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マジェスト伝説~古代三大魔神の奇跡~  作者: 黒羽冥


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24/121

シーン24エレファモスの力。

魔象牙杖まぞうがじょう解放。』


俺は何かに突き動かされるようにそう言い放っていたんだ。

そして俺の背後に感じるエレファモスの魔力。


『それが………………………………………』

『貴方の魔神なのね……………………』


ユーロとアキニーの声。


『二人とも……後は任せてくれ……………必ずここは。』


俺は二人の前に立つ。

水龍はまるで俺の参戦を待っていたかのような余裕を持っていたような雰囲気だ。

この恐るべき水龍は聖獣様の元へ行く為の門番な様な存在なのかもしれない。

という事はこの水龍を倒す事が聖獣様の試練なのかもしれないと考えてしまう。

だが、そうじゃない……今ここで大切な仲間を俺は守るんだ。

そんな時。

誰かの声が聞こえる。


(よく………気がついたようだな。)


『ん!?貴方は!?』


俺の脳内に聞こえたその声。

だが二人に目を向けると驚きの表情をしている二人。

きっと俺同様この声が聞こえたのかもしれない。


(わしは聖獣アルビダイヤ…………そしてこれはお主達への試練じゃ………さあわしの力を必要とするならば水龍にお主達の全力をぶつけてみるがよい。)


『なんだと!?』


すると……次の瞬間。

エレファモスの何かが俺に注がれたような感覚。

俺の身体に力が漲る。

そしてエレファモスは俺の中に吸収されていく。


『な!?なんだその状況は!?』

『あのエレファモスがレギオンの中に吸収されていっちゃった。』


驚きの声を上げる二人。

俺もこの状況に自分自身が驚き固まってしまっていたんだ。

俺の内部から湧き上がる力。

それは圧倒的な力だった。

先程戦った時は起こらなかった反応。

魔神を扱うマジェストとしての戦い方はきっと様々なのかもしれない。

魔神の力を魔法の様に解放放出させる方法…… そして魔神の力であらゆる効果を発揮させる方法。

そして今、この俺に起こったこの反応は。

そう。

俺自身に魔神の力を降臨させ。

全ての力を格段的に飛躍させる事なのだろう。

俺は水龍を見据える。

奴は俺を待っていたのだろう。

首を持ち上げていく水龍。

そして。

どんっという音がさも聞こえるかのように襲いかかってくる水龍。

俺は両手を前に突き出す。


『何をしようと!?』

『分からない……だがレギオンの話が確実ならば………』


ドドドドドーーーーーーーーーーっと俺を弾き飛ばそうと水龍は俺に激しく衝突してくる。

だが俺の前に戦ってくれた二人を今俺は守るんだ。

そう思った瞬間。

ドンっと俺の内部から放たれた何かは水龍を弾き飛ばす!!

ぐおおおおおーーーーーーーっと咆哮を上げ首が弾きとんだ水龍。

そして水龍はぷるぷる震えながらゆったりと首を持ち直しながら俺達を見据える。

それは先程までとは違う焦りの行為にもみえる。


『ぐおおおおおーーーーーーーーーーーっ。』


水龍の咆哮は苦しげな状況。

これがラストの攻撃になるのかもしれない。

俺は集中する。

俺VS水龍の戦いはクライマックスを迎えようとしていた。

そして俺は。


『エレファモス……………お前の力を借り三人で、ここを突破する。』


今まで以上の魔力を感じる水龍。

そして俺もまたこの力を。

恐るべき水龍の力。

それはどんどん大きな力へと変わっていく。


『レギオン…………………お前は…』

『レギオン………………………………』


俺達の目標は聖獣様に会い、そしてこの力の歴史を知り………そしてこの力を我がものするんだ。

ユーロもアキニーもそしてこの俺も………自分の中の正義を守る為に。


『うおおおおおーーーーーーーっ!!???』


ダンっと飛び出す俺は魔象牙杖を構える。


『この力は魔族討伐という俺の思いもこもっている………亡き妻リーナへの俺の愛…………そして我が大切な宝のリオの未来は………………………。』


俺は魔象牙杖を振り上げていく。

すると……………。

杖は、いつしかきらりと光る刀身が現れる。

そして俺は柄を握り水龍へと斬りかかっていく!!

エレファモスの力を今、俺の全ての力に変える。

水龍の最大の攻撃。

水圧を加え水の何かを作り上げていく水龍。

そしてそれは俺に向かい放たれる。

ドンっと放たれる水流は水の刃を姿を変え飛んでくる。


(これをくらえば……俺も皆も真っ二つだ……そんな事は…………絶対させない。)


『はああああーーーーーーーーーーーっ!?』

魔象牙刃マジックエレスト!!!!!』


ドンっと俺の刃から放たれた刃の刃迅!!

それは水龍の水刃と衝突する。

ガガガと剣撃は衝突する。

そして。

お読みくださりありがとうございました。

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