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マジェスト伝説~古代三大魔神の奇跡~  作者: 黒羽冥


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78/121

シーン78ジェイクの涙。

俺の目の前で起こった突然の悲劇。

俺の大切な母とも慕う女性グレースが今俺の目の前で魔物に襲われ瀕死の状態になっていたんだ。


『母さんっ!!!???』


そして俺は強烈な一撃を食らってしまう!!

だが…………………………………………………………………。


『うおおおおおーーーーーーーーーーっ!?』


ドシュウウウーーーーーーーーーーーーッと俺の中から溢れ出す力。

次の瞬間ドゴンドゴンっと大地が揺れ出す。

俺は咄嗟にグレースに駆け寄ろうとするも魔物はグラグラと身体を激しく揺らし体制を立て直そうとしている。

すると。

俺の身体に感じるのはこの地面の下へと繋がる俺の力。


(これは…………………アースドラゴン。)


そしてまるで大地と一体化したような感覚。


『ぐぎぎ…………………………………………』


奴は俺に何かを感じたのかも知れない。

その身体は震えだし俺に全力の闘気を見せ始める。

ドス黒い闘気は次第に奴の全身にまとわりついていく。


『どうした?力のないものには余裕で弄ぼうとするのに力を見せつけられて恐怖でも感じたのか?』

『ググッ!!ギギギ……………………。』


俺の言葉を理解したのか奴の怒る姿をまざまざと見せつけられる。

次の瞬間。

奴は飛び出し全力で襲いかかってくる。

激しく走り出し飛びかかってくる魔物。

だが。


『アースドラゴン……………………とびだせ。』

『ギャアアアアアアアーーーーーーーーース』


地面を破り飛び出してきたのは俺のアースドラゴンだ。

見た目は恐竜トリケラトプス。

そんなものが地中から飛び出しそして目の前に現れた事に驚く魔物。

だがそのまま攻撃は止めないらしい。


『大人しくしていればそのまま楽にいけたのにな。』


俺はそうつぶやくとグローブを外す。

すると中からは光り輝くメリケンサックが現れる。


『俺はいつもはこの凶悪な力を閉じ込めているんだ………それは皆が怖がるからだ………でもな、そんな俺の全てを受け入れて優しく包み込んでくれたのが母さんなんだ。』


俺は動かなくなっている母さんに目を向ける。

そして俺は怒りが頂点へと到達する。


『そんな俺のこの世でたった一人の家族を……………………。』


俺は奴に拳を見せつける。


『お前はそんな母さんを!!!!!!!!』


次の瞬間。

俺は奴に立ち向かい走り出す。

そして背後にはアースドラゴンが!!?!?

やつが押されるかもように構える。


『うおおおおおーーーーーーーーーーーっ!!』


俺は拳を振り上げ奴へと構える。

そして。

ドゴオオオオオーーーーーーーーーンッと放った俺の拳は奴の胴体に思い切り突き刺さる!!!


『ぐはあああーーーーーーーーーーーっ!?』


奴の身体は吹き飛び壁を突き破っていく。

俺は表に飛び出した奴を目でとらえる。

しゅーーーーーーーーーーっと周囲の壁に激突!!!

衝撃でパラパラと崩れ落ちる外壁。

奴はしぶとく瓦礫を避け逃げ出そうと辺りを見回す。

すると俺は奴の背後から声をかける。


『何キョロキョロしてるんだよ!?』


俺の声に驚き攻撃をしてくる魔物。

そして俺の身体は奴の攻撃を止める。


『!!!!????』

『どうした!?驚いたか!?俺のアースドラゴンは確かに草食恐竜トリケラトプスがモチーフだ………でもな………その攻撃力は御墨付きだ……お前には決して逃げる事のできない恐怖を与えてやる。』


俺は拳を握り締め……そして再び構えていく。

魔物は逃げることを諦めたのか大人しく俺の話を聞いている。

そして。


『アースドラゴン!!!ロックオン!!!』


俺は拳に力を集中させていく。

すると逃げ出そうともがくも魔物はなにかの力により動けずにいた。


『俺のアースドラゴンはその破壊力ももちろん持ち合わせている……………だけど当たらなければ意味は無い……………だが…………この巨体だ………そこまでのスピードではない…………だが………それを補うのがこの技ロックオンだ、これがお前の敗北を決める技だ。』


俺のロックオンから逃げ出せず焦る魔物。


『さあ………俺の母さんに謝罪しろよ………………まあ、許す気はねえけどな。』


そして再び俺は奴に拳を向ける。

飛び出す俺。

アースドラゴンは焦った魔物をロックオンしている。


『これで最後だ………………………………………。』

『アースドラゴン…………………ロックオン………………ビート。』


俺の放ったアースドラゴンは魔物を捕らえそして。

その衝撃で魔物全てを破壊………押しつぶしていったんだ。

『母さん………』


俺は彼女の身体を起こすとなんとゆっくりと開かれた目。

きっと俺が来るまで恐怖に震えていたのだろう。


『ジェ………イ…………ク……………』

『母さん!?しっかり!!今医者に連れてくから!!』


すると俺の言葉に首を横に振り笑みを浮かべる。


『ジェイク……わたしもずっと……一人だった……そんな時あなたを見つけた……わたしはあなたのおかげで幸せな人生だった……………』

『母さんっ!?そんな事言わないでくれよ!!』

『ジェイク…これからはあなたの信じた道を行きなさい……母さんとの約束よ。』

『母さんっ!?』


すると母さんは………………。


『ジェイク…………あ、い、して…………る。』

『母さーーーーーーーーーーーんっ!!??』


俺の腕の中でゆっくりと、息を引き取ったんだ。

お読み下さりありがとうございました。

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