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マジェスト伝説~古代三大魔神の奇跡~  作者: 黒羽冥


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44/121

シーン44決勝の合図。

決勝の呼びだしのアナウンス。

俺は会場へと赴いていく。

すると俺が登場した瞬間。

アナウンスが飛び交う。


『遂に登場!!ここへ人間代表で現れた選手は氷の魔神を従えし男!!!ユーロ選手!!ここへ満を持しての登場であります!!!!!』


そのアナウンスの声に観衆の前にでていく俺。

すると会場内が大歓声に包まれる。

俺もここまで観衆が起こるほどの戦いをしてきたのだろうか…そんな事は俺には関係の無い話だ。

やっとここまできた……それは俺の運命……そしてマリアの未来も輝かしいものへとする為に………俺はここに立っているんだ。

眩い光の先に見えたのは未来への舞台。

すると爆風が巻き起こり……俺の目の前に立つのは……対戦相手のバロンの選手……ヴェルデ。

ヴェルデは黒いマントを靡かせ……そして背後には炎を纏っている。

まさに炎と氷の戦いが今まさに始まろうとしていた。

するとバロンが口を開く。


『ようやくこの時が来たようだな………』


バロンの声は周囲にも響き渡る。


『ああ………この戦いで俺はマリアを解放する。』

『やれるものなら…………やってみるがいい。』

『貴様によって泣く者がいる………俺は。』


ダッと飛び出していく俺。


『さあああーーーーーーーーーーっ!?来ました!!???遂にこの大会のラストバトルです!!!』

『お前を倒す!!!!!』


俺の握る拳には氷のグローブが握られている。

俺の手からは冷気をはっしそれは俺を包み込む。

しゅーーーーーーーーーーーっと包まれる俺の全身…………それは目の前の敵に対する俺の怒りが込められている。

だが、この敵は魔族。

簡単に俺の攻撃が決まるとは思えなかった。

すると口を開くヴェルデ。


『クククッ………ここへ来てお前とまた会えるとはなあ………タイガ。』

『なにっ!?』


魔神であるヴェルデの声………それは明らかに俺の魔神タイガに向けられたものだった。


『…………………………………』


無言である俺の魔神タイガ。

だが攻撃は止まるものではない。


『俺たちは、ここへ話をする為に来たのではない!!………俺たちはお前達を仕留めにきたんだ!!!!!』


拳を振り上げていくタイガ……そして。

ガキーーーーーーーーーーーーーーーんっと激しい衝撃音が辺りに響き渡り俺たちは武具をねじり合う。

それは爆風となり周囲に影響を与えていく。

観客はその影響で視界を一時失ってしまう。


『うおおおおおーーーーーーーーーーっ!?』


俺の魔神タイガの氷はやがてヴェルデにピキピキと伝わっていく!!!

その時。

ジューーーーーーーーーーーーーっと水蒸気が立ち込めていく。

するとヴェルデが口を開く。


『クククッ…………こうなるよな。』

『なにっ!?』

『貴様の魔神タイガは元魔族よなあ………そう、この戦いは俺の魔神魔族どうしの戦いだ………だがな………ヴェルデの力は純粋な魔族として………貴様の魔神をも凌駕する…………これの意味が君に分かるかね!?』

『何を言っている……』


俺がそう言った瞬間。

ヴェルデの身体は爆炎を纏う!!!

それは炎の魔神が降臨した事を意味する。

俺達の前に炎を纏う魔神が揺らめき立っていた。

その表情は伝説の炎の魔神イフリートを思わせるそのもの。

だがしかし……俺の魔神タイガもまたその姿を変貌させていたんだ。

するとヴェルデはニヤリと笑みを浮かべる。

そしてタイガは。


『現在の状態は………魔神レベルツー…………魔神レベルツー…………。』

『よし!!タイガ………ここからレベルツーでやつをとらえていくぞ!!!???』


俺がそう告げるとタイガは巨大なアイスタイガーへと変化していたんだ。

すると次の瞬間。

タイガはダダっと四つ足で飛び出していく。

ヴェルデの口からは炎がごーーーーっと吐き出されていく爆炎!!!

そしてそれをそのしなやかな動きで躱していく魔神タイガ。

するとヴェルデは次々と炎を吐き出し、タイガをとらえようとする。

だが、俺のタイガは簡単には奴の攻撃をくらう事はないのだ。

そしてタイガがヴェルデに迫っていく。


『いいぞタイガ!!!そのまま奴をとらえ凍りつかせるぞ!!!』


俺はグローブを握りながら構えていく。

すると……冷気が更に増しタイガへと流れ込んでいく。


『いいか!?バロンよ………お前がマリアにしてきた事…………俺はお前を絶対許さん!!!!!』


そして魔神タイガの攻撃はヴェルデに届いていく!!!


『いくぞ!!!タイガ!!!???』


タイガが飛び上がりヴェルデに噛み付こうとしたその時!!!!!!

バロン…………………そしてヴェルデはニヤリと微笑んだんだ。

お読みくださりありがとうございました。


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