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死を恐れず


 左翼側に現れた王国の軍勢の指揮官はアロルド・アークスに間違いはないだろう。

 先程まで戦っていた王国の兵とは動きがまるで違うことから推測できる。

 数は一万と言った所だが、それほどの数の軍勢がどうやって私や帝国の兵に気付かれずにやって来られたか、そして、どうやって我々の側面を突くことができたか……


「ドブネズミにでもなったということか」


 なにせ全員が全員泥まみれで、つい先ほどまで地面を這いずり回ってきたような有様なのだから、私以外にも、この戦場にいる者の殆どがそんな感想を抱いただろう。

 だが、それによってアロルド・アークスの率いる軍勢は我々に気付かれることなく接近できたのだろう。

 考えてみれば何の事はない。兵の見た目を土に紛れることが出来るように汚して、目立たぬように這って移動させただけだ。

 説明すれば何のことは無い。むしろ間抜けのようにも見える。ただ、異常なのはそれを一万の兵に徹底させ、誰一人としてしくじることなく奇襲を成功させた統率力だ。

 一体どれほどの距離から這って移動させていたのか想像も出来ないが、こちらに気付かせないためにかなり距離を取っていただろう。

 冬の地面の上を音を立てぬように静かに這って移動するなど相当な苦痛だろうに、それをやらせることが出来る時点で相当な人物であることは分かる。

 私などが、そのような命令を下そうにも従うものはいないだろうし、従わせることも出来ないが、アロルド・アークスはそれが出来るということだ。

 私にもそれくらいの器量があれば、もっと楽に事を進めることが出来たのだがな。


「今更言っても仕方ないことか。……右翼のオワリの兵を左翼に回す。左翼の兵は進軍を止め、側面からの襲撃に備えさせろ。銃兵を側面に展開し待機。騎兵は迂回し、銃兵の射撃後、側面から攻めてくる王国軍の横腹を叩け。前方の王国軍に対しては中央と右翼の兵で対処、前進せずにその場で防御陣形を取らせろ」


 言い終えた後で私はしくじったことに気が付いた。指示が細かすぎたのだ。

 私の言葉を聞いた近習の兵が太鼓を持った兵士に指示を伝えているが、どこまで正確に伝えてくれているか怪しいものだ。

 前方の王子が率いる王国軍は逃げ腰なので、今の所はさほど恐ろしくはないが、側面のアロルド・アークスの率いる軍勢の動き次第では意気を取り戻すかもしれない。

 なるべく頭を押さえておきたいところだが、下手に前に出てこちらの陣形が縦に伸びると側面の守りが弱まり、側面からの攻撃に弱くなる。

 今の所は前へ出るのは控え、側面からの攻撃をしっかりと受け止め、向こうの気勢を削ぐ。そこから、ゆっくりと押し潰す。

 最悪なのは流れで戦うこと。

 最善は状況を流動的に動かさず段階的に処理していことだ。流れに任せれば勢いのある方が勝つが、それは避けたい。勢いで言えば、向こうが勝っているのだから。


「殿下、リンゼイ伯爵の隊が突出しています」


 太鼓の音が聞こえなかったか、それともこちらの指示を弱腰と判断し、従う価値が無いと思ったのか、どちらにしろ私の目にも、動き出しているリンゼイ伯爵の騎兵隊が見える。

 こうなってはどうしようもない。彼は切るしかないだろう。彼に気を使ってズルズルと動くのが一番良くない。早々に彼を切り捨て、状況を定める。

 幸いリンゼイ伯爵について行かなかった騎兵隊も多い。まだ立て直しが効く状況だ。


 側面から泥まみれの王国兵が迫ってきているのが見える。

 装備は極端な軽装だ。這って移動する都合上、装備を軽くしなければ移動速度が確保できなかったのだろう。だが、悪くない選択かもしれないな。なにせ、軽い分動きが速くなるのだから。

 とはいえ、多少身軽になったところで銃弾を避けられる者などは早々いない。身軽になって効果的なことと言えば……


「奴等、味方が倒れてるのに突っ込んできています!」


 近習の兵が私に報告するが私にも見えているので言う必要はない。

 泥まみれの王国兵はこちらの銃兵の一斉射撃を食らい次々に倒れていくがそれは先頭を走る者達だ。先頭が倒れても、次の兵が距離を詰めて走りながら手に持った銃を撃ってくる。

 銃は当然、相手との距離が縮まれば縮まるほど命中率が高くなる。王国の兵はこちらが装填をしている最中に、一気に距離を詰めて射撃してくる。重い装備ではこうも簡単にはいかないだろう。身軽な装備であるから、距離を詰めて命中率を高めることが出来るのだ。


 距離を詰めたとて、一発か二発撃ったところで、こちらの銃兵に撃ち殺されるという結末は変わらないが、向こうの兵には死に対する恐れが感じられないのが不気味だ。

 戦場で華々しく散るのが一番良い死に方のように思っているようにも見える。死を恐れない兵というのは危険だ。そして兵を使い捨てられる指揮官も。

 そんな奴らを相手にして銃で延々と撃ち殺していた所で戦意を折ることは出来ない。銃弾では相手に与える死の恐怖が足りない。砲弾や魔法による派手な殺戮が無ければ、向こうの戦意は折れないだろう。


「大砲を左翼の敵に向けて放て」


 とにかく、死を恐れずにこちらに突っ込んでくる王国兵の勢いを多少でも削ぐ必要がある。

 大砲の着弾の衝撃と音で多少は向こうの兵士も正気に戻せるはず。もっとも、アロルド・アークスの率いる兵も大砲を用いるから、慣れのせいで効果のほどは期待できないが。


 太鼓の音が鳴り響き、私の後方に位置する場所から砲声が鳴り響き、直後に左翼の王国軍に向かって着弾し、数名の兵士を肉片に変える。

 陣形を組んでおらず兵士が各個に突撃してきているせいで思ったよりも数を減らせていない。


「見込み違いか、それに……」


 アロルド・アークスの率いる兵は大砲を現地調達で作成できる。

 何時撃ってきてもおかしくは無かったが、ここにきて向こうもようやく準備を整えたようだ。


「自軍に大砲が着弾――」


 近習の兵の報告を遮り、砲弾が私のもとに迫ってきていたが魔法使いの〈マジック・シールド〉がそれを防ぐ。

 高い報酬を払って連れてきたのだから、魔法使いにもこれぐらいは働いてもらわないと困る。だが、どこまで持つか、そう思った時だった――


 ――左翼の帝国兵が爆発に飲み込まれ薙ぎ倒されたのは。


 何があったのか、私がその直前に目にしたのは飛来してくる樽だった。

 その中から霧が噴き出て、直後に大爆発が起こった。私の目に映った限りでは霧に火が着いたようにも見えたが細かいことはどうでも良い。そんなことより、左翼の兵が一気に薙ぎ倒された方が問題だ。

 動ける銃兵がどれだけいるのか、私の位置からは分からないが、それはこの際置いておくべきだ。とにかく、態勢を立て直す必要があるが、現状では無理だ。

 下手に立て直そうとすれば動きが遅れる。その隙を突かれれば、元も子もない。

 オワリの銃兵はようやく右翼側から左翼側に到着した、ネレウスの率いる騎兵も問題は無い。後は――


「重装騎兵を出せ」


 虎の子の重装騎兵だ。

 銃弾も通さない鎧を纏い、馬も最高の物に鎧を着せている。速度は普通の騎兵とは比べられないほどに劣るが、硬い装甲に守られ突破力では普通の騎兵を上回る。馬に乗ることで機動性は確保できるので歩兵よりも頑丈な鎧を身に纏えるのが重装歩兵の強みだ。当たり所が悪くなければ銃弾程度で怯みすらしないだろう。


 太鼓の音が鳴り響き、重装騎兵が私の背後から走り出し、左翼の敵に向かって突進していく。援護は無いが、それでも最低限の仕事はしてくれるはずだ。捨て駒と言う仕事くらいは――


 今までの戦闘を考えるとアロルド・アークスの率いる兵と騎兵の相性は極めて悪い。それは向こうの魔法使いが用いる石壁を生み出す魔法だったり落とし穴を掘る魔法のせいだ。そのせいで騎兵は簡単に動きを封じられる。重装騎兵を出したところで、それは同じだろう。だが、それでいい。


 私の視線の先では敵に向かって突進する重装騎兵が次々と落馬していく。

 原因は突然足元から現れる石壁のせいだ。それに馬が躓き転倒し、馬上の兵が落馬する。

 予想をしていなかったわけでは無い。こうなることは最初から想像がついていた。だからこその重装歩兵だ。

 落馬して地面に転がる重装歩兵に向かって、こちらに向かって進んできていた王国の銃兵が言ったん立ち止まり一斉射撃をする。だが、放たれた弾丸は重装歩兵の分厚い鎧を貫くことは出来ない。

 こちらを仕留めきれずに戸惑う王国兵を後目に左翼に辿り着いたオワリの銃兵が斉射を掛けた。銃の性能は向こうが上だろうが、射手はこちらの方が上だ。

 放たれた弾丸はこちらに向かって進んできていた王国兵の先頭を撃ち殺し、敵の勢いを一時的に削ぐことに成功したようだ。とは言っても、本当に一時的な物だ。これでどうにかなる物でもない。


「厳しいな……」


 判断を間違えた可能性は無くも無い。

 もっと一気呵成に向こうの王子の首でも挙げていれば状況は変わっただろうが、それをすればこちらの損耗が大きくなりすぎる。本国の援軍をすぐには期待できない現状で兵を減らすのは危険だ。

 アロルド・アークスが来ないと思っていたのが一番の間違いだな。自分に都合の良いことと目先のことしか考えなかったのが問題だ。


「殿下、ネレウス殿の騎兵が突撃していきます」


 近習の兵の言葉を聞き、私が左翼側を見るとオワリの銃兵の斉射から間髪入れずに敵に向かって突撃するネレウスの騎兵隊の姿が見えた。

 ネレウスを先頭にした騎兵隊の突撃は凄まじく、左翼の敵兵は蜘蛛の子を散らすように逃げ回っている。先頭を走るネレウスは身の丈ほどの長さを持った大剣を馬上にて振りまわし、一瞬で数名の敵兵を斬り伏せている。

 その姿に味方の兵が歓声をあげている。これで士気は上がったが……。


「しくじったな。全軍を一旦後退させろ」


「は? 左翼の兵は散り散りになり、側面の脅威は無くなりました。今の内に正面の敵を――」


「それが出来る状態だと思うか?」


 士気が上がったのは良い。だが、興奮させてしまったのはマズい。

 散々に怯えさせられた我が軍の兵の一部がネレウスの騎兵隊の活躍に触発され、逃げる左翼の敵を追撃するように動き出している。そのせいで、密集状態にあった我が軍は左側に伸びており、先程までは正面に捉えていたはずの敵に対して横っ腹を見せているのと同じ状態になっている。

 こうなると、正面に対して攻撃を仕掛けるにしても、横に広がった状態で範囲は広いが密度の薄い攻撃しかしかけられない。そうなると敵陣を突破して王国軍を崩すのは難しいだろう。

 アロルド・アークスの率いる兵も加わった以上、こちらの方が明らかに兵力が少ないのだから、兵を散らばらせたところでジリ貧になるのは目に見えている。現状では兵力を集中させた一点突破しか方法はないだろう。


 もっとも、それ以前におかしいところがあるのだがな。

 先程までは死を恐れず狂ったように突撃を仕掛けてきた王国兵が騎兵に追い立てられた程度で逃げ惑うだろうか?

 どうにも可笑しい。

 ということは仕込みだろう。そう考えた方が自然だ。

 単純に左翼の兵は囮であり、こちらの兵を引きつけ横腹を突くための捨て駒だ。

 全ての兵が指揮官の思い通りに動くわけでは無い、揺さぶりをかければ前線の兵は容易く揺れ動くのだから、策に嵌ったとて仕方がない。問題はこちらの判断が甘かったことだ。


「後退は出来るか?」


「いえ、それは……」


 見える範囲では無理そうだ。

 オワリとネレウスの兵は戻ってきているが、我が軍は全体的に左に寄った形であり、多くの兵が左側を向いており、正面の王国軍に対し横腹を見せているのが良くない。

 こちらの状況を考えれば、向こうの狙いは正面からの突撃だろう。


「こうなってしまった以上はやるしかないな。お前も覚悟を決めると良い」


「殿下、それは、どういう――」


 私の言葉の意味を近習の兵が聞き返してくるが答えてやれそうにない。

 なぜなら王国の本陣付近から砲弾が飛来し、着弾したからだ。

 王国側で大砲を持っているのはアロルド・アークスくらいだったはずだ。そうなると、やはり左翼側は囮でアロルド・アークスは正面にいるということだろう。


「敵が突撃を仕掛けてくるぞ。魔法使いは〈マジック・シールド〉を張り、砲撃を防げ。銃兵はその場に留まり射撃隊形を取らせろ。騎兵は銃兵の射撃後に突撃してくる敵を迎え撃て。ただし脚を止めるな。突っ込んでくる相手に向かって自分たちも突っ込め」


 止まっていれば加速をつけた騎兵の攻撃は受けきれずに押しつぶされるだけだ。

 こちらも同じように加速してぶつかり合う。そちらの方が王国側にも被害を与えられるだろうし、こちらの被害も少なくなるだろう。とはいえ、それも運だがな。


 やがて、雄叫びが聞こえ出す。

 私の目には王国の兵がこちらに向かって突撃してくる光景が映る。

 その先頭にいるのは、いつぞやの黒鎧の男の姿があった。


「なるほど、やはり精鋭だな」


 黒鎧の男は銃騎兵を率い、射撃隊形を取るこちらの兵になど目もくれずに突っ込んできた。

 直後に黒鎧の男が率いる銃騎兵が馬上で銃を撃ち、こちらの銃兵に対して先制を取る。

 動揺が走り、乱れるこちらの兵に対して、黒鎧の男は巨馬を走らせ一気に距離を詰めると、手に持った槍のようにも見える巨大な何かを振るい、一瞬にしてこちらの最前列の銃兵数名を肉塊に変えた。

 恐ろしく速い馬に恐ろしいほどの腕力としか言いようがない。姿は人間だが中身はとてもじゃないが人とは認められないな。生き物として強すぎる。

 それに僅かに遅れてこちらの陣に突っ込んできた銃騎兵も相当な精鋭たちであり、奴等が突撃を仕掛けてきた場所は何も出来ずに食い破られている有様だ。


 こちらは射撃のタイミングを外され、射撃後に飛び出すはずだった騎兵が右往左往している。

 左翼側に伸び切った陣形のせいで、全く戦いに関われていない兵がいるのもマズイ。特に左翼の銃兵は夢中になって逃げる王国兵を追い立てていたせいで戦線に復帰するには距離がありすぎる。

 左翼は使い物にならない以上、捨てる他ない。


 そうこうしている内に王国の後続の兵がこちらに迫ってきている。

 黒鎧の男に気を取られ過ぎだ。とにかく銃騎兵と黒鎧の男がいる場所は捨てるべきだろう。

 指示を出そうにも乱戦の中で太鼓の音が聞こえないのがもどかしく、細かい指示を伝えられないことが苛立たしい。


 私がそんなことを考えている内に黒鎧の男と男が率いる銃騎兵は陣形の中ほどまでに食い込んでいた。

 凄まじい暴れぶりとしか言いようがない。なにせ黒鎧の男が武器を一振りするだけで数人が消し飛ぶのだから抑えようが無い。

 銃兵は外せば一瞬で終わるし、奴を止めようとした騎兵は馬ごとの奴の武器で文字通り叩き潰され、ひしゃげた姿を晒して屍に変わった。


 なるほど暴力の化身というやつだな。

 思えばケチの付き始めは奴がこうやって突撃を仕掛けてきたことからだったな。

 あの時は逃げるために突撃してきたが今回は私の首を取りに来るか。人に渡すような首でもないので、それは遠慮したいものだ。私としてはなるべくひっそりと野垂れ死にたいのだがな。


「殿下、両翼の兵も押し込まれています!」


 数が少ないのと機先を制することが出来なかったこと、そして黒鎧の男が突撃を成功させたことで向こうの戦意が折れなかったせいだな。こちらは思い通りに事が進まなかったせいで、勢いが削がれたのが良くなかったか。


 この状況で逆転の目は――


「撤退だ」


 逆転の目は無い。

 数で負け、勢いで負けていれば、そうそう逆転は出来ない。

 ここで意地を張って無理をすれば全滅もありうる。こちらは幸いなことに戦闘に加われていない左翼側の兵が生きているので立て直しは出来る。もっとも、そうなれば本国からの援軍が来なければ攻勢に出ることは不可能になるが、それでも、全滅してこれまでに占領した地域を明け渡すよりはマシだろう。


「左翼の兵はそのまま離脱させろ。敵と交戦状態の兵はそのままで、交戦状態ではない後方の兵には撤退の指示を出せ」


「殿下、それは……」


 諦めが早すぎるとでも言いたいのだろうが、悪いが諦めが早すぎる方が良いはずだ。失ったものを簡単に補充できる状況じゃないのだから、可能な限り安全策を取っても良いだろう。

 交戦中の兵に関しては申し訳ないが、そのまま捨て駒になってくれ。後ろの兵が逃げるのを見て逃げ出すのは構わない。むしろその方が良いくらいだ。逃げ惑うお前たちに阻まれて、王国は撤退する我々を追う脚は鈍るだろうからな。


「殿下、撤退は本気ですか? ここまで来て撤退など……」


「ここまで来たから撤退なのだ。私とお前では見ている物が違うので分からないんだろうがな」


 近習の兵は私が決定を覆すのを願っているようだが、私が決定を覆すと数時間後には私とお前の首は黒鎧の男に刈り取られて晒し者になっているだろうが、それを予測は出来ないようだ。

 オワリとネレウスには何も言う必要はないだろう。彼らは私の決定には疑問を挟まないからな。


「早々に撤退するぞ。前線が敵を押しとどめ、黒鎧の男がこちらに辿り着かない内に準備を急がせろ」


 この戦場では勝ちを拾うのは無理だ。

 戦場を変え、我々が勝てる場を選び、そこで勝利する。それ以外に勝ちを拾う目は無さそうだ。

 兵さえいればなんとでもなる。今日の所は撤退させてもらうとしよう。次に勝つために。






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