表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結&1115万PV突破!】エージェントは異世界で躍動する!  作者: 琥珀 大和
エージェント、異世界へ行く!?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

136/1622

135話 レイド 魔族襲来⑦

傷は痛まない。

突っ張る感じもない。


よし、全開で行くかぁ~。


斜面を駆け下りながら近くの木を斬る。


シュバッ!


小気味の良い音が鳴り、両断。

ニーナ、グッジョブだ。


バスタードソードも研いで鋭さが増し、柄のグリップも最高になじむ。


そのまま両断した木に後ろ回し蹴りを放ち、大群の先頭に弾き飛ばす。


勢いは緩めずにオークどもの隊列に突っ込む。


前方に飛んでいく木に意識を持っていかれたオークを二体をまとめて叩き斬る!


その反動を利用しながら周りの無防備な首をはねる、はねる、はねる!!


飛んでいった木が先頭にいたオーク達数体を巻き込む時には十数体を無力化。


手を休めずにバスタードソードを振り回す。


斬!


斬!


斬!


蒼龍とは違う斬れ味の感触をおぼえながらも、敵が攻撃体制をとる前に鎧ごと、剣ごと両断していく。


高速で移動しながら敵を滅し、大群の外形を削いでいく。


何も考えない。


目で捉えたものに体が反応し、ただ斬撃だけを繰り返す。


スポーツならゾーン、格闘技ならトランスモードに入ったとでも言うべきか。


相手の動きがスローモーションに感じ、斬線が瞬時に浮かぶ。


無音になったかのような状態で、ただ反射のように攻撃をする。


不意打ちからの圧倒的な連撃。


仲間が瞬殺され、目に見えて激減していく状況にオーク達は恐怖という感情に支配される。


監視役の二人は夢か現実かわからない状態に、ただ目の前のバーサーカーじみた男が敵を滅殺していく様子だけを残影のように知覚する。


オーク達の阿鼻叫喚の地獄絵図。


そんな残酷な風景の中にいて、なぜかその男は返り血をほとんど浴びず、風のような舞いで斬撃を放ち続けていた。


黒い疾風。


そんな形容がしっくりくるような存在。


「··········ギルマス補佐。」


やがてミシェルがその存在の正体に気づき、つぶやいた。


「····えっ····あっ!ギルマス補佐。」


ミシェルの声を聞き、ケイガンもようやく我を取り戻した。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ