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マジェスト伝説~古代三大魔神の奇跡~  作者: 黒羽冥


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80/121

シーン80再びヨーロディア。

ここはヨーロディアあれからユーロはと言うと。


『ユーロ様!?ユーロ様!?どこに行きました!?』

『どうしたのです?マリア!?』


わたくしは今ユーロ様を探していたの。

ユーロ様はこれからこの地ヨーロディアの『リーパ』というわたくし達が暮らす大きな都市のなんと市長戦へ出馬する為、演説へと向かうところだったのですが。


『『エルメス』様!!またユーロ様がどこにも見当たらなくなってしまったのです!!!』

『そういう事なのね………本当に困ったわね。』


そう語るこの方はあの大会で功績を残した事でとても喜んだ『パディオ』氏がユーロ様の元へ預けてくれた敏腕マネージャーの『エルメス』さんだった。

政治家として生きてく為にはこういった人物も参謀として必要らしいのです。

そしてその『パディオ』様曰く……政治に関わる者の心得としてユーロ様は勉学へと押しやられているという次第で………。

『やっぱり…………ここにおられたのですね?』


わたくしはユーロ様の後ろ姿を見つけると、そう声をかけたのです。


『ぬあっ!?マ……マリアか………………驚かすな…………。』

『驚かすなじゃないですよ、ほんとにぃ。』

『いやあ………抜け出したのは本当に悪かったと思っている………すまなかったな…マリア。』


平謝りするユーロ様。

そんなユーロ様を見ていたわたくしはつい笑ってしまっていたの。


『ぷぷ…………あははっ!!もおーユーロ様ったら笑わせないでくださいよお!』

『なっ!?なんなのだマリア!?何がそんなにおかしいのだ!?』

『だってこんなところにいるからほら!?』


わたくしはユーロ様の頭の上に乗っかっていたあるものを手に取ると彼に見せる。


『それは………………俺も昔図鑑で見た事のある精霊……………今では稀少価値の高い精霊………』

『ええ…………雪の精霊……………『スノーリップ』ですね。』

『珍しいな………雪の精霊『スノーリップ』はその昔どこにでもいたらしいが今や極寒の大地アイスラットくらいでしか見る事が無くなったと聞いていたが。』

『そうですね………わたくしも生まれて初めて見ましたけれども………美しくて……可愛いですね。』

『ああ………そうだな。』


わたくしはそんな会話をし空を見上げる。

透き通った青空はいつしか色々な事を忘れさせてくれる。

すると。


『よし!!癒された………マリア、改めて着替えの準備を頼む。』

『はいっ!!』


こうしてわたくし達は屋敷へと無事戻ったのでした………が。

ユーロ視点。


俺は迎えに来たマリアと共に屋敷へと戻る。

するとそこで待っていたのはあの『エルメス』だった。


『ユーロ様っ!!???』

『はいいいーーーーーーーーーっ!?』


俺はその声におかしな声をあげていた。

するとマリアがニコニコと微笑む。


『ユーロ様……諦めてくださいね!』

『ああ……分かった。』


こうして俺は『エルメス』に拉致られ……これから向かう演説への準備をさせられる事になったんだ。

俺は本当に着心地の悪いスーツを身につけていた。


『うーん……ユーロ様やっぱり似合いますねえ。』

『そうか!?俺はもっと動きやすい服がいいのだが……このスーツだって戦闘服向けのを作って欲しいものだが。』

『どこにスーツを着て戦う人がいるのですか?いい加減大人しくしてください。』

『だがなマリア…もし仮にそんなことがあったらこのスーツは破れてしまうじゃないか!?そうなったらかっこ悪いぞお?』


するとそこへ『エルメス』が入ってくる。


『ユーロ様、いつまでそんな馬鹿なことばかり言っているのです?』

『げっ!?『エルメス』…………………………』

『げっ!?とはなんですか?げっとは!?仮にも私は女性なのですがね?』


確かに『エルメス』は優秀な秘書兼参謀なのだ…………。

しかもこいつは世の中からみたら絶世の美女なのだろう。

それを知っている誰もが俺を羨んでいるのだが………俺にとっては苦手な部類だった。

メガネをくいっと上げながらそう語った『エルメス』。

そしてこれからの予定をペラペラと話し始める彼女。

確かに仕事はできて優秀な『エルメス』は実際誰もが欲しがる逸材だとか。

だが俺はこんな微笑んでくれるという女性ならではの癒しを俺は彼女からは感じなかったのだ。

すると俺の目の前でマリアが目をキラキラと輝かせながら『エルメス』を見ている。

しかもその眼光は鋭く彼女をじっと見つめるのだった。


『『エルメス』様……………………………かっ……………こいいです……………わたくしの憧れです。』


俺はマリアは何を言っているのだろうと考えながら………演説へと向かったのだった。

お読みくださりありがとうございました。

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