表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マジェスト伝説~古代三大魔神の奇跡~  作者: 黒羽冥


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/121

シーン40対マシーン。

俺の目の前には魔物のサイボーグ……エンティ。

その巨体が現れる。

ジェットと呼ぶにふさわしいそのスピードはまさにジェットだ。

俺は叫ぶ。


『こい!!??タイガ!!!』


ドーーーーーーーーーーーーーーーーッと俺のグローブから飛び出したのはアイスタイガーのタイガ。

タイガはその力を解き放つ!!

どうっと放たれた冷気を秘めた闘気。

そしてその冷気は会場内に立ち込めていく。


『何だこの冷気………!…やはりあの男の力なのか!?』

『でも……………異常過ぎるな……この寒さ………この会場内全てが凍りついてしまうかもしれない………一体どんな力を……あれが噂に聞く……マジェストと呼ばれる者の力なのか。』


会場内に伝わるこの空気。

そしてその俺たちの空気に声を上げる会場内の人々。

するとエンティは俺の力に驚き停止していたのだ。

その表情は動物的本能に突き動かされたのか。

たじろぎも見せるその行動。

マシーンと生物の融合にもこんな弱点もあったかのようにも見える。

するとあの男ラギットが口を開く。


『エンティ……………お前の脳内データには……恐怖……というデータは消し去っていたハズだがな………まあいい……ここからが本番という事だ。

するとラギットは何かを取り出す。

それはなにかの魔導具のように見える。


『それはなんだ。』

『クククッ…………これは…我がエンティの力を爆発的に上げるブーストアイテムだ………この天才の僕だからこそ可能とした魔導具…………生物と科学の融合は…………その昔…遠くアメリスアードに…魔神具を作った科学者……メギノスと呼ばれる天才科学者がいた……そんな彼はあらゆるものと科学の融合を果たし驚異的な魔導具を作ったという………この僕もそんな彼に憧れこの道を目指してきた…………そして僕が作り上げたのがこのエンティなのだ。』


そう言い放ちニヤリと笑みを浮かべるラギット。

その異様な自信はラギットを狂気の表情へと変化させていた。


『これは…………………………』


俺がそう驚きの言葉を呟く。

するとその瞬間……エンティの体内からオートマティックなモーター音が聞こえてくる。


そしてラギットは呟く。


『さあ…………これから………貴様がエンティにより血祭りにあうのだ………本当の地獄は…………ここからだ。』


瞬間!!!!!

ジェット火力による推進力を加え攻撃を開始する!!!!!


『二度も同じ手をくうか!!???猿め!!!』


俺のグローブから発する激しい氷風!!!

それはエンティに向けて放つ!!!

すると俺の目の前で何かの異変が起こる。


『なっ!?盾だと!?』


そう…………やつはいつの間にか自身の身体を変化させ…………俺の攻撃を防ぐ防壁となる巨大な盾を発現させていたのだ。


『くっ!?こんな変化までさせるのか!?』


すると俺の脳裏には嫌な考えが思い浮かんでしまう。

そう………俺の目の前には巨大な剣を振り上げていたエンティが視界に入る。


『やばい!!!????』


すると………聞こえてくるタイガの声…。


『Danger、Danger、Danger………Danger………』


そして無常にも振り下ろされるエンティの巨大な剣。

次の瞬間。

バサーーーーーーーーーーーーっと剣が俺の身体をきっていく。

身体に灼熱のような熱い痛みが走り抜ける。

そして俺の身体は倒れていく。

目の前には薄れゆくエンティが見える。


『ユーロ様あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!』


倒れゆく身体。

そして聞こえてきたのはマリアの叫ぶ声だった。

痛みで倒れかけたその時。

ガシッと何者かが俺の身体を支えていたんだ。

それは目には見えはしなかったが不思議な何かだった。

俺の身体は地に足をつけ持ち堪える。


(なんだ……さっきの戦いの影響が身体に起こったのか!?だがさっきよりはより鮮明な………)


タイガとの融合を先程より全身に強く感じる。

次の瞬間………………更なる攻撃を放とうとしてくるエンティ。


『キキーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!???』


またもや剣を振り上げ地を蹴り瞬時に間合いを詰めるエンティ。

それはただの人間ならただ食われて終わる。

それとは全くもって違う化け物といった存在のエンティ。

その瞬間、奴の剣が俺の身体に届きそうに迫ってくる。

これをくらえば俺の身体は今度こそ引き裂かれてしまう。

そして俺の身体は…………………………………。

ピキピキと音を立てる俺の身体、その時。

俺の流れる血液を氷で止血されていた。


『これは………氷の力でこんな事も可能になるのか……………………………………………………。』


そう……力をただ放出すれば敵を退ける事は可能だ……………だがそれだけでは戦いを制することはできない。

俺はマリアに約束したんだろ?

このヨーロディアを魔王から守るのだろう?


『俺は…………………ヨーロディアを…………………。』

『守る。』

お読みくださりありがとうございます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ