その はち ◈今、何を伝えたいのか◈
どうもお久しぶりです、こさじです。しかし、「久しぶり」と言ってもカレンダーを見れば約一週間……
はい、続きです。
たぶんまだまだ続くと思われます。最後までまったりと気が向いたときにでも楽しんでもらえたら幸いです。
まず、クリスタルドクロを作っていきます。
ただ中に色塗っただけですが、色塗らない方が光っているようで雰囲気があったかなあ?と思いつつ、杖全体をやってみて…
これはこれでいい感じではないかと思っております。杖が主役ではないのでね、じゃあ何が主役か――この絵で何がメインなのかと考えればネクロマンサーでもないんですよね。サブです。何があって「アレ…コイツ何してんだろう?」の答えとなるのか――
躯であります。
コイツがいなかったら、ドクロの杖を持った怪しいヤツでしかない。……ま、躯が躯に見えないと何の絵かわかりはしませんが、そこは完成した折につけるタイトルで補う部分ではないでしょうか。
どのパーツがどのパーツと共鳴しているか、支え合っているか、完成した後に押し付けるようにあれやこれやと読者に言うのでなく、描いた本人が何を描いたのか自分で把握しとくのであります。
そのヒントを手掛かりに、作品作者の想像に浸り、今度は読者自身がそこから自分の妄想を広げる……そういう絵を描きたい。描いてみたいです。
次に背景を描こうと思ったのです。もっとこの絵から妄想を広げられるような。でも…
何か違うんですよね。これじゃないんですよ。けど、何がどう違うのか、違和感を感じているのかわからなくて、また考え直したんです。
「私は、何を描いているんだろう?」
――ええ、答えはネクロマンサーなんですが、最初に戻ってネクロマンサーを表すには意味不明な翼でもないし、天からの光でもなくて
躯です。
大きくしました。コイツが重要なのです。
だいぶ考え込んでいまして今回はここまでしか描くことが出来なかったのですが、次回の予定としてはもう少し躯の輪郭をハッキリさせて、左側の腰紐辺りの服整え、魔法陣の縁にしがみつく霊?のようなものを増やしていけたらと思います。
以上、続く...




