シーン56聖獣様との対峙。
私はヤシュア様の試験を突破し、そしてキリマジャーロ行きを決めた。
そこには太古からの聖獣様がいるという。
私があの国を変革させる為にはやはりまだまだ自身の力も成長させなければならない。
私はその為にキリマジャーロへ向かう事になったのだ。
そして私はここで二人の友人と出会った。
この二人は私と向かう先が同じだったのだ。
一人はヨーロディアからきたユーロという男性、そしてもう一人はレギオンという男性だった。
そしてこのレギオンには一人娘のリオという可愛い愛娘がいたんだ。
レギオンはまさに親バカといった感じだったが私も会ってみるのも期待はしていたのだ。
そんな会話をした私達三人はいつの間にか意気投合していたのだ。
そんな私達三人は何とかキリマジャーロ山頂へと辿り着く。
そして。
聖獣様に出会った私達。
私は自分の魔神フェニックスと改めて出会ったの。
フェニックスとの対話、そしてそれは聖獣様が私に見せた力だったんだ。
私はまた問われる。
私に問いかけてくる聖獣様。
『アキニーよ………そなたがこれ以上の力を手にするには一層の努力をしなければならない……フェニックス曰く、お前は優しすぎるとの話だ。』
私はその言葉に驚きを隠せなかった。
『いえ、でもできることなら私だって戦いは避けたいほうです………ですが………どうしてもやらなければならない時は、私は………………………。』
私の目の前には聖獣様出会ったはずの幻影が消え去り、巨大な深紅のフェニックスが姿を見せていたんだ。
不思議な気持ちだった。
フェニックスはまるで私の弱き心を燃え上がらせるような、それでいて以前とは違う安心感を抱くようになっていたの。
『ほお!?やはりお主はこのフェニックスへの命令を出せるこの世で唯一無二の存在のようだな。』
そんな聖獣様の声が聞こえた。
すると聖獣様はフェニックスからスーッと離れていく。
そして私達の前に座っている聖獣様。
聖獣様はその目を大きく開いていく。
(これが聖獣様…………私の全てを見透かされそうな大きな瞳……そして私の脳内に直接語りかけてくるその声は…………やはり人類では有り得ない神々しい何かが見えてくるみたい………そう、それはなんと金色のお猿さん……………あの方が……聖獣様……………。)
『あなたが聖獣様…………なのですね?』
『いかにも………ワシがこの世界の始祖と呼ばれる存在………聖獣アルビダイヤ………そしてお主がその力にしているのはこのワシが作り上げた魔神とも言うべき力である……………。』
アルビダイヤ様はそう語りかけてくる。
不思議なほど聡明で不思議な程清らかな光を放ちそう語る聖獣アルビダイヤ様。
私は只々その光に包み込まれていた。
そして再び続ける。
『聖獣様……私は確かに聖獣様のお力を手にしました………ですがそのお力を私は制御出来すに暴走させた事があり、その事で大変な事になりうるところだったのです。』
そう私はアルビダイヤ様に告げる。
するとアルビダイヤ様がその声を上げる。
『力なき人間よ………我が力は歴史をも変えれるほどの力……神の力なのだ……そんなワシが創り魔神具の魔神はその所有者を自ら探し出し選ぶのだ………そしてそんな魔神に選ばれたのがお主という事なのだ。』
『そんな……でもそれはやはり私がまだまだだから大切な人達を傷つけて……危うくその地をも破壊しかけたのです!!』
『……………………………………………』
私は涙を流しながら叫んでいた。
するとアルビダイヤ様は押し黙り私を見据えていた。
『アルビダイヤ様!?』
『それでも………その時のお主の声は……フェニックスへの呼びかけとなったらしいぞ。』
『えっ!?それって!?』
『魔神を操るにはその声に力を持たさなければならない……そしてそれはお主の精神力の賜物だ…………お主に足りないのはそういう事だ………強く………………………………なるが良い……………』
その声と共に私は我に返る。
そして私に声をかけてくれた聖獣様はサラサラとこの消え去っていく。
そして背後から声をかけられる。
『アキニー大丈夫か!?』
『ええ!大丈夫!!ありがとう二人とも!!』
私は仲間にニコリと微笑みこたえる。
私はこうして魔神のパワーアップが成功したの。
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