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特別小話~どういうことよっ!~5/5話

ちゃんと終わりました。

特別小話、これにて終了です。


明日は成人の日! 新成人の皆さま、おめでとうございます!!

無我夢中で雪玉を作って投げて、当てられてを繰り返す。

 どうしてわたくしの投げた球は当たらないのよっ!

 途中、わたくしは深い雪だまりに足をとらえて動けなくなったが、エージュは目の前のサイラスを倒すことに必死で気づいてくれなかった。

 ようやく抜け出して二人を追いかけると、もはや雪合戦のレベルを超えていた。

 具体的に言えば、相手の雪玉を自分の雪玉で相殺させ、距離を詰めて連射。 木々に積もる雪を振り落として視界を遮り、その隙に気の上に登って連射。とうとうサイラスも外套を脱ぎ捨て、その外套で雪玉を払いのけて特大の雪玉を投げてくる。


 子どもねぇ。


 ついて行けなくて(体力的、体格的他いろいろ)、離れたところで呆れていたら、思い出したかのようにわたくしに雪玉が降り注ぐ。

「きゃああ!」

「油断したな、シャーリー!」

「シャナリーゼ様、隙を見せてはいけません!」

 まるで教官のようなエージュ。その変わりようは、一体どういうこと!?

「新しい雪は、足をとらえて動きにくいものです。相手の足跡を踏んで動くのです!」

「ええっ!?」

「やればできます」

 できるかっ!!

 子どものわたくしの歩幅を考えなさいよ。しかも、あなた達(ムカつくから言いたくないけど)足長いじゃない。飛び跳ねるあなた達の足跡なんて追えないわよ、バカッ!!

 どうりであれほど走りまわっているのに、踏まれた雪が少ないわけだわ。


 ……と、いうか遊びでしょ! 訓練かなにかと間違っているんじゃないの!?


 サイラスが放り投げた外套をようやく回収し、わたくしがテラスに向かって一生懸命歩いていると、また雪だまりにはまってしまった。

「ああ、もうっ!」

 雪まみれで思い外套を振り上げ、必死でもがいていると、部屋の中から慌てて黒髭が特徴の家令が駆け寄ってきた。

「お嬢様、大丈夫でございますか!」

「ええ」

 家令と執事も、ナリー同様わたくしのことを知っている。他の家人にはサイラスの学友の妹で、その学友の兄が体調を崩したので、大事を取って預けらえているのだということになっている。

 人見知りだからあまり部屋を出歩かず、見知ったサイラスにくっついているのだと認識されているのを知ったのは昨日だったわ。

 くっついてなんかないわ! サイラスがやってくるだけよ!!

 そんな事情を知っている家令が、急いで庭を見渡す。

「サイラス達ならあっちよ」

 わたくしが指差せば、そこには小さく動く人影が見える。

「エージュまで……」

 力のない呟きに、わたくしに家令の気苦労が伝わる。

「とにかく、お嬢様は体を温めなくては。こちらへ」

 主人をほっといて、家令はサイラスの外套を手に取ると、わたくしをお屋敷の中に入れた。

 でもね、本当はテラスで大きな雪だるまを作ろうと思っていたの。

 だって、これだけ雪があるんだもの。子どもの頃お兄様と一緒に作った、あの大きな雪だるまを超えるものを作って、サイラス達を驚かせようと思っていたのに。

 気苦労の絶えない家令を見て、なんだか言い出せなかった。

 家令のその立派な黒髭が白くならないことを祈るわ。


 家令がナリーを呼んで湯あみの準備をさせ、わたくしは冷えた体を温める。

 着替えて温かいココアを飲んでいると、雪を払っただけのサイラスがやってきた。

「あら、終わったの?」

「すまん。途中いないのに気が付いて、庭中探していた」

「……わたくしが埋まってるとでも思ったの?」

「ああ」

 真剣にうなずかれて、わたくしはココアをテーブルに置いて腕を組む。

「埋まるわけないじゃない。そんなに心配なら、白いコート一式じゃなくて、色のついたものにするべきだったわね」

「そうしよう」

「もういらないわよ。それより早く着替えて温まりなさいよ。風邪をひくわ。エージュは?」

「家令に叱られている」

「……でしょうね」

 本来ならサイラスも怒られるべきだわ。


。・☆。・☆。・☆。・☆。・☆


 夜が来た。

 悩みが解決したわたくしは、これまでで一番おいしく夕食を頂いた。デザートまでしっかり食べたわ。

 部屋に戻ると、ナリーが大人用のローブを用意していた。

「いつお体が元に戻るかわかりません。ご就寝の時はこちらをお召ください」

「そうね。ありがとう」

 ナリーが出て行って、わたくしはカーテンをちょっとだけ開く。

 庭に設置されたガス灯から見える限り、雪はまだまだ溶ける様子はない。

 昼間のことを思い出せば、悔しさがにじみ出てくる。子ども相手にあの本気度はないわ。

 でも、明日ならわたくしだって元の大人の体になっている。今日の仕返しができる!

「そうだわ、再戦を申し込まなくては!」

 また朝から仕事だったら、わたくしのこの意気込みはどこへやればいいかしら。

 そう思って、わたくしは寝る前にサイラスの部屋へと向かった。


「良い子は寝る時間だ」

「うるさいわね」

 そう言いながら、何やら芳醇な香りのする部屋に入れてくれた。

「『聖夜の祝福』が切れる時間帯は人によって違うらしい。お前も日付が変われば、いつ戻るかわからない。たぶん寝ている間に戻るだろう」

「そうね。だから明日の朝を楽しみに寝るとするわ。でも、その前に再戦を申し込みに来たわ」

「ははは、根に持つなぁ、お前。まあ、明日は午前中なら相手をしてやるよ」

 笑いながら暖炉に近づき、炙るように鉄の棒曲がった先についた、白いピッチャーのような陶器を取ってを掴んで引き寄せる。

「なにそれ」

「ホットワイン。体が温まるんだが――お子様には無理だ」

 チラッと見て笑うその顔が、なんともムカつく。

「ご心配なく! 朝には元に戻りますから」

 ふんっと顔をそむけるも、部屋に漂う良い香りからは逃げられない。

 一人分カップについで応接テーブルの向かいに座ったサイラスは、一口ホットワインを飲んでから顔を上げる。

「立ってないで座れ。それとももう部屋に戻るか?」

「ホットワインちょうだい」

 とうとう、いい香りに我慢できなくて口に出す。

 サイラスは目を閉じて首を横に振る。

「ダメだ」

「いいじゃない、一口だけ。それ、とってもおいしそうなんだもの」

「うまいぞ。    領ものもだ」

 それって、わたくしが前に    男爵からいただいたワインね!

「ホットミルクを用意してやるよ」

「嫌よ、それがいいの!」

「ダメだといっただろうが」

「嫌よ、それが飲みたいの!」

 そう、どうしても飲みたい。

 ごねるわたくしを見て、サイラスがため息を漏らす。

「……完全に子ども化してるな」

「してないわよ。ただどうしても飲みたいの」

「それを子どもと言わずなんと言うんだよ」

「どういうことよ、それ!」

 周りが見えないくらいに、雪合戦に没頭していたサイラスに言われたくないわ!

「ちょうだい!」

 両手を差し出してお願いすると、サイラスは渋々諦めたらしい。

「本当に一口だけだぞ」

「ええ、わかってるわ」

 一口も二口も一緒よ、と心の中で下を出しつつカップを受け取って飲む。

「うっ!」

 ごくん、と飲んだものの、とてもおいしいと思える味じゃなかった。

「ほらな。お子様の口には合わないってことだよ」

 サイラスは立ち上がって部屋に常備してある水のピッチャーを取りに行き、わたくしにコップを差し出す。

 ごくごくと一気に飲んで、やっと一息つく。

「……早く大人に戻りたい」

「もうじき戻るんだ。俺はもう少しの間、小さいお前のままでも良かったんだがなぁ」

「ロリコン」

「違う」 

疑惑たっぷりの目を細めると、サイラスもムッとして目を細めた。

「ん?……うっ」

「どうしたの?」

 急にサイラスが頭を抱えてうつむく。

「なんだ?……薬?」

 グッと右手を握りしめ、サイラスが顔を上げる。

「シャーリー、大丈夫か?」

 どうやらサイラスは強烈な眠気に襲われているようで、必死に目を覚まそうとしている。

「どうしたの?」

 わたくしは全然平気。むしろ、さっきのホットワインの不味さで目が覚めたくらいよ。

「まさか、ワインに何か入っていたの!?」

「……耐性はつけてるんだが……妙だ」

 ふらりとサイラスは立ち上がり、ドアを指差す。

「くそ、しゃ……行け」

「ああ、大丈夫。そのまま寝ておいで」

「!」

 驚愕して目を開いたサイラスの頭に、突如長い白髭のお爺さんがそっと手を置く。

 次の瞬間、サイラスは力が抜けたように長椅子に座り込み、頭を傾けたまま眠ってしまった。

「あなたは……サンタクロース」

「今度はちゃんと言えたね、お嬢さん」

 小ぶりのサンタクロースが「ほっほっほ」と、軽くお腹を揺らして笑う。

「ちょうど良かった。言いたいことが山ほどあるわ」

 長椅子から立ち上がり、キッと睨む。

「楽しいイタズラか何だか知らないけど、全然楽しくなかったわ! どれだけ苦労したと思っているのよ。しかも周りは何も教えてくれないし、とんだ災難だったわ!」

「おや、そうかい? 子どもにかえって、本当に楽しくなかったのかい?」

「楽しいわけないじゃない! ワインも飲めないし、自由に出歩けないし、雪合戦だって的にされて負けたんだから!」

「そうかい。少しは楽しんでくれていると思ったんだけどねぇ。だってあの小瓶の残り、飲まなかっただろう?」

「もしかして、飲めば元に戻ったの!?」

「ああ、そうだよ」

「だってなくなってしまったんだもの! 元に戻れなかっただけよ!!」

「なくしただけ? そうかい。あまり喜んでもらえなかったようだね」

 目に見えてしょぼーんと落ち込んだサンタクロースに、わたくしはちょっとだけ心が痛む。

「……まぁ、確かに昔着たかったドレスは……堪能できたわ」

 目をそらして言えば、サンタクロースはニッコリ笑った。

「それから?」

「……久々に雪で遊べたわ。三日目にサイラスとエージュから隠れて、二人を困らせたのは楽しかったわね。子どもだからか、どこに行ってもみんな優しい目で見てくれて……居心地は良かったわ」

「そうかい。それは良かったねぇ」

 ふと影が差したので顔を上げると、サンタクロースがいつの間にか目の前にいた。

 そしてサイラスにしたように、わたくしの頭に優しく右手を置く。

「さあ、お嬢さん。夢から覚める時だ。今夜はぐっすりおやすみ」

「……元に戻るのね」

「そうだよ。さようなら、お嬢さん」

 最後にわたくしの目を覆うように、頭に乗せていた手を滑らせる。

 閉じた目をゆっくり開くと、もうサンタクロースは消えていた。

「……消えた」

 試しに両手を見てみるが、まだ子供の手だ。

 夢かと思ったが、長椅子に眠るサイラスを見てそうじゃないとわかる。

 そんなサイラスに近づき、そっとその寝顔をのぞく。

「言いたくないけど――ありがとう、サイラス」

 右手でサイラスの黒髪を撫で、わたくしは部屋を出ようとドアへ近づく。

 誰か見つけて、サイラスが寝てしまったことを伝えよう。このままだと風邪をひくわ。

 そう考えてドアノブを握ろうとした時、いいタイミングでノックされた。

「サイラス様、おいでですか?」

 エージュの声がしたので、わたくしはそのままドアを開く。

「おや、シャナリーゼ様」

「ちょうど良かったわ。わたくし部屋に戻ろうと思って。サイラスをお願いね」

「え?」

 ほら、とドアを開いてエージュを中に入れる。

 長椅子でぐっすり眠るサイラスを見て、エージュは細い目を丸くした。

「……これは珍しい。人前で眠るなんて」

「昼間の雪合戦で疲れたんじゃない?」

 ねえ、とエージュに目を向けると、エージュも気まずそうに笑う。

「じゃあ、また明日ね。おやすみなさい」

「はい。おやすみなさいませ。どうぞ良い夢を」

「あ、そうだわ」

 部屋を出ようとして、もう一度エージュに振り返る。

「……いろいろありがとう」

 小さくつぶやいた瞬間、ボッと顔が熱くなる。

 その顔を隠すようにうつむいたわたくしに、エージュは微笑む。

「いえ。こちらこそ楽しくございました。ここ数日、本当にお屋敷が明るくなっております。どうぞこれからも、ご遠慮なくご滞在ください」

「か、勘違いしないでっ! 元に戻ったらすぐに帰るわ!! そう、明日サイラスと再戦したら、すぐ帰るんだから。おやすみ!」

 今度こそわたくしは振り向かず、自分の部屋へと急ぎ足で戻った。


。・☆。・☆。・☆。・☆。・☆


 少し動くと、首元にひんやりした空気が当たり、パチパチと火が爆ぜる音がする。

うっすらと目を開け、毛布を手繰り寄せたところで気が付く。

「あ」

 ローブの袖が余っていない。手も昨日までのわたくしとは違うし、ふとクッションや枕を見れば、さほど大きなものには感じない。

「戻ったんだわ」

 寝台から下りて、寝室を出る。

 続き間では、ナリーが暖炉に薪をくべているところだった。

 わたくしに気が付きナリーが振り向く。

 ちょっと驚いたようだけど、いつもの優しい笑みを浮かべる。

「おはようございます、シャナリーゼ様。無事に元のお姿に戻られたようですね」

「ええ、そうみたい」

「まだお部屋が温まっておりません。寝台へお戻りになってください」

「そうね」

 ナリーから見てもわたくしは元に戻ったらしい。

 寝室に入ってから、鏡の前に立って自分で確かめる。

「……戻ったわ」

 ようやく実感することができた。


。・☆。・☆。・☆。・☆。・☆


 今日は自室で朝食を食べ、久しぶりに自分の外套を手に持ってサイラスの部屋へと向かう。

 昨日は負けたけど、今日は大人の体を取り戻したんだもの。負ける気はしないわ。

「さあ、(雪合戦)やりますわよ、サイラス!!」

 ノックもなしに、サイラスの部屋のドアを開け放つ。

「!」

 驚かせようとしたのに、逆に全身の血が引くほど驚かされた。

 サイラスは応接テーブルを挟んだ長椅子に座っていた。そして、その向かい側にも座っている人物がいる。

「お久しぶりだね、シャナリーゼ嬢」

 口元は微笑んでいるが、目が全く笑っていない――マディウス皇太子様がいた。

 来客があったなんて聞いてないわぁああ。

「一体何をするんだい? シャナリーゼ嬢」

 温かいはずの部屋の中に、突如寒波が訪れる。

「ゆ……雪合戦ですわ」

 挨拶もなしに、わたくしは笑みをひきつらせながら答える。

「そんな雪はどこにもないよ、シャナリーゼ嬢」

 え、もう溶けてしまいましたの? それとも、エージュの言うようにあの大雪も『聖夜の祝福』だとでもいうの!?

「子どもを連れ込むわ、婚約前の女性を連れ込むわ。サイラス、お前は一体何を考えているんだ」

「連れ込んでなんかいない!」

 誤解だ、とサイラスが言うが、マディウス皇太子様の目は冷める一方。

「やたらと子供用品を買い込んでいたらしいじゃないか。これで赤子用品まで買い込んでいたら、母の狂乱騒ぎが起きたかもしれないぞ。そうでなくても、昨日は失踪同然に城を飛び出して行ったのだからな」

 あわわわ、とサイラスと一緒になって慌てる。

「――あなたもサイラスの横に座りなさい。わたしがどれだけ苦労したが教えてあげよう」

 どうやらお説教されるらしい。

 すでにサイラスは、諦めて遠い目をしている。

 確かマディウス皇太子様は王妃様の作戦で、出来婚疑惑で結婚されたと聞いたわ。相思相愛だった二人だったから、一応ハッピーエンドだけど、その後の苦労は知らない。いえ、聞きたくない。妻をかばって、あれこれ必死に守ったマディウス皇太子様の汗と涙の苦労話なんて――絶対聞きたくない!!


 勘違いなさらないでっ! わたくし何にも悪くありませんわ!!

 それから幸せを呼ぶはずのサンタクロース! これは一体どういうことよっ!!



                          【特別小話・END】



【その後】


「昨日、俺もサンタクロースらしき爺さんを見たんだが」

「ええ、いたわね」

「まったく幸せになんてなってないぞ。朝から兄上の説教なんて、なんて不幸だ」

「奇遇ね。わたくしも同じよ」

「何か言ったか?」

「「いいえ(まだいたの(か)!?)!」」


 

 さらに言えば、この長い苦労話は、城から侍従長のウェルスが迎えに来るまで続き、ようやく二人は解放された。

 

 そしてもう一つ。

 なくなった小瓶は思わぬところから出てきた。


 ライルラドに帰国したシャナリーゼが、荷解きをしているアンから渡されたのだ。

「ドレスの中に入っておりました」

 どこかのタイミングで紛れてしまったらしい。

「……次はサイラスに飲ませてみようかしら」

 にやりと笑うシャナリーゼ。


 だが、思わぬ落とし穴に遭遇する。


 元に戻す分を考えて飲む量が少なかったせいか、サイラスは十二、三程の少年にしか戻らなかった。

 悪がき絶頂期のサイラスであったため、シャナリーゼとエージュはとんでもない目にあう。


 まあ、それはまた別のお話。


                  END

 


読んでいただきありがとうございました。

今回の話は【勘違いなさらないでっ!】②巻をテーマに書きました。

だから……最後にあの人が出て来たんですよw


それでは、また。

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