表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
きらきら・ウォーゲーム  作者: 空空 空
きらきら・グラデーション
533/547

ランチタイム(13)

続きです。

 食事は続く。

よくある、賑やかな食卓。

並ぶ料理は少し変わっているが、しかしそれも含めてこの空間はそういう場所だった。


 相変わらず何を食べても違和感のある味だが、それでも順調に減っていき・・・・・・。


「「ごちそうさまでした」」


 食事は終わりを迎えた。

実際腹におさまってしまえば普通の料理と同じで、心地良い満腹感。

今日の苦戦の所為もあるか分からないが、少し眠たくなってくるくらいだ。


「あ・・・・・・ふぁ・・・・・・」


 そうしているうちにも、さっそくあくびが溢れる。

目の端に涙が滲み、それを拭っている間にまたあくびが出そうになった。


「お疲れですか?」


「まーな・・・・・・多少は」


 今やみことの間に半端な距離感は無い。

語ることは多くなくても、お互いに大体どんなやつかって輪郭は見えてきた。


「いやぁ、ごめんね。付き合わせちゃって」


「いえ、こちらこそ・・・・・・」


 セリフだけは申し訳無さそうにしているみこ母に軽く頭を下げる。

実際、悪い時間ではなかったし。


 時計の針は既に八時近くを指し、それが少し気にならないでもない。

それに関して、みこ母も流石にわかっているようで、だから帰す準備は早かった。


「お父さん帰って来ると、また人の家の子に迷惑かけて!って、怒られちゃうからね」


「あ、そう・・・・・・」


 もとより多くの何かを持ち込んだわけでもないので、こちらの準備もすぐに済む。

そうすれば、あっという間に帰る時間だ。


 みこに見送られ外に出て、それに続いてみこ母も出る。

あたしを送り返すために他ならない。


 駆け足でみこ母が車に乗り込む。

するとすぐにエンジンもかかり、あとはあたしが乗るのを待つばかりだ。


 一息つくように、夜空を見上げる。

静かな夜に、多少虫の声が混ざり・・・・・・。

気持ちいい風が、結えた髪を揺らした。

続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ