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マジェスト伝説~古代三大魔神の奇跡~  作者: 黒羽冥


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47/121

シーン47決死の工房。

会場内への突然の閃光が走り抜ける。

そして一瞬の刹那。

ドーーーーーーーーーーーーーーーンっと巨大な閃光と共にこの会場内に大爆発が巻き起こる。

それはこの会場の全てを吹き飛ばすほどの威力。

何も無い荒野と化したこの大地。

そしてそこに立ち尽くすのは二人の魔族。

そう………この大爆発を起こした魔神ヴェルデと主であるバロンの姿だった。


『クククッ…もうこんな試合とか言ってる茶番はここで終わりだ…………ここからは我が魔王ゼルドリス様を復活させ………そしてこれから我ら魔族の世界へと再び変えるのだ………その為には………………』


そういいながら俺を見つめるバロン。

そして俺の背後には魔神タイガが………俺の後ろにはなんとか無事倒れているだけの会場にいた沢山の人々の姿があったのだ。


『俺たち………助けられたのか!?』

『そうみたいだ………助かったのか!?いや………助け…………られた………のか。』


そう言葉を口々にする面々。

すると皆々が助かった事に歓喜する。


『『うおおおおおーーーーーーーーーーっ!?助かったんだーーーーーーーーーー!!!』』


それそれが思い思いに助かった事に涙する。

そしてそこにいたのは。

俺の魔神……タイガとそして……マリアの魔神………セイレスペガサスだったのだ。

もう大会の何かなど関係ない………あの状況を打破するにはもうこれしかなかったのだ。

俺はマリアを見やる。

すると息を整えながらも微笑み返してくれるマリア。


『大丈夫か?マリア?』

『はい……魔神具を使うなとは言われましたが……今は……………………………』

『ああ………マリアすまんな……だが、俺も一つ先に件はこう……変更しよう……………お前の力で俺も本当に助かった…ありがとう。』

『はいっ!?わたくしもお役に立てて本当に嬉しいです!!』


そう笑顔で返してくれマリア。

俺はその笑顔に約束する。


『ああ………そしてここから俺はお前の因縁にケリをつける。』


そして俺は前に出ていく。

目の前には魔族であるバロンと…………ヴェルデが立ち尽くしていたんだ。


『ほお…………あれだけの攻撃をはなったのだがな……まだその場に立っていられるとはな……』


そいいながらマリアに目を向けるバロン。


『マリア……………お前のセイレスペガサス………その情報を俺が知らなかったとは思ってないであろう?』

『はい………執念深いあなたはわたくしが仕えてからわたくしの全てを調べ尽くしたのです……その上でこの力の事もわかっていたのだろうなとは思っていました。』

『そうだろう……………それでもそこを言及しなかったのは……いずれワシの為にその力を利用させるつもりだったからだ……そう……そのお前の力セイレスペガサスは我々の敵である『天使』の力を持つ精霊だ………お前を研究する事で我々の魔神の敵の力を見破る為にこの俺はお前を飼い…………そして研究してきたのだ……だがお前は何をしても我々の力に屈しなかった………それならばと、今回のこの大会に出させお前の本気を見てそこのペガサスを手に入れようと考えたのでな。』


ニヤリと笑みを浮かべそう語ったバロン。


『くっ………ならば……ここまできたらワタクシも覚悟は決めました!!セイレスペガサスをワタクシは完全に自分のものとしてあなたを討ちます!!!!!』


そう言いきったマリア。

震える声はその恐怖を感じているのが目に見えて分かったんだ。


『マリア………………………………………。』

『ユーロ様…………ワタクシはこの力を使い…………ここにいる皆さんをお守りしたいのです。』

マリアの力強いその言葉に俺は力がみなぎってくる。

マリアはここまで誰の助けも借りず戦ってきたのだ。

こんなに力強マリア。

だが、やはり………どれだけの力を持っていようと……一人の女子なのだ。

この子にこんな思い運命を背負わせたのは確かに神なのかもしれない……だけど…………だからこそ……………守ってやらねば…………マリアが、マリアが救われないじゃないか!!!????

その時。

俺の中で何かが弾けた。

そして爆風が辺りに吹き付けていく。


『なっ!?なんだ今の力は!!!????』


焦りの様子をみせるバロン。

そして、その魔神であるヴェルデ。

二人はこれまで感じなかった力を俺…………そして魔神タイガに感じたらしい。

俺達は…………今………同化を果たす。

それは全てをいてつかせる絶対零度の魔神………『タイガ』の覚醒の瞬間だったのだ。


『ふうぅぅ……………バロン……そして………ヴェルデよ………覚悟はできたか?』


俺はそう告げる。

すると二人は固まったまま……俺に目を向けてきたのだ。

お読み下さりありがとうございました。


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