第一七六話 【皇玉座】
(=ↀωↀ=)<新刊発売日~!
(=ↀωↀ=)<書籍23巻と漫画版15巻本日発売!
(=ↀωↀ=)<書き下ろしもたっぷりあるのでお手に取っていただければ幸いです!
□■人界の<イレギュラー>について
<イレギュラー>。
神話級の域を超え、レベル一〇〇というモンスターの壁を超えた存在。
先々期文明以前は【天竜王】と【海竜王】、古龍、そして【アムニール】という限られた存在のみがその域に立っていた。
しかし管理AIが世界の管理を担うようになってからは、<UBM>の存在によってその数は大きく増加した。
その上で管理AIが御せるものを<SUBM>として回収し、制御不能或いは存在が不利益なものは<イレギュラー>として討伐していった。
倒せないもの、倒してはいけないもの、あえて残したもの。それらを除き、発見された<イレギュラー>は管理AIによって駆除された。
しかしある時から、ここに新たな区分が生まれる。
それが、人界の<イレギュラー>とも呼称される存在だ。
三強時代を迎える前の管理AI達は、端的に言ってティアンを低く見積もっていた。
先々期文明との戦争で一柱も欠けることなく完勝できたこと、そして先々期文明の兵器と知識を失った人類が戦争時よりも格段に弱くなったことがその根拠だ。
後に<マスター>を迎え入れて自分達の計画をスタートするとしても、このままではティアンが弱すぎてすぐに<マスター>によって大陸全土が無法地帯になるのではないかと懸念した。
<マスター>の自由を阻害する気はないが、ある程度の秩序は必要である。
そんな折、目についたのが倒さずにいた【アムニール】だ。
戦争時にあの地域の一掃は達成していたが、【アムニール】は切り倒さずに残していた。
そのため、文明崩壊後もティアンが【アムニール】に集まって再興していた。
ティアンの制御下にあるが、ティアンよりも遥かに強いモノ。
将来的に形成される国々が各々こうした超抜戦力……切り札を持つならば、<マスター>との間にある程度のバランスが取れて、秩序も維持される。管理AI達はそう考えた。
様々な事情で撃破できない【天竜王】や【海竜王】とは違う……あえて残されたモノ達。
人界の<イレギュラー>とはそうした存在だ。
管理AI達に発見された【皇玉座】もその一つ。
神に造られた職のための武器に非ず。
龍に造られた龍のための大器に非ず。
魔に造られた世のための祭器に非ず。
人に造られた人のための兵器。
そうであるがゆえに、人界の<イレギュラー>の中で人間が最も支障なく操れる存在。
しかしその全貌を真の意味で知る人間は、この世界に一人としていない。
◇◆◇
□■皇都ヴァンデルヘイム
【UOG】を纏って飛翔するバルサミナが目指すのは【皇玉座】の砲身。
本体を壊すことも考えてはいるが、まずはあれを破壊しなければ事態のタイムリミットが来てしまう。
(強度測定……当然だがこっちよりは脆い。エネルギー充填も進んでいる。右腕の超出力攻撃ユニット(仮称)――こっちも後で名前変えよう――を当てれば圧し折れる)
フルフェイスのメット内で表示されるインターフェースの分析に目を通しながら、バルサミナは己のすべきことを再確認。
『装着者が名付ければいい』と仮称のまま搭載された武装とヘリオスを組み合わせれば、目標の破壊が実現できる。
端的に言えば『近づいて殴り壊す』だ。シンプルで良い。
それは間もなく達成される……はずだった。
しかし、一瞬の後――バルサミナの飛翔を阻むように空が光る。
それは、【皇玉座】の外壁から突き出した無数の銃座――と呼ぶには火力式銃器とかけ離れた形状の代物――から放たれた光。
光が幾条も天へと突き刺さり、夕暮れの空を玉虫色に染め変える。
それらは全て、自らに迫る敵を仕留めんがため。
だが、大抵の攻撃は【UOG】の装甲……超級金属には通じない。
熱は遮断され、魔法攻撃も大抵のものは貫通しない。
ゆえに、回避の必要すらないかと思われた。
『ッ!』
だが、激しくアラートを鳴らす《危険察知》スキルによってバルサミナはその身を翻す。
バレルロールのように空中で軌道を捻ることで放たれた光を回避する。
それでも装甲の表面に僅かに光が触れれば、
――急制動がバルサミナを襲った。
『!?』
突然の衝撃。
前進と静止。相反する力が衝突し、衝撃吸収機構を介してもバルサミナの骨が軋む。
だが、問題はそこではない。
空中に縫い留められたように、【UOG】が前に進まなくなった。
全身が動かない訳ではない。
光に触れた部分だけが、まるで空中に固定されたように動かない。
『何が、……!』
周囲を見渡し、上空を見上げれば……光の突き刺さった雲の形が不自然だ。
夕焼け空で風に雲が流されていくのに、光に触れた雲だけはその場に留まっている。
『光を介した停止能力!』
友人の<エンブリオ>にも似た性質だが、無機物にも効果を発揮する類のものだと当たりをつける。
だが、バルサミナの想像したカトブレパスとも、【皇玉座】の性質はまた少し異なる。
空間固定。
それが【皇玉座】から放たれた光の発する力の正体だ。
光に触れたものは一定時間、そこから動けなくなる。
とある決戦兵器が防御に使った力だが、【皇玉座】は敵対者を縫い留めるために使う。
超級金属を破壊するのは難しい。
だが、壊すことと倒すことは必ずしもイコールではない。
『ッ!』
装甲の一部が完全に空間の一点に固定され、飛行ユニットの出力を上げても【UOG】は動けない。
このままでは第二射が放たれてしまう。
発射のための時間稼ぎとして、空間固定の光を浴びせたのか。
否、否、否。
それで済ませるほど<イレギュラー>は甘くない。
『――――』
【皇玉座】の外壁から別の砲座が露出し、僅かな時間の後に光弾を放つ。
それは人体よりは大きい光の玉だったが、先刻の空間固定の光に比べれば遅い。
音速よりもなお遅い。
それでも誘導されるように、空中に縫いつけられた【UOG】へと飛んでいく。
『!?』
だが、その光弾を見たとき、先刻よりも大きな焦りがバルサミナを襲った。
なぜなら、バルサミナはその光弾に酷似したエフェクトを知っていたからだ。
『固定ダメージ魔法……!』
魔力効率が悪いゆえに実戦的ではないが、魔法耐性も防御力も関係なく確実に削る魔法。
かつて、それを【ジェム】に封入して連打する戦術をバルサミナは見た。
だが、この光弾は明らかに【ジェム】よりも膨大な数値を削る威力が込められている。
超級金属の装甲を消し飛ばし、内部のバルサミナにも致命傷を与えるだろう。
壊すことと倒すことはイコールではないが……壊せないとは言っていない。
【皇玉座】は、それができる兵器だ。
『……!』
バルサミナは理解する。
自分と【UOG】は【皇玉座】の強度を計算し、撃破する算段を立てて飛び込んだ。
しかし逆に、【皇玉座】側も接近してくる【UOG】の性能を解析して倒す算段を立てて迎撃していた。
動きを止めて、固定ダメージ砲弾で殺す。
其処には明確な知性が……敵を殺すロジックが存在していた。
耐性も強度も無視して殺しに来る【皇玉座】に、バルサミナが冷や汗を流す。
自身の<エンブリオ>を初めてフル活用できた充実感、【UOG】の装甲による戦闘での無敵感、そして久方ぶりに<Infinite Dendrogram>にログインできた高揚感。
その全てが、【皇玉座】の光を目にして削れていくのが実感できた。
それでも……。
『まだだ……!』
主役を気取って前に出たのならば、ここで臆する道理はない。
周囲を見る。頭上の雲は既に動き出している。
空間固定の拘束時間は一分弱。【UOG】を縫い留めている力も、間もなく切れる。
問題は、解除よりも光弾の着弾が早いこと。
(装甲の部分解除操作はどれだ……!)
そうした小技の機能もあるはずだと、バルサミナはインターフェースに視線を走らせる。
主要武装や飛行ユニットのマニュアルは確認したが、まだ受領して間もない機体だ。一〇〇%慣熟するには時間が足りない。
そして着弾のタイムリミットが訪れ――。
――光弾は空中で何かに激突した。
内包したエネルギーはバルサミナに届かぬ位置で開放される。
『……!』
一体何が光弾と当たったのか、センサー越しにバルサミナには視えていた。
そしてそれが放たれた場所、地上を見れば……。
「あ。当たったよ。エルヴィオン」
『当然だ。私の役目は中てることだからな』
そこには奇妙な杖を持つ同僚と弓を引くエルフの姿があった。
◇◆
「やっぱりすごい……。エルヴィオン呼んでるのに平気へっちゃら……」
ミミィが手にしているのは、機械的な部品……コネクターの差込口や何らかの残量を示すためのインジケーターの取り付けられた奇妙な杖だった。
『名前は褒められたものではないがな』
ミミィのために拵えられたその杖の名は、【バッテリー】という。
カリュートという技術者の欠点として、自らの作品の名前が直截的過ぎるというものがある。
マイナー・アルカナシリーズや【UOG】と名付けられたパワードスーツなどクライアント側で名付ける品でなければ、機能そのままの名前をつけてしまう。
【インペリアル・グローリー】に搭載されていた《ミサイル・ダーツ》や《ペイント・ナパーム》が分かりやすい例だろう。
そして、【バッテリー】も名前の通りの装備である。
これは杖であり、ミミィのための蓄電池。
超級金属を芯材としており、内部に魔力を充填しておくことで《精霊顕現》の消費を肩代わりさせることができる。
充填に【七光要塞】の動力炉を使うこと、対象が前以て調整した単一のスキル……今回は《精霊顕現》に絞られること、アイテムボックスに入れていようと一週間が経過したあたりで魔力が抜けていくこと、何より素材が貴重すぎること。
様々なエネルギーと技術面の問題を抱えているが、それでも大量の魔力を外付けかつ保存できるという画期的な装備である。
『だが、正気のまま弓を引き続けられるというのは悪くない』
【皇玉座】から放たれる後続の光弾も、次々に矢を放って空中で撃墜していく。
『そして、この類の攻撃はレジェンダリアでも視てきたが、対処は楽なものだ』
触れたものを消し飛ばすならば、矢が当てれば途中で止まるのだ。
『ふむ、こちらにも撃って来たか。そして、学んでいるな』
その中には固定ダメージの光弾だけでなく、別種の魔法属性の砲弾も混ざっている。
固定ダメージ光弾の欠点が突かれていると即座に理解し、通常砲撃で倒せないバルサミナに向けるものと使い分けてきた。
これらの手札を同時に複数使えるのも【皇玉座】の巨大さと抱えたエネルギーのなせる業。
『尤も――全て撃ち落とすが』
だが――全ての砲弾はバルサミナにもミミィ達にも届かない。
エルヴィオンが弓に番えた矢の鏃は、放つ度に色を変える。
それらの鏃には別の属性が宿り、相反する属性の砲弾と衝突しては対消滅する。
音よりも速く、瞬きの間に無数に放たれる矢は、様々な色を抱えて空に軌跡を描く。
虹の如き矢の輝きこそは【弓神】の奥義、《天の弓》。
無数の属性から望んだ属性の魔法の矢を放つスキルであり、サブジョブに本来弓使いでは意味をなさないはずの【賢者】を持つエルヴィオンが、ハイエルフの長き生の中で応用の末に編み出した技である。
彼は今、一発も外すことなく――超音速で全ての砲弾に有効な属性矢を当て続けている。
『とはいえ、中々の弾幕だ。相殺の力もかなり食う。不安ならば離れても構わないが?』
自分の背後で顕現のために【バッテリー】を握り続けるミミィに、エルヴィオンはそう声を掛ける。
その間も、超音速で弓を引き続けるその手は残像の如く霞んでいる。
「……離れたら撃ち落とすの大変になるよね?」
『その程度は問題ない。私は【弓神】、エルヴィオン・マーフ・アールヴだ』
「…………」
水面下の足掻きを見せない白鳥のように、涼しい顔でエルヴィオンはそう述べる。
だが、消費を担うミミィには丸分かりだ。
そうしてミミィは……退くことなく彼の後ろに立ち続ける。
「……私、エルヴィオンのことは嫌いだけど弓の腕は信用してるよ。私の頭もしっかり撃ち抜いたもんね……」
ミミィは嫌いだが腕前は信じている相手にそう告げる。
しかし後半の言葉は照れ隠しの類ではなく、レジェンダリア脱走時の戦闘を思い出して本当に嫌そうな顔をしていた。
だが、エルヴィオンはなぜか得意げだ。
『フッ。どうやらミミィのハートをも撃ち抜いてしまったようだな』
「頭だって言ってるでしょ耳まで悪いの? そんなに長いのに?」
(新しい上司と先輩の関係よくわかんねぇ……)
二人の会話を非実体化状態で聞いていたエレクィングは顔を引きつらせていた。
◇◆
『ケケケ……良い支援だな、同僚!』
無理やり支援を頼んだ同僚による援護射撃によって、バルサミナは窮地を脱した。
既に空間固定は解除され、その身は自由を取り戻している。
(こっちの動きを止める光線はインターバルがある。俺が止まっている間に重ね掛けしてこなかったのがその証左。属性満載の魔力砲の弾幕はあるが……問題ない!)
この後、再照射される光線を全て完全回避し、固定ダメージの光弾だけを回避。
後は、最初の段取りと同じだ。
『近づいて……殴り壊す!』
そして、【UOG】は【皇玉座】へと飛翔する。
【弓神】から放たれた虹色の矢の軌跡と、【皇玉座】から放たれた玉虫色の弾幕が交差する空を、超級金属の機械式甲冑が翔け抜ける。
『攻撃ユニット起動……!』
砲身に迫る飛翔の中で、【UOG】の右腕が輝き始める。
【UOG】……その素材たる超級金属は内部に膨大な量の魔力を溜め込む機構がある。
それこそ、長きに渡り蓄積し続けた超級金属の塊……【グレイテスト・ワン】は自らの内に無形の新たな炉を生み出すほどに。
今、パワードスーツ内にはヘリオスの生産したエネルギーが蓄積している。
これまで数多のパワードスーツが許容できないからセーブされていたヘリオスの力が、【UOG】には余すことなく流れ込み、充填された。
【UOG】の右腕に搭載された打撃ユニットは、蓄積した魔力全てを攻撃力に変換する。
『喰らいな! <イレギュラー>!!』
そして【皇玉座】の砲へと肉薄したバルサミナが腕を振り上げる。
同時に、右前腕の装甲が内側から展開し、超級金属の内に秘められたユニットを露出。
それは空気が……否、空間が歪むほどの熱量変換機構。
熱量変化を及ぼさない超級金属だからこそ可能な、超絶熱量発生器。
その武装の……否、この力の銘は……。
『――《太陽喰らい》!!』
太陽のエネルギーを喰い尽くして放つその一撃。
名付け叫んだバルサミナが手刀を振り下ろすと同時に、超熱量斬撃が砲身へと直撃する。
【――――】
一瞬だけ早く、第二射は放たれた。
だが、それが砲身の最後の仕事だった。
塔の如き長大な砲身は、太陽の斬撃によって……一撃で熔断された。
超級金属ならざる構造体は伝播する熱に抗う術なく、ケーキを切るように巨大な砲身が切り落とされる。
断たれて落下した巨大構造物は【皇玉座】本体へと落下し、施設全体を揺らした。
◇◆◇
□■【皇玉座 エンペルスタンド】・玉座の間
《太陽喰らい》が砲身を破壊し、その落下の衝撃は玉座の間も大きく揺らした。
「…………」
現在の【皇玉座】の全権を握るザナファルドは、何が起きたかをすぐに把握した。
妨害が入らぬように街中に<天獄の駒>となった特務兵を配していたが、それでも【皇玉座】の砲を破壊できる戦力がいたのだと。
三発撃つはずの【四禁砲弾】は、二発目で打ち止めだ。
一発で王都を滅せる砲弾を二発も撃ち込めば十分。
しかしあるいは、撃ち損ねた一発分が何かを左右するかもしれない。
とはいえ、それ自体は……もうザナファルドの手を離れたことだ。
問題は、別のことだ。
「末姫、迎えを頼む。早期に撤退する必要が生じたのでな」
その場にいない者に呼びかけるかのように、ザナファルドはそう言葉を発した。
『……?』
その様子を獣は……チェシャは訝しむ。
これまで、ザナファルドは常に落ち着き、余裕を持っていた。
それこそ、第七形態の力をフルに発揮したチェシャを前にしても変わらない。
しかし今は、何かを明確に恐れている。
『何を気にしているのさ……?』
そんなチェシャの呟きに対し、ザナファルドは目を僅かに見開く。
『なぜお前らがそれを聞く?』とでも言いたげな顔だった。
「そうか。儂ら同様……これについても把握はしておらなんだのか、“化身”」
『それは一体どういう……』
「いや、むしろ自然か。元は貴様らと戦うための兵器。誤魔化す仕組みの一つ二つはあっても不思議ではない」
『……!』
その言葉でザナファルドが言及しているのが【皇玉座】であるとチェシャも理解した。
そんな折……。
【機体損傷率、一〇%を超過しました】
【皇玉座】の内部に……否、外部も含めてそんなアナウンスが流れる。
ダッチェスが行うものではなく、この【皇玉座】そのものが機械音声で発している。
【砲身損傷に伴い砲撃態勢を解除します】
それは自身の傷を示すもの。
命じられたタスクを実行できぬと告げるもの。
【敵性脅威度の上昇を感知しました】
そして。
【警戒態勢を解除します】
そして……。
【――戦闘態勢に移行します】
【――出力制限を五%から三〇%に上昇します】
――『ここからが地獄』と世界に告げる禍言葉。
To be continued
(=ↀωↀ=)<本日は発売記念連続更新
(=ↀωↀ=)<次の更新は作者がまだ帰宅できておらず投稿予約前なので23時予定です
○【UOG】
(=ↀωↀ=)<硬い、膨大な魔力蓄積できる、熱を通さない
(=ↀωↀ=)<目立つのは硬いことなんだけど、後ろ二つもとても重要
(=ↀωↀ=)<メイン武装の《太陽喰らい》(バルサミナがあの場で命名)は
(=ↀωↀ=)<超級金属じゃなければ撃つ前に装甲も中身も蒸発します
○【弓神】エルヴィオン
(=ↀωↀ=)<エルヴィオンはビルドとしてはやや非効率寄りなんだけど
(=ↀωↀ=)<【神】系になれる才能の持ち主が何百年も鍛えればそれは強い
(=ↀωↀ=)<『寿命が長い』ことが長命種の強み
(=ↀωↀ=)<特殊能力持ちな幻獣人種や基礎性能違う真妖精とタメ張れてる理由はその辺
○【皇玉座】
(=ↀωↀ=)<おや? 【皇玉座】のようすが……




