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じょばれ! 〜城上女子高校バレーボール部〜  作者: 綿貫エコナ
第六章(明正学園) AT獨和大附属楢木高校
213/374

69(世奈) 仲間《パートナー》

世奈せな……」


 二度目のタイムアウト。ベンチに座ったままのあたしの名を呼ぶ声が聞こえた。そのあとに続く言葉を想像するのは恐かった。だからあたしは顔を上げることができなかった。あきらは少し躊躇う間を置いてから、しかし、常のように飾らない言葉で言った。


「……おまえ、聞いてたんだってな」


 あたしに同情するような口調に、あたしは苦笑してしまいそうになる。『聞いてたんだってな』ですって?


 ええ……聞いてましたとも。昼休みになって、お手洗いに行くってみんなの輪から抜けていったあんたがいつまでも帰ってこなくて、縫乃ぬいのに用具倉庫だよって教えてもらって、悪いと思いつつ様子を見にいってばっちり聞いたわよ。


 でもね、彰。それってまるで、あたしが偶然立ち聞きして『そういうこと』だって知っちゃったみたいな言い方だけど、実のところあたしは今朝夕里(ゆうり)が体育館に現れたときから『そういうこと』なのは察してたわよ? ねえ、あんたあたしをナメてるの? ……ああ、ちょっと腹が立ってきたわ。


「悪かった……その、気付かなくて」


 今度は『気付かなくて』と来たわけね。それが『悪かった』と。でも、あんたが言ってるのは一体どれのこと?


 あたしが盗み聞きしていたこと? いいえ、それならあんたが悪いと思うことじゃない。あたしが勝手にこそこそやったんだもの。


 それとも、あんたが夕里を引き戻そうとしたのを知ってあたしが動揺したこと? いいえ、それがあんたの下した判断なら、あたしに気兼ねすることなんてないじゃない。


 それとも、あたしが主にあんたのことでずっと悩んでいたこと? いいえ、それこそ、あんたが悪いと思うことなんて何一つないじゃない。


 あるいは、言葉自体に深い意味はなくて、要するに、これはあんたなりの遠回しな拒絶ってことなのかしら?


 ……考えたら、また苛々してきたわ。なんなの。なんでそんな申し訳なさそうなの。あんた何様のつもりなの。あたしのなんなの。


「でも、わかってくれ。わたしは、それが獨楢どくならにとって一番だと思ったから――」


 ぼぶっ、


 と砂袋を落としたような鈍い音がして、彰の言葉が途切れた。右手に目をやると、いつの間にか軍場いくさばゆふるさんがあたしから手を離している。ちらっと上目を遣う。上半分がタオルに覆われた視界の中、彰の鳩尾に拳をめり込ませているゆふるさんの姿があった。先程から沸騰寸前だったのが、とうとう爆発したのだろう。ゆふるさんは本性を剥き出しにして低い声で言う。


「夕里がうちにいるべきだったってのは……世奈も私も誰だって、みんなわかってる。でもな、彰、そういうことじゃねえだろ。夕里は獨楢を出ることを選んだ。それについてどうこう言うのは今じゃなくてもできんだよ。そうじゃなくて……てめえが今、伝えなきゃいけねえことは……」


「……わかってます」


 彰はゆふるさんの拳を掴んで、じゃれてきた小動物をあやすようにそっと脇へどかした。ゆふるさん……あたしの代わりに彰を殴ってくれたのは嬉しいけど拳とか手首とか傷めてないかしら。彰の装甲ふっきんはゆふるさんのお子様パンチで抜けるほど薄くないはずだから……。


「世奈」


 ゆふるさんの心配をしているうちに、彰がすぐ目の前までやってきた。あたしはその使い込まれたシューズの爪先を見ながら、それあたしと買いにいったヤツよね? 夕里が戻ってきたらいい機会だし別のに換えたほうがいいんじゃない? なんて皮肉を脳内で呟いてみて現実逃避を、


「わたしはおまえが好きだ」


 して――、




 …………は?




 はらり、と頭に掛けていたタオルが足元に滑り落ちる。あたしの頭は見事に真っ白で、単なる反射ではたと彰を見上げた。彰はあたしの顔(目は真っ赤で鼻水とかも出てて口はだらしなく開いてて、きっとものすごい間抜け面だったに違いない)を見て、一瞬考えるように視線を落とし、またすぐあたしを見つめた。


「……悪い。今のは、少し省略し過ぎた」


 いつもの無愛想な真顔で、彰は言った。あたしはまだ理解が追い付かない。


 待って。何がなんだかわからないけど、とにかく待って。


「夕里のトスは……他の誰のトスより打ちやすい。あいつはいつだって、試合の要所で、ブロッカーを散らして、わたしのタイミングに合わせて、わたしが気持ちよく決められるように完璧なトスを送ってくれた。その気遣いが……でも、わたしは、悔しかったんだ」


 待てというのに、彰は目を伏せ、静かに語り始めた。あたしはタオルを拾い上げて、顔の下半分を隠し、上目で彰の表情を伺う。


「こんなのは子供じみた言い草だとわかってる。でも、やっぱり、わたしは頼ってほしかったんだ。完璧じゃなくたって構わない。苦しいとき、困っているとき、一人で何もかも背負わないで、わたしの力を必要としてほしかった。

 わたしはエースなんだ……ちょっとくらいズレても、ブロッカーがいても、きっとなんとかしてやる。そのための強さを身につけたくて、日々練習を重ねて……わたしなりに強くなったつもりでもいる。

 でも、夕里はそれを良しとしない。それだけの確かな強さもある。わたしを遥かに越える強さが――。だから、あいつはわたしとわたし以外を平等に扱う。そして敵も味方も思いのままに動かして……試合を支配できてしまう」


 唇を噛んで、苦しそうに眉根を寄せる彰。あたしはその悔しさが手に取るようにわかった。どうしても変えたい状況がある。なのに自分にはそれを覆すだけの力がない――そんな身を切るような悔しさだ。


「でも、世奈……おまえは、こう言っては悪いが、夕里ほど器用じゃない」


 彰が反応を伺うようにあたしを見る(だったらもう少し言葉を選べ)。あたしはきゅっと目を細めた。なによ、あんただってあたしに負けず劣らず不器用なくせして。


「……とにかく、だ」


 彰は咳払いで仕切り直して、今度はちゃんと、真っ直ぐにあたしを見る。


「だからこそ、おまえはわたしのことを一番に考えて、多くの場面でわたしに任せてくれる。わたしのためにトスを上げてくれる。たまに無茶なボールが飛んでくることもある――でも、わたしはそれが嬉しかった。『あんたがエースでしょ』『ならこれくらい決めてみなさい』って……そんなおまえの声が聞こえるみたいで、身体の内側から力が湧いてくるんだ」


 不器用な彰は、不器用に気持ちを伝えてくる。


「中学での三年間……おまえが傍でずっと支えてくれたから、わたしは強くなれた。感謝している。ありがとう、世奈」


 それは、つまり、嘘偽りのない本音。


「わたしはおまえが好きだ。わたしだけに向けて、わたしだけのために、全力で上げてくれるおまえのトスが、わたしは、好きだ」


 あたしのトスが好き――それは、あたしにとって、あたし自身が好きだと言われるよりよっぽど嬉しい一言で、そのことが彰に伝わってしまうのはどうにも恥ずかしくて、あたしはタオルで顔全体を隠して、言わなくてもいい不満をぶつけた。


「……でも、あんたの目標は、夕里の隣に立つことだったじゃない。その目標は諦めるわけ?」


「諦めるわけではない。今でも夕里と並び立てるくらいに強くなりたいと思っている。つまり……いつでもどんなときも、おまえの期待に応えられるくらい、強くなりたいと思っている」


「…………じゃあ、中学の時、あんたいっつも夕里の傍にいたけど、あれは何よ?」


「おまえは知らないかもしれないが、夕里はあれで危なっかしいところがあるんだ。まあ、これについては、夕里本人から要らぬお節介だと言われてしまったがな。……というか、わたしの主観では、わたしは大体いつもおまえと一緒にいたつもりだったんだが……」


「………………で、でも、あのローテが」


「ローテ?」


「中学時代のローテ――あんたは夕里のすぐ隣で、あたしとは離れていたじゃない」


「いや、それは夕里の高さ不足をわたしが補うためだろ。同じ理屈で、攻撃力のあるおまえとわたしが離れるのは当然だ。大体、離れていたからこそ、わたしは前衛フロントでいる三ローテのうち二ローテで、おまえのトスを受けることができた。事実、中学でのわたしは、練習でも試合でも、夕里のトスより、おまえのトスを打つ回数のほうが多かった」


「……………………だったら、なんで言わなかったのよ。はっきり、あたしのトスが……その、だって」


「わたし個人の好みなんて、わざわざ口に出すようなことではないだろ。周りに余計な誤解を生むだけだ。それはわたしの望むところではない。おまえも夕里も大切な仲間であることに変わりはないのだから」


「…………………………じゃあ、なんで今になって言ったのよ」


「背中を押されたから……ってことになるのだろう。夕里がネットの向こうにいて、おまえがこちらにいる――そのことに、わたしはうまく整理をつけられないでいた。いや……今も完全に受け容れたわけではないな。

 だが、さすがに、わたしの行動がおまえを傷つけたんだと知って、それでおまえを放っておくようなことはしない。これは、わたしなりに、おまえのことを最優先に考えた結果だ」


「………………………………これが、最後」


「なんだ」


「どうしてあんたは夕里を連れ戻そうとしたの?」


 核心となる質問に、彰は少しだけ言い淀んだ。でも、きっと誤魔化すことなく本当のことを言うはずだ。あたしは息を止めて、何を言われても受け容れようと覚悟を決める。やがて、彰は答える。


「理由の一つは……チームのためだ。県選抜のことを例に挙げるまでもなく、夕里がいれば、わたしたちは確実にワンランク上に行ける。おまえもそれは同意するところだと思う。それから、もう一つ、これはおまえのことなんだが……」


 ごくり、と唾を飲み込む。おまえのトスは好きだ、しかしチームのことを考えるとやはり正セッターは夕里以外にいない……とか、こいつなら言い兼ねない。そういうヤツなのだ。


「今の今まで、わたしはとても大きな誤解をしていた」


 誤解……? えっなにそれ嫌な予感しかしないんだけれど――。


「わたしはずっと、おまえがアタッカー志望なのだと思っていた」










 ……………………………………は?










「ちょっと、ごめん、彰。よく聞こえなかったわ。もう一回言って」


「わたしはずっと、おまえが本当はアタッカーをやりたいヤツなんだと思っていた」


「…………………………………………一応、理由を聞かせて」


「トスを上げているときのおまえは大体難しい顔をしているが、スパイクを打っているときは違った。いつも笑顔だった。試合となれば、それはもう楽しそうだった」


「それ単にせなちーが他人をいたぶるのが好きだからじゃ」


天那あまなちゃん、ちょっと黙ってようか」


「ぐぼえっ!?」


「……とにかく、それくらい、傍から見てスパイクを打っているときのおまえは活き活きしていた。攻撃アタックに関して何か特別な才能を持っているようにも感じた。

 しかし、一年生――それに二年生を含めて、セッターができる選手プレイヤーがおまえしかいない今の獨楢では、おまえにセッター以外に選択肢がない。夕里が戻ってくれば、それを是正することができると思った。おまえにとって可能性は多いほうがいいと思ったんだ。セッターをしたいにしろ、アタッカーをしたいにしろ、な」


 何を言っているんだこいつ……という思いであたしの頭の中はいっぱいになった。


 あたしがアタッカー志望? は? いや、確かにあたしはアタッカーに向いているらしいし、打って決めるのは当然好きだけれど……だって、そういうのに疎い村木先生でさえあたしの希望がセッターなのは理解していたのよ? なんで? なんで選りにも選ってあんたがそんな空前絶後の勘違いをしてるの? あんたはあたしのすぐ近くにいたじゃない――。


 そこまで考えて、あたしは、ふと気付く。


 ひょっとして、あたしも同じなんじゃないかって。


 あたしは彰の近くにいた。あたしが今まで一番多くトスを上げてきたのも彰だ。けれど、彰があたしのトスを好んでいたことなんて、これっぽっちも気付いていなかった。だって、どう見たって夕里のトスのほうが完璧だから。そんな可能性なんて考えてもみなかった。


 でも……それってつまり、あたしは、夕里のことばかり意識していて、あいつのことをちゃんと見ていなかったってことで――。


『なんか、夕里のヤツ、顔出しに来ただけらしい。県選抜の練習会でへとへとだからもう帰るって』


 あの時、あたしがあいつと背比べをしたとき、あいつは夕里のところに行って、少し経ったら戻ってきた。あたしは、けれど、あいつの顔をまともに見られずに心にもないことを言った。


『……そう、じゃあ、あたしたちももう終わりにしましょうか。あんたも、今出ていけば夕里に追いつけるんじゃない?』


 それを聞いたあいつは、でも、少し慌てて、こう言ったのだ。


『待ってくれ。あと少しで何か掴めそうなんだ。頼むから、もうちょっとだけ付き合ってくれ』


 あたしは気分が乗らずに何度か渋った。けれど、最後には根負けして『仕方ないわね』って付き合うことに決めた。それから結局、ちょっとどころかあいつが納得するまでのかなり長い間、あたしたちは練習を続けた。


 そして、片付けや着替えも全部終わって、部室を出るとき、あいつは真面目くさった顔で言ったのだ。


『今日は……いや、いつもわたしにトスを上げてくれて、ありがとう、世奈』


 そうよ――空前絶後の勘違いをしていたのは、あたしもじゃない。


 あたしたちはまるっきり同じ過ちを犯していた。夕里のことを強く意識するあまり、お互いのことがちゃんと見えていなかった。ずっとすぐ近くにいたのに、あたしたちは一度だってきちんと向き合ってこなかった。そうして、あたしも、彰も、相手の考えてることを自分勝手に決めつけていたんだ。


『わたしにトスを上げてくれ、世奈』


 閉じた瞼の裏に、そう言う彰の表情が浮かぶ。いくつもいくつも浮かぶ。なんで……? あたしは思う。なんで選りにも選ってあたしがこんな空前絶後の勘違いをしていたの? あたしはあいつの一番近くにいたじゃない。本当に、なんで気付かなかったのよ……。


 彰はいつだって、呼んでくれた。


 あたしが呼んでほしいときに、呼んでくれた。


 あたしのことを、あたしのトスを、あたしの名を、何度も何度も――。


「世奈」


 彰は静かにそう言って、あたしの顔を覆っているタオルを奪い取った。あたしはそれを取り返さなかった。ここから先はもう逃げも隠れもしない。同じ過ちは繰り返さない。あたしの気持ちにも、彰の気持ちにも、ちゃんと正面から向き合う。


「なによ?」


 あたしが聞き返すと、彰は、僅かに微笑んだ。


「わたしにトスを上げてくれ、世奈。おまえがいないと、わたし一人では夕里に――試合に勝てそうにない。だから、わたしと一緒に戦ってくれ。わたしには、おまえという仲間パートナーが、必要なんだ」


 あたしは、彰のことを真っ直ぐ見つめて、訊いた。


「あたしでいいの?」


 彰は迷いなく頷いた。


「おまえがいいんだ」


 すっ、とあたしの前に手を差し伸べる彰。まるで囚われのお姫様を救いにきた騎士みたい、と思う。でも、あたしはお姫様なんて柄じゃないから、意地でもその手は受け取らない。


 あたしはぴしゃりと両手で膝を叩き、自分の足ですくっと立ち上がって、とりあえず、彰の横っ面を引っ叩く。


「……何をする」


「今日の件は、これで全部チャラにしてやるわ」


 あたしが意地悪く口の端を吊り上げると、彰は参ったとばかりに肩を竦めた。そして、あたしは改めて、あたしの左手を、打たれた頬を擦る彰の右手に、ぴたりと重ねた。


「……ありがとう、彰。あたしを選んだこと、きっと後悔させはしないわ。あたしは、あんたの最高の相棒セッターになってやる」


「ああ、大いに頼りにしている」


 あたしは満足して頷いて、ベンチの脇に立つ村木むらき天馬てんま先生に振り向く。先生は腕組みして、あたしたちから目を逸らすように、遠くの体育館の壁のほうを見ていた。


「こういうわけなので……ごめんなさい、村木先生。でも、先生の夢は、あたし、形は違っても全力で叶えたいと思ってますから」


 村木先生は目を閉じて、小さく頷いた。


「お前の選んだ運命かたちを目にするその時を、楽しみにしているぞ」


 低い声でそう言って、村木先生は腕組みを解き、あたしたちを取り囲むように散らばっているみんなのほうへ視線を向けた。そして、まず由紀ゆきに声を掛ける。


「タイムアウトが明けたらメンバーチェンジだ。久保くぼ、ご苦労だった」


「……はい」


 色々と言いたそうな気配を滲ませて由紀ゆきは応える。村木先生はそれから他のメンバーにも一言ずつ簡潔な指示を出して、最後にあたしたちを見て言った。


「敵は手強いぞ。全力で叩き潰せ」


「「そのつもりです」」


 あたしと彰の声が意図せず重なる。あたしたちはぱっと顔を見合わせ、それから、声を上げて笑った。


 繋いだ左手と右手は、もう少しだけ、このままで。

<バレーボール基礎知識>


・ツーセッターのローテとトスを受ける頻度について


一般的なツーセッターでは、二人のセッターが、それぞれ全6ローテのうち半分の3ローテでセッター役を担当します。


このとき、沢木さんを初めアタッカーの視点では、前衛フロントでいる3ローテのうち、1ローテを配置ラインナップの上で近いほうのセッターから、2ローテを遠いほうのセッターから、トスを受けることになります。


例外は、セッター本人です。自明なことですが、自分で自分にトスを上げることはできません。なので、自身がアタッカー役に回る前衛フロントでは、常に対角にいるもう一人のセッターからトスを受けることになります。


以下、件の県選抜ローテです。


・ラインナップ(スターティングローテ)

―――ネット―――

 彰  夕里  天那


由紀  世奈  縫乃


L:香華



(1)

―――ネット―――

 彰 夕里 天那


香華 世奈S 縫乃



(2)

―――ネット―――

由紀  彰  夕里


世奈S 縫乃 香華



(3)

―――ネット―――

世奈  由紀  彰


縫乃  香華 夕里S



(4)

―――ネット―――

縫乃  世奈  由紀


香華  夕里S 彰



(5)

―――ネット―――

天那  縫乃  世奈


夕里S  彰  香華



(6)

―――ネット―――

夕里  天那  縫乃


 彰  香華 世奈S



注:Sはそのローテでのセッターを示す記号です。他人をいたぶるのが好きな性癖を示す記号ではありません。

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