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マジェスト伝説~古代三大魔神の奇跡~  作者: 黒羽冥


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75/121

シーン75ジェイク。

あれから俺達はアジトのある貧困街から徐々に支配の幅を広げていく。

俺からすれば支配というよりは俺達の目が届く範囲は俺達が守っていく、といった感じだった。

しかも魔族は傾向からこの貧困街の中に立ち込めやすい負の感情からの匂いでここに集まってきやすいと長年の中の研究で証明されてきたようだ……これはマジェスト協会での発表だったのだ。

故に俺はここにアジトを構えたと言ってもいいほどだ。

だから……今日も。

『BOSS!?エルザック、ヤーム、二人から連絡が入りました!』

『そうか………で?まあ、聞かなくても結果は分かるのだが………………?』


すると報告にきたバロックから報告をうける。


『はっ!エルザック……ヤーム共々無事…………ですが…………………………………。』

『はあ………またなのか……………………。』

『はい………………』


そう重々しく困り顔をするバロック。

その時。

俺の部屋の扉の向こうから荒らげた声が聞こえてくる。


『おい!!エルザック!?てめえ、さっきのあれはなんだったんだ!?』

『フン………それはアンタがノロマだからじゃないのか!?』

『なんだと!?あれではお前が一人突っ込んでいっただけだろ?それを止めに入る俺が大変なんだぞ!?』


そんな声を上げながら二人はこちらに向かってきているようだ。

俺はそんな二人をため息混じりに待つ。

次の瞬間ガチャリと開くドア………そして二人は入室してくる。


『BOSS!!!多大な帰りました!!!』

『おい!?聞いてるのか!?エルザック!?………あ、BOSS………失礼しました。』


すると二人は俺の前まで来ると押し黙る。


『今回の任務もご苦労だった………能力から言ってエルザックの追跡能力………そして判断と捕獲能力の魔神を持ったマジェストであるヤームに任せてみたのだが………どうだった?』


俺の言葉に二人は気まずそうな表情を浮かべる。

すると口を開いたのはヤームだった。


『はい……任務は確かに完了しました………ですが……………………………』


そう口をつぐんだヤーム。


『BOSS………お言葉なのですが………僕はどうやら一人で偵察といった任務の方が合っている気がします……確かにBOSSがこの僕の身を案じてくださるのは分かっています……ですがこの様なパーティーを組んでの仕事はどうにも僕には合っていないようです。』


エルザックは先にそう語ったのだ。


『…………ヤームはどうだ?両者の言葉がないと判断が難しいのでな。』


すると俺の言葉にヤームは口を開く。


『BOSS………確かにエルザックの能力は凄いものです……俺の魔神『キャッチャーフロッグ』の能力は捕獲には向いているのですが元々戦闘向きではありません……コンビを組む相手次第ではありますが確かにエルザックの能力も相応しいのかもしれません……ですがやはりマジェスト同士の相性というものもあるでしょう……ここ数ヶ月………エルザックコンビを組み行動させてもらいましたが…………すみません。』


残念そうな表情でそう語ったヤーム。

そして俺は答える。


『確かにマジェスト同士が共闘する場合………例え強力な能力が無くてもマジェスト同士、魔神同士の相性が良ければ強くなる事があるとされている……だがお前達の能力同士はいいが……本人達がそれではな……………分かった………その人選Missは俺の責任でもある……今日のところは下がっていいぞ。』


俺の言葉に二人は下がっていく。

俺は二人の後ろ姿を見ていたんだ。

それから数ヶ月の時が過ぎていた。

あれ以来大きな敵はなりを潜めていたような気がする。

その事に怪訝を感じていた頃。

この事務所へ久しぶりにベルーガが一人の青年を連れて訪ねてきたんだ。

それは少年から青年になるかくらいの年齢が想像つくくらいの男だった。

髪は黒髪でツンツンたっており、まるで音楽でもやっているかのような姿だった。


『すまないBOSS………この青年は家の近くで腹を空かせて倒れていてな………話の流れでここを紹介してほしいってな』

『分かったベルーガ………ご苦労だったな………また帰るまでリオを頼む。』

『ああ、でもたまには帰ってくださいよ……お嬢様は強がってますけど………』

『ああ…………分かった………ベルーガ……ありがとう。』


俺の返事を聞くと笑みを浮かべ立ち去っていくベルーガ。

俺は申し訳なかったが心には誓った。

そして俺は彼に目を向ける。


『君の名は!?』


俺の問いに彼はスーッと息を吸い込む。


『俺はジェイク………立派な殺し屋になりたいんだ…………BOSS、、、ここで使ってほしい。』

お読みくださりありがとうございました。


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