シーン27エステリア、アグア。
俺達はマサイア族の村をめざす。
嫌な予感が俺の脳裏に沸き起こりそして俺は先を急いだんだ。
『レギオン!!!???あの数の兵士達があ小さな村へとの進行とは何かが気になる!!急ぐぞ!!』
『ああ、ユーロもアキニーもすまない。』
『レギオン気にしなくていいわよ!?友人の大切な一人娘ちゃんに手をかけようとする輩達は私は絶対に許さないんだから!!』
『アキニー!?』
『そうだぞレギオン!?お前の大切な家族は俺達にとっても家族同然だ。』
『ユーロありがとう。』
だが俺様のはるか前方を行く兵士達!!
その距離は俺様が走ろうともすぐに到達できる場所にいる訳ではなかったんだ。
『くそっ!?奴らはなんなんだ!?』
『人間もいたようだけど獣人もいるようね……同じ獣人同士だと感じる力はわかりやすいから。』
俺達は会話し焦りながらも先を急ぐ。
すると村へと侵入を初めて行く兵士達!!
『くそっ!!!???間に合わん!!???』
『くっ!?こうなったら私のフェニックスだけを先に飛ばして!!???』
俺達がそういった瞬間。
『パオオオオオオオーーーーーーーン!?』
象の声が村の方から響き渡る。
『なんだ!?』
『あれは………象の群れ…………なの!?』
ユーロとアキニーのその言葉に俺は驚きの声を上げてしまう。
『あれは………………あの時のヤツらなのか!?』
俺達は急ぐ。
すると徐々に近づき見えてくるマサイ族村。
『『うああああああああーーーーーーーーーーっ!?』』
ドンっドーーーーーーーーーーーーーンっと銃声が辺りに響き渡る。
だがそれは巨大で恐ろしい殺気を放つ象の群れにはまるで歯が立たない様子だった。
激しい叫び声と恐るべき巨大な身体による攻撃は村への進行を防ぎながら兵士達の村への侵入を拒むかのようだった。
『あいつら…………………』
『レギオン………あの象達を知っているの!?』
アキニーに問われ俺は笑みを浮かべながら。
『俺の…………………!………友人達だ。』
俺達は一気にトップスピードで村まで突撃していく。
兵士達を跳ね除けそして俺達は村への侵入を果たしていく。
兵士達による攻撃は銃による攻撃と威嚇が主だ
さすがに象達も兵士達の数の多さに数名の兵士達は象達の防戦を潜り抜け村へと侵入していったようだった。
『くっ!?もう村に数名の兵士達が紛れ込んだか!?』
『えっ!?それならそっちへ行きましょう!!???』
そして俺達は村へと入り時折倒れていた村人達にも声をかけていく。
『大丈夫ですか!?』
アキニーは自身の能力で村人達の救護にあたる。
ユーロは逃れてきた兵士達を凍りつかせていく。
そして俺達が広場に辿りつく…するとそこには震えるリオがいた。
リオの傍には倒れていたイシメール君。
そして二人を守り立っていたのはなんとベルーガだったんだ。
『リオ!?イシメール!?ベルーガ!!???』
俺は叫んでいた。
するとリオが俺に気が付き叫ぶ。
『パパーーーーーーーーーーーーーーっ!?』
よほど怖かったのだろう。
リオはぶわっと目から涙を流し叫ぶ。
『おおっ!?レギオン!?帰ったか!?』
そう言い放ったベルーガ。
巨大な熊の獣人であるベルーガは二人の盾となりこの場を守っていてくれたのだろう。
すると敵対していた一人の男がこちらを振り返る。
『おやおや…………………あなたは…あの象達を狩ろうとしてたのを邪魔した方ですねえ?』
『お前は誰だ!?』
『あー、ききます!?僕の名前!?僕はどちらでもいいのですがどの道あなたがたに教えたところで無意味ですからねえ。』
『どういう意味だ!?』
ユーロはそういうと拳を握る。
『それはねえ…………………………………………………。』
ドーーーーーーーーーーーーーンっと村中に響き渡るなにかの振動。
そして次の瞬間。
目の前に立ち尽くしていたのは明らかに黒い闇と影を身体中に纏った男だった。
『この『エステリア』という闇の組織暗殺者……………魔族きってのこの俺がお前達の相手をしてやるからだ。』
そう言いきったあの闇の組織『エステリア』の一人『アグア』。
俺が自警団時代に敵対していた組織の男が今ここに俺の敵として立っていたんだ。
そして瞬時にその身を空間に決してしまう!!
『クククッ…!貴様ら人間には到底及ばない……魔族の真骨頂を見せてやろうじゃないか。』
やつがそういったその時。
ふっと目の前に現れたユーロ。
『もらった!!!???くらえ!!???』
ユーロの右拳が『アグア』のアゴを捉え放っていく。
『はあああああーーーーーーーーーーーーーっ!?』
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