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やって来たのは

 部屋の中では未だにエリアナさんとイーリスが揉めているけれども、そっちはもう処置なしだね。

 結局の所、イーリスは魔族みたいだけど言っていることが良く分かんないんだよね。


「だから、死にかけで精神だけの存在だった魔族が私に乗り移って、あたしの身体を魔族に作り替えたの! さっき言った魔法だって、ほとんど体質みたいなものだから制御とかできないのよ。だからあたしは悪くないわ! あたしだって被害者よ!」


「うーむ、その理屈は通るのだろうか?」


「通るわけないでしょ、もういいからヒルダはイーリスを縛り上げでもしておいて」


「はぁ? なんでそうなんのよ。同じ学園に通っていたよしみで、見逃してくれたって良いじゃない!」


「あなたがもう少し殊勝な態度でいたら、私も過去は水に流して仲良くしてあげても良かったんだけどね」


「私は一応イーリスの騎士であるから、イーリスに手荒なことをするのはちょっと……」


 ヒルダさんは真面目だなぁ。融通が利かないだけかもしんないけど、もうイーリスは良いんじゃない?

 こんだけ元気があれば、きっとどんなとこでも生きていけるよ。だから、放っておいても良いと思うんだけどな。


「いい? あたしとウーゼル殿下が結婚しないとウーゼル殿下の子供は生まれないのよ? ウーゼル殿下が王様になったとして、そうなるとその後が困るじゃない。だから私を助けておいた方が良いわよ」


 だそうですけど、助けるべきなんでしょうかね。

 つっても、なんか良く分からん人達がやってきてしまったようだし、助けるにしても難しいかも。

 もう、部屋のドアの所まで来ているしどうしたもんだろうね。


「聖騎士団である! イーリス・エルレンシアの身柄を預かりにまいった!」


 部屋のドアが力強く開けられ、ドアの外にいた男たちが部屋の中に入ってくる。

 数は四人で、全員が白い鎧を身にまとっているわけだけど、これって聖騎士の鎧とおなじものだね。

 じゃあ、この人たちは聖騎士ですか? ……って、さっき入ってくる時に名乗ってたよね。最近、物忘れが激しくてのぉ、仕方ないんじゃ。

 ――でもさぁ、俺がこの間見た聖騎士の奴らは全員が全員ヤバい雰囲気を放っていたけど、この人らはそういうのが全くないから、聖騎士とすぐに分からなくても仕方ないよね。


「女性の私室に無断で入ってくるとは無礼であるぞ!」


 おや、さっきまでの駄目そうな感じからヒルダさんがキリッとした感じになりました。

 腰の剣に手をかけ、いつでも抜けるぞって様子ですが、そんなに物騒にならなくてもいいじゃんね。


「おやめになって、ヒルダさん。彼らは使命を果たすためにやって来たのですよ。それを邪魔してはなりません」


 あ、エリアナさんが猫被ってる。となると、イーリスは――


「……お待ちしておりました。覚悟はできているので、どうぞこの身を御連れください。私の身の潔白を証明できるのならば、どのような責めも甘んじて受け入れます」


 イーリスの方も猫を被っていますね。いやぁ、この期に及んで世間体の方が大事とか凄いわ、イーリスさん。

 まぁ、どうにもならなそうな状況だし、ここで見苦しい姿を晒すよりは潔いほうが見てる方としても良いんだけどさ。


 さて、こうなると俺らはどうすりゃいいのかね?

 当初の予定だとイーリスが死なないように立ち回るって感じだったけど、それってイーリスが人間であるという仮定があったからだよね。

 魔族のイーリスを庇う義理まではないように思うんだよな。だって、魔族のイーリスを庇うと俺たちまで魔族って疑われるし、魔族と疑われると生き辛くなりそうだから遠慮したいね。


 だから、俺らは何もせず、このまま聖騎士?らしき人たちにイーリスが連れていかれるのを見送れば良いだけだと思うんだけど――


「お待ちください」


 意外なことにカタリナが呼び止めました。


「差し出がましいこととは思いますが、どこへ連れていかれるのか、伺ってもよろしいでしょうか?」


「答える義務はない」


「いいえ、あるはずです。本来の手順であれば、まずは連行せずに仮調べを行い、魔族であるという可能性が高ければ連行し本調べを行うはずですから」


 へぇ、そうなの?

 まぁ、いきなり連行とかすると間違ってても間違ってましたとか言い辛いし、多少は慎重にやるよね。

 つーか、俺も調べるのはここでやるとか聞いた気がするぞ。誰から聞いたかは忘れたけど、その取調べの時に聖騎士に無茶させないようにって話だったよね。

 でも、いきなりイーリスがどっかに連れてかれたらそれは無理だし、無理なことは頼まれないよな。でも、頼まれてるってことは基本的にイーリスはここから出て行かないはずで――


「イーリス・エルレンシアが魔族である可能性は極めて高い。よって速やかに取り調べを行い、この者が魔族であるかを明らかにする必要があるため、本来の手順を簡略化したのだ」


 可能性っていうか、本人が言うには魔族なんだけどね。

 俺は、つーかエリアナさんもイーリスがヤバい魔族だとは思わないけど、世間的には魔族ってヤバい存在だし魔族の可能性が高ければ急いで色々としないといけないような気がするね。


「そうですか。、そのことについては理解いたしました。お手間を取らせ申し訳ありませんでした。……ですが――」


 本当に手間を取らせたな。

 向こうさんだって忙しいんだから、早く帰らせてやろうぜ。イーリスはどうすりゃいいのか分かんないけどさ。

 で、カタリナはまだ何かあるの? なんかあるから呼び止めたんだよね?


「――聖騎士である方々が聖句も口にせず、魔族の可能性が高い方と接触するのはどういうことでしょうか?」


 聖句って何だろうね、聞いたこと無いぞ。つーか、カタリナも一度だって口にしたこと無いような気が済んだけど。


「邪悪な存在と接触する際は自らの魂を神の加護によって守るため、聖なる言葉を口にするのが聖職の常です。私も聖職にあるものですので、あなた方の行動に違和感を覚えたのですが、どういう理由であるのか説明いただけると助かるのですが――」


「今は緊急を要するので、それを省いただけだ。つまらぬ言葉を重ねて我らの使命をじゃまするというなら――」


「どうするんだ?」


 聖騎士らしき人たちが敵意をカタリナに向けてきたのでどういうつもりなのか俺は尋ねました。

 乱暴なことをしようとしたら、ぶっ殺すよって言おうと思ったんだけど、俺が口を出したら急に敵意が萎んだから、それ以上は言葉にしなかったけど、なんだろうね。

 何かおかしいんだよなぁ、この間見かけた聖騎士の人らは俺が何か言ったくらいでビビりそうな感じは全くなかったんだけど、コイツラはなんなんでしょうか、落ちこぼれって奴?


「……少しよろしいでしょうか」


 あれ、まだカタリナは何か言いたいことがあるのかね。


「あなた方は聖句を口にする手間を省いたとおっしゃっていましたが、それは少しおかしいかと――」


 何がおかしいんでしょうかね。忙しかったら省いても仕方ないんじゃない?


「――省くも何も聖句などという物は最初から存在していないのに、何を口にするつもりだったのでしょうか」


 はぁ? さっきカタリナは自分であるって言っていたじゃん。なのに無いって何?

 言ってることが、まるっきり違うんだけど頭大丈夫? 


「同じ聖職にあるものとして聖騎士ともあろう方々がそれを御存知ないとは思えないのですが、どういうことなのでしょうか?」


 おや、なんだか空気がおかしくなってきてません。

 一体どういうことなんでしょうかね。聖騎士らしい人たちの聞いてみましょうか。


「どういうことか答えてもらおうか」


「答える義務はない!」


 ああん? なんだそれ、ふざけてんの? 俺が質問してんだぞ。


「お前らは俺の言葉に逆らえるほど偉いのか? 俺は答えろと言ったんだがな」


 実は俺より偉かったらごめんなさい。謝るんで許してね。許してくれなかったら俺がキレるよ。


 ……うーん待っても返事なしなんだけど、どうしたのかな?

『すいません勘違いしてました』とか言ってくれりゃ俺は許すよ。他の人がどう思うかは知らんけどさ。だから、殺気を出すのはやめてほしいんだけど。

 殺そうとする気配と書いて殺気というアレが聖騎士らしい人たちからイーリスに向かってるんだけど、どうしたものか。そういうのは良くないからやめろって言えばいいのか、やめろと言っても聞かないだろうって見当をつけて先手必勝でぶち殺してやるのはどうなんだろうか。

 ヒルダさんもやる気になってるし、どうしたもんかね。連れ去られそうになっているイーリスは顔色が悪くなっているだけだしさ。


「この方たちはイーリスさんのお知り合いではございませんの?」


 猫を被ったエリアナさんが沈黙を断ち切り口を開く。その言葉に対してイーリスは首を横に振るだけだ。

 ……で、聖騎士らしい人たちはというと――


「言いがかりはやめてもらおう。我らの邪魔をするのは教会と敵対することだと理解しているのか?」


 ごめん、理解できない。理解してても別に教会とか怖くないからなぁ。

 つーか、建物を怖がるとか何を言っているんだろうって感じなんだけどな。でも、教会って言っても建物じゃなくて組織の可能性もあるから――つっても、組織の方の教会もたいして怖いとは思わないんだけどな。


「……ねぇ、イーリス。おとなしくその良く分からない連中についていくつもりなのかしら?」


 猫を被るのをやめたのか普段の口調でエリアナさんが話しかけます。


「あなたのことは好きではないけれども、知り合いのよしみでどうにかしてあげても良いわよ。ただ、私に跪いて額を床にこすりつけて、心からお願いすればって条件付きだけどもね。ああ、あと一生私に対して様付けで呼んで、私より劣っている存在だと認めてね」


 あらまぁ、エリアナさんどうしたんでしょうね。

 結構破格の条件でイーリスのことを許してやるのね。俺だったら頭下げれば命が助かるなら、何も考えず頭を下げるよ。下げるだけならタダだからね。


「あなたのことは嫌いだし好きにはなれないけど、やっぱり死んでほしいと思えるほどは嫌ってもいないのよね。上昇志向が強い所は認めるし、それなりに頑張って生きてきたことは分かるもの。それはあなたがどういう存在であってもね」


 だそうです。さて、イーリスはどうするんだろう――


「お願いします。助けてくださいエリアナ様!」


 さっきまで殴り合ってた相手に向かって額を床にこすりつけながらお願いできるとかイーリスは凄いなぁ。

 まぁ、ここまでお願いされたら多少は助けてやってもいいかなって気分にはなるけど、どうしたもんかね。


「アロルド君、お願い、イーリスを助けて」


 エリアナさんに言われたらしょうがないね。

 俺としてはどうでもいいし、どうでもいいってことは助けても良いし助けなくても良いんだから、今回は助けてあげましょう。

 魔族を庇うと困りそうな気もするけど、聖騎士かどうか怪しい人たちに攫われちゃうのも良くない気がするし、この場だけでも何とかしてあげましょうかね。


「貴様!」


 聖騎士っぽい人たちのうちの一人が剣を抜きイーリスに向かって振り下ろそうとする。

 場の雰囲気的に連れ去るってのは不可能だから、殺しちまおうって感じかな。

 エリアナさんに頼まれたし、俺自身そういうのは良くないと思うので、俺はそいつが剣を抜いた瞬間に距離を詰め、そいつの腕を剣で斬り飛ばす。


 俺が斬り落とした腕が床に落ちるのと同時に他の聖騎士っぽい奴らが動き出したが、ちょっと反応が遅いかな。臨戦態勢を取っていたヒルダさんが動いているし。


「訳が分からないが、騎士としては主を守るべきだということは分かる。よって、貴公らに刃を向けさせてもらう」


 そう言いながらヒルダさんは腰の細剣を抜き放つと流れるような動作で近くにいた聖騎士の膝を細剣で刺し貫く。

 聖騎士は鎧を着こんでいるから細剣をそのまま当てても効果は薄いので膝とかの関節部の鎧に覆われていないところを狙っているんだろうね。

 しかし、膝とかをちょっと刺したくらいじゃ相手は死なないと思うけど、どうすんでしょ。実際、相手も頑張って立ち上がって剣を振り回しだしたしさ。


 まぁ、心配はいらないようだけどもね。

 ヒルダさんは軽やかに躱すと今度は鎧のすき間から肘を貫く。

 すると、手に力が入らなくなったのか聖騎士っぽい人は剣を取り落とした。

 直後にヒルダさんが丸腰になった相手に向かって距離を詰め、細剣を相手の目玉に突き刺す。

 おそらく細剣は脳味噌まで届いてるだろうし即死だろう。結構スマートにえげつない戦い方するもんだね。


 で、俺はというと、そういう器用なことはできないので剣を思いっきり振り抜くしかないんだよな。

 俺は片腕を失った奴に対して脳天から剣を振り下ろす。特に何かに気を遣ったわけでもない一撃だけれども。俺の一撃でそいつは縦に真っ二つになりました。兜も鎧も肉も骨も丸ごと真っ二つです。


「ひっ」


 怯えた声で残った内の一人が俺に斬りかかってきたけど、別にどうということもないかな。

 向こうは全力で打ち込んできたかもしれないけれど、俺からすると軽いとしか言いようのない剣撃を軽く剣を振って弾き、続けざまに剣を横薙ぎに払う。

 俺の剣はそいつの横っ腹に向かう軌道であり、当然鎧に覆われた部分を攻撃したわけだけども、剣が良いのと俺が力持ちなこともあって、俺の一撃は鎧を叩き割りながらそいつを上半身と下半身の真っ二つにした。


 残り一人いたと思うけど、その人はどうしているかと近くを見てみると、ヒルダさんに仕留められていました。

 ヒルダさんが細剣を軽やかに振るい、残り一人の両膝を刺し貫くと足に力が入らなくなったのか、ヒルダさんの相手は崩れ落ちる。だが、両手は健在なので膝をついた状態で剣を振り回し一矢報いようとしている。

 ヒルダさんはその相手の動きに合わせて手首を刺し貫くと、悪あがきしていた男も剣を落とさずにはいられなかった。そして、何もできなくなった相手に対し、ヒルダさんは素早く近づき、その喉元に細剣を突き立て命を奪った。


「流石アロルド殿、見事な手並みだ」


「そちらもな」


 どっちかというと相手を殺すよりも無力化する方に重きを置いているように見えるね、ヒルダさんの剣技はさ。最初に手足を狙って動きを封じるところとか、俺やグレアムさんの殺意マンマンで一撃必殺狙いなのとはちょっと方向性が違う気がするね。


「で、怪しい輩は始末できたが、これからどうするべきなのだ?」


 ヒルダさんがごもっともなことを言っています。

 俺に聞かれても困るんでエリアナさんが何とかしてくれるのを待ちましょう。


「とりあえず、こいつらが聖騎士じゃないのは確定だから、後は本当の聖騎士の人たちになんとかしてもらいましょう。で、怪しい奴らが聖騎士のふりをしてやって来たことを伝えつつ、これを向こうの不手際のせいだということにして、仮調べをこちらに有利な条件で進められるように交渉するというのはどうかしら?」


 目の前で人が死んでも割と平気な様子のエリアナさんが案を出してくれました。まぁ、人死になんかこの間まで日常茶飯事の場所にいたわけだし今更ビビるわけないよね。まぁ、イーリスは顔色悪くなってるけどさ

 で、エリアナさんが案を出してくれたわけだけど、せっかく考えてもらったのに悪いけど、あんまり良くない気がするなぁ。なんつーか、あの人たちにそういうのって通じない気がする。

 でもまぁ、エリアナさんが考えてくれたんだし、否定するのも悪いからエリアナさんの案に乗っかりましょう。

 あれ、でもこの聖騎士っぽい奴らって四人だけだったかね、全員突き出さないとまずいような。


 俺が聖騎士っぽい人らの人数に関して何となく考えを巡らせると不意に誰かに服の裾を引かれた。

 俺は引いた相手の方に顔を向けると、やはりというかキリエがいる。しかし、どうにも調子が悪そうだな。なんだろうか? トイレだったらそこら辺でしてください。


「……アロルド、城の人が……」


 キリエがそう言うのとほぼ同時に俺の鼻が最近まで良く嗅いでいた臭いを捉える。


「ああ、良くないな」


 俺の鼻に届いたそれは血の臭いだった。この部屋の時点で血の匂いが充満しているが、それとは別のかすかな血の臭いがどこからともなく漂ってくるようだった。


 そして血の臭い続き、俺の耳に悲鳴が届く。

 血の臭いがして悲鳴がするとか、いくら俺でも良くないことが起きてるくらいは分かるよ。

 一体全体、この修道院で何が起こっているのやら訳が分かんねぇなぁ。


 とりあえず、なんだか危ない予感がするから自分たちの身の安全だけは確保しとかないとな。






 一方その頃、王都にて――



「セイリオス殿もご同行されるとは思いもよりませんでした」


「この件に関しては私が通報したのですから、最後まで見届けるのは当然です」


「御立派ですな。最近では通報するだけして後は知らん顔という者も多いというのに、貴方は責任感が強いようだ」


「名高い聖騎士の方に御褒め頂くとは光栄極まりないことです」


「――ところで、イーリス嬢以外の者たちはどうされるのですか?」


「どうされるも何も、今イーリス・エルレンシアの身の回りの世話をしている者たちは何も関係がないのですから、何もしませんよ」


「そうですか、それは良かった。今、彼女の周りにいる者たちは使用人とはいえ、それなりに氏素性が確かで代々に渡って王家に尽くしてきた者も多い。彼らに危害が加われば、王家の不興を買う可能性は高いので、ご注意ください」


「それを教えていただき感謝します。我らはそのような世俗の事柄には詳しくないもので」


「いえ、これくらいは同行するものとしては当然のことですよ。もしも、イーリス嬢が危険な魔族であった場合は貴方がたに守ってもらう必要も出てくるのですから」


「その点についてはご安心ください。先行し状況の確認に向かっている聖騎士二名と我ら八名、計十名の聖騎士が何があっても貴殿をお守りいたしましょう」


「それは心強い限りです。安心も出来たことですし、そろそろ向かうとしましょうか」




「タビサ修道院へ――」






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