されていない。ただ、この極東で、唯一紛争地帯となり得るのは朝鮮である。今は清の保護国になっていて、多少は落ち着いているようだけれど、数年前まで王族同士が殺し合っていた国だから、いつ何があってもおかしくない。現在、ロシアはウィッテさんの主導の下、主に内治に力を入れているけれど、彼が失脚して、万が一領土拡大を狙う人間がロシアで実権を握れば、朝鮮が狙われてしまい、たちまち極東で騒乱が起きるだろう。それは日本・イギリス・清、3国で共通した認識だった。

「選挙のこともあります。外遊の日程を早めに取るか、それとも選挙を早めてしまうか……」

 そう言って顎を撫でた山田さんに、

「選挙を早くする方が良いでしょう。9月初旬辺りで実施すれば」

内務大臣の黒田さんが答える。選挙の管理に関しては、内務大臣の彼の管轄だ。

「となると、その後で、枢密院議長が外遊する、という形をとって、エドワード7世陛下と直接話し合う、ということにすればよろしいでしょうね」

 陸奥さんが微笑んだ。彼の頭の中にある、政治を動かす盤と駒は、次の衆議院選挙の構図を描き始めているに違いない。そして、その先にある、次の枢密院議長になる者の名も、陸奥さんには見えているのだろう。

(立憲自由党が勝ったら山縣さんか黒田さんで、立憲改進党が勝ったら伊藤さんが続投かな……)

 一応、私も予想だけ立てて置く。情勢によって変わる可能性はあるだろうから、あくまで机上の空論だけれども。

「それは分かるけど、万が一、イギリスとの同盟が成る前に朝鮮で事が起こったら、どないするのや?」

 上座の方から、三条さんがのんびりと、しかし的確な質問を投げる。

「万が一、朝鮮にロシアが手を伸ばして事が起こっても、日清が共同すれば撃退は可能です」

 私の隣に座った大山さんが、穏やかな口調で答えた。

「ロシアが朝鮮に陸路で攻め込む経路は、清の近代化された陸軍が、着々と防備体制を整えつつあります。現実的なのは海路からの侵略ですが、清の海軍と我が艦隊を合わせれば、トン数はロシア全艦隊のそれを遥かに上回ります。しかも、現在、ロシアの目は完全に内政に向いているので、軍艦の起工計画も、“史実”よりほぼ2年遅れている状況です。当方は、来年“三笠”が竣工すれば、戦艦は6隻が揃います。巡洋艦は“史実”より4、5隻少ないですが、それも今年中には完成します」

 参謀本部長の斎藤さんがこう述べると、

「“史実”より足りない分は、補強された清の艦隊に任せればよい。我々の方針は、日清連合してロシアに当たること……」

国軍次官の桂さんが横から言う。

「“史実”より少ない隻数を、“史実”より長い時間をかけて揃えたのだから、財政面では非常に助かりましたな」

 大蔵大臣の松方さんが、重々しい口調で付け加えた。帝国議会が創設されてから10年、“史実”と違って、予算関係の審議がスムーズに進んだことで、財政的にもかなりゆとりを持った軍備増強が可能になったらしい。……無理やり理解したので、これ以上詳しいことはよく分からないのだけれど。

「ふふ、斎藤のおかげで、日清ともに最新装備を持つ軍艦を持てているし、艦隊運動も、両軍、著しく進歩している。訓練を重ね、運用を間違えなければ、海ではロシアにそう簡単は負けませぬよ」

 国軍大臣の山本さんがほくそ笑み、斎藤さんがそれに黙って一礼する。“史実”の記憶を持つ斎藤さんは、私と出会う前から、“史実”に基づいて、上層部に大量の意見具申をしていたらしく、それによって軍艦の設計が、“史実”とは少し変わっているらしい。“衝角”というものが無くなったということだけれど、私にはよく分からなかった。今度斎藤さんとゆっくり話す機会があれば、確認しないといけない。

「なるほど。イギリスと同盟するにしても、やはり“史実”通りの時期か。それならば、国内の人事を安定させてから同盟の交渉に取り掛かる方がよいな。では、先ほど黒田たちが言った日程で選挙をするよう、内々に準備に取りかかれ」

 お父様(おもうさま)の言葉に黒田さんは一礼し、

「正々堂々、建設的な議論を重ねましょうぞ、陸奥どの」

「ええ、望むところです。増宮さまの時代のような、姑息な揚げ足取りや煽り合いなどはせずに、正々堂々とした議論をしましょう」

与党・立憲改進党の党首の大隈さんと、野党・立憲自由党の総裁の陸奥さんが頷き合う。

「そんな程度の低いことをやっていたのか、梨花の時代は」

 兄が驚いたように呟くのに、

「どうやらそうみたい。だんだん、それが分かってきた」

私は軽くため息をつきながら答えた。なぜ、今の方が、私の時代より、議会で建設的な議論が出来ているのだろうか。もちろん大隈さんと陸奥さん、その他梨花会の面々のおかげだけど、未来の記憶を持つ人間として、なんだか申し訳ない気持ちになる。

「殿下がた、もしよろしければ、この後、吾輩と陸奥どのとの論戦を聞かれますか?」

 大隈さんの誘いに、

「お言葉はありがたいんですけど、またの機会にさせていただきます」

私は軽く頭を下げ、お断りをした。

「どうやら本当に何か先約があるようです。どのようなご用事が?」

「陸奥さん、人の表情を勝手に読まないで下さい。今日は梨花会が終わった後、ベルツ先生について、実習をするんです」

 私は陸奥さんに抗議した。ただ、表情を読まれたこと自体は、大山さんに減点されてしまうだろう。

「一緒に話を聞けないのは寂しいが、梨花、実習に励んで来いよ」

 兄の言葉に、私は黙って頭を下げた。


 午後4時。

 いったん青山御殿に戻った私は、診察道具を揃えると、千夏さんと、待っていたベルツ先生と一緒に馬車に乗り、西郷さんの別邸がある目黒村にやってきた。今日はベルツ先生が西郷さんの往診に行くというので、可能ならば、診察に立ち会わせてもらおうと思ったのである。胃の手術から半年以上が経過し、西郷さんの体調はほとんど回復しているということだけれど、国政に復帰するという話がまだ出てこない。なので、私自身の眼で、西郷さんの体調を確かめようと考えたのだ。

 馬車は西郷さんの別邸の近所に停め、千夏さんにはその中で待っていてもらうことにした。今日は、皇族ではなく、“ベルツ先生について実習をする東京女医学校の生徒”として西郷さんの別邸を訪れる。大山さんを通じて、西郷さんにもそう伝えてもらった。だから、皇居から青山御殿に戻ると、髪型はポニーテールからシニヨンに変えた。別邸には私を見知った職員はいないということなので、“増宮がシニヨンをしている”という認識は、広がらないで済むだろう。

 歩いて西郷さんの別邸の門をくぐり、日本館へと足を踏み入れる。私はベルツ先生の後ろについて、西郷さんがいる居間へと向かった。目黒と言えば、私の時代では“都心”に分類されるような場所だけれど、この時代は、耕作地もたくさん残っている、のんびりした場所だ。のどかな雰囲気に満ちた庭園を眺めながら廊下を歩いていると、前から外国人が2人やって来た。先頭に立つ、白い立派な顎ひげを生やした老年の男性は、バケツのような形の黒い帽子をかぶっていて、足首までの長さの黒い服に、同じ色のゆったりした上着を着ている。その後ろに立つ若い男性も、帽子は被っていないけれど、老年の男性と同じ格好をしていた。

 と、

「これは、ベルツ先生」

老年の男性が、ベルツ先生を見て軽く頭を下げる。「西郷閣下の往診ですか」

「はい、ニコライ殿。ニコライ殿もお元気そうで何よりです」

 ベルツ先生も、老年の男性に向かって一礼した。

「その後ろのお嬢さんは?」

「ああ、東京女医学校の生徒です。今日は一日、実習で、私の往診についてもらっているのですよ」

 ベルツ先生がそう言って、私の方にちらっと眼を向ける。

 この外国人の老人には、会った記憶は全くない。ただ、その後ろにいる若い男性が、なぜか、どこかで見たことがあるような気がする。外国人の男性と会う機会なんてほとんどないし、あの吊り上がった目と眉なら、会ったことがあれば絶対に覚えているはずだ。ただ一つ言えるのは、私の正体がバレると、とてもまずいことになりそうだということだったので、

「はじめまして、半井と言います」

私は偽名を名乗り、2人に向かって深々とお辞儀をしておいた。

「正教会の、ニコライです」

 老年の男性は、私にこう名乗った。

(ということは……)

 この人が、駿河台の正教会の主教・ニコライさんであるらしい。西郷さんの亡くなったご長男が、正教会で洗礼を受けたので、ニコライさんと付き合いがあると、西郷さん本人から聞いた記憶がある。

「では、閣下の診察がありますので、これで」

 ベルツ先生がニコライ主教に再び頭を下げると、

「そうですね。では、これで……さ、ゲオルギイ君、行こう」

ニコライ主教は、後ろの若い男性を促して、私たちの来た方向へと去っていった。

(あの若い男、どこで見たんだろう……)

 考えていると、西郷さんの居間の前に着いた。

「閣下、失礼致します」

 ベルツ先生が部屋の中に声を掛けると、

「おお、ベルツ先生ですか。入ってください」

西郷さんの声が聞こえた。昨年6月の手術以来、久しぶりに聞く声は、相変わらず、少しのんびりとした調子だった。

 ベルツ先生は廊下に面した障子を開け、部屋の中に入った。私も続いて室内に入ると、ベルツ先生の横に正座して、西郷さんに深く一礼した。

「ああ、本当に来て下さった。お久しぶりです、増宮さま」

 頭を上げると、久しぶりに見る西郷さんの微笑が目に入った。


「で、()()()の出来はいかがですかな、ベルツ先生?」

 一通り取った西郷さんの身体所見を、ベルツ先生にも確認してもらうと、西郷さんが服を整えながらベルツ先生に尋ねた。

「所見はきちんと取れていますが、まだ手技に不慣れな箇所が見受けられます」

 ベルツ先生は答えた。「それから、何が正常で何が異常か……自信を持って判断が出来ないところがありますね。しかし、これは経験を積めば解決する問題です」

「なるほど」

 西郷さんは満足げに頷いた。

「しかし、()()()の診察の通り、閣下の身体には、特に異常は見当たりません。それは、太鼓判を押させていただきます。……では、閣下、私は一旦下がります」

 ベルツ先生は一礼すると、部屋を出ていった。

「……また一段と、お美しくなられましたなぁ」

 私と改めて向かい合って座ると、西郷さんはこう言った。

「ありがとうございます」

「よい表情です。弥助どんも言っておりましたが、その髪型が本当によく似合っておられます」

「女医学校に行く時以外は、この髪型では外に行かないんです。参内の時も、昔の髪型ですから……今日は、女医学校の生徒としてベルツ先生に付いていく、という大義名分が出来たし、ここは別邸で、西郷さんの他に私を知っている人がいないから、シニヨンで来ました」

 私が答えると、西郷さんは目を細めて、何度も頷いた。手術の直後より、少し頬の膨らみが減っている。そう言えば、身体も少しほっそりしたようだ。

「西郷さん……少し、痩せましたね。食事は取れているって言ってたけど……」

 どのぐらいの量を食べられているんですか、と尋ねようとした瞬間、

「まだ一度に多くの量は食べられませんが、その量も増えてきました」

西郷さんは微笑みを崩さずに答えた。

「取れる食物の種類も増えて参りました。山縣さんの胃痛の時の食事療法が参考になりましたな。それから、増宮さまの言う通り、貝類や肉・魚、ほうれん草など、貧血の予防になるものも食べております」

「そうですか。鉄剤は、長井先生に頼んで作ってもらいましたけど、ビタミンB12は、まだ発見出来なくて……」

 私は無理やり笑顔を作った。胃を切除すると、鉄分や、私の時代でいうビタミンB12の吸収が悪くなってしまい、何年かすると、貧血が起こりやすくなってしまうのだ。だから今は、食事から、それらの栄養素をなるべく取ってもらうよう西郷さんにお願いしている。吸収が悪くても、口から食べる量が多ければ、体内に取り込まれる鉄やビタミンB12が増えて、貧血が何とかなるケースもあるのだ。ただ、本当は、内服薬や注射薬が開発できるのが一番である。

「いつか、食事の内容を気にせず、好きなものを食べてもらえるようになるといいんですけど」

「ははは……、そうなると、手術の前より太ってしまいますな。今も少しずつ、目方は重くなっているのですが」

「流石に、手術前より太るのはダメですねぇ……」

 答えながら、少しだけ、胸が痛くなった。先ほどの診察でも、西郷さんの身体には異常はない。貧血になっている所見も無かった。それなのに、西郷さんはまだ国政に復帰しようとしない。

(ほかにまだ、見落としている所見が?それとも、所見には現れないところで、体調不良が起こっている?もしかしたら、本当は食事の摂取量はそんなにないけれど、西郷さんが私を心配させまいとして、嘘をついているとか……)

 そう思った時、

「一方ならぬご心配をいただいて、ありがとうございます」

西郷さんが私に軽く頭を下げた。「御自らご診察までしていただき……きっと、なぜわしが国政に戻らぬのかと、ご心配なのでしょう」

 私は黙って頷いた。やはり、この小娘の心の中など、経験豊富な人間相手ならば、たちどころに見抜かれてしまうようだ。

 すると、

「権兵衛の思う通りに、国軍を采配させてみたいのですよ」

西郷さんはこう言った。

「え?」

「わしがおっては出来ぬことが、権兵衛にはあるでしょう。それに、桂も児玉も斎藤も、今の力量で大臣が務められる人材です。わしがいつまでも大臣の椅子にかじりついておっては、折角の人材が無駄になります」

「だから、国政には出て来ないと?」

「いずれ、梨花会には出席いたしますが、大臣を務めるつもりはありません。もちろん、ロシアと戦になれば、(おい)が出ていかねばならないでしょうが、それまでは悠々自適の日々を送らせていただこうかと思っているのです」

「そうですか……」

 私は頷いた。どうやら、体調が悪いという訳ではなく、西郷さんには、西郷さんなりの考え方があって、別邸に引きこもっているようだ。それならば、出来る限り、彼の考えを尊重する方がよいだろう。

(ただ、別件で引っ張り出される可能性はあるんだよね……どういう決着になるか分からないけど、大臣ではないからいいのかな?)

 そう思いながら、

「……今日の梨花会でも少し話題に出ましたけれど、やっぱり、ロシアとは戦争になる可能性はありますか」

私は西郷さんに確認した。

「今の極東の安定は、ロシアの政権の中枢にウィッテどのがいるから保たれているもの。彼以外の人間が実権を握れば、必ずロシアは朝鮮に手を伸ばそうとします。とは言え、もし戦争が起こったとしても、その後の様相は“史実”とは変わりましょうが」

 西郷さんはそう言うと、クスッと笑った。

「想像は余りつかないですけれど、清が味方になるし、清軍の近代化も完成したから、兵力的には“史実”より有利になりますよね。それから、レーニンが日本にいるから、共産主義がロシアではびこらないだろうということは分かります。でも、それって、ロシア国内が戦争の時混乱しづらいということにもなるから、短期的な局面だけ見ると、日本と清に不利に働くんじゃないかと思いますけれど……」

「スターリンも日本に呼んでおりますから、ロシア国内で共産主義がはびこることはありますまい。ロシアを混乱に陥れる手は他にもありますので、そこはご心配には及びません。いずれにしろ、万が一戦争となれば、全力で戦い、さっさと和議に持ち込まねばなりませんな」

「そうですね……」

 私は頷こうとしたけれど、西郷さんの言葉を頭の中で反復して、首を傾げた。

「あの、西郷さん?“スターリンも日本に呼んだ”って言いました?」

「言いましたよ」

 私の質問に、西郷さんはニコニコしながら返した。

「い、一体、どこにいるんですか、スターリンは。まさか、レーニンと一緒に、ヴェーラの所にいるんじゃないでしょうね?」

「違いますよ。東京におります。先ほど、増宮さまもお会いになったと思いますが」

「は?」

 西郷さんの言っていることが、よく分からない。眉をしかめると、

「先ほど、正教会のニコライ主教とすれ違われたでしょう。(おい)の見舞いに来てくれたのですが」

と、西郷さんが本当に楽しそうに言った。

「ええ」

「彼と一緒にいたのがスターリンですよ。今は、ゲオルギイ修道士と呼ばれておりますがね」

「え、えええええええええええっ!」

 道理で、“見たことがある”と思った訳だ。衝撃の事実に、開いた口が塞がらない私を見ながら、西郷さんは心底おかしそうに笑い続けたのだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] >ゲオルギイ修道士 綺麗なスターリンもとい、ゲオルギイ修道士爆誕! ここで、爆弾が炸裂しましたか。梨花様の狼狽ぷっりが 目に浮かびます。従道さん、狙ってましたね?
[一言] 私は男なので、この時期の海軍となるとどうしてもドレッドノート級戦艦を作者様がどう扱うかが気になっています。 ただ、書きたいことを書きたいように書くのは、書く人の権利ですし、ここら辺の軍事技術…
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