キャラ紹介
ここまでの本編中で書かれてる事だけをまとめたネタバレ無しのキャラ紹介です。
更新の遅い小説ですのでキャラを忘れた時にお使いください。
メイン枠
○黒霧 御崎=ミサキ・ブラックミスト(13)
主人公(一応)(あまり見せ場は無いけど一応)。
現代日本からの転生者。道理や礼儀を大切にする大人びた一面を持つ一方、歳相応に好奇心旺盛でマイペースな一面も時に見せる少女。武器は今のところは剣。一人称は「私」。
黒髪黒目の日本人然とした姿で転生したせいで魔人として恐れられたり、行動に奇行が目立つ(本人なりに考えた末ではあるのだが)せいで教師や親友から心配されたりしているものの、人生の目標である『人助け』の為に日々知識と力をつけている。
現在のレベルは13であり、既に非戦闘員の一般人より上。数値的にも晴れて『戦える人』の仲間入りをした彼女が、次に考える事とは……?
○リオネーラ・ローレスト(15)
行き倒れが魔人の姿をしていようと構わず助ける優しいハーフエルフ(エルフと人間の子供)の少女。強くなる事が大好きで、現在のレベルは50。武器は一対の剣。一人称は「あたし」。
高い戦闘力、豊富な知識、整った外見に真面目で面倒見のいい性格、といろいろ備えているハイスペックな子であるが、ちょっと感情的になりやすいのが玉に瑕。本人もそこを気にしている。
いろいろあった結果ミサキの事はとにかく危なっかしく思っており、最優先で何かと世話を焼いてくれる。だが同時にライバルとして評価もしており、そしてそれらを抜きにしても親友としてなるべく一緒に居たいと思っていたりもし、なんだかんだでほとんど彼女と行動を共にしている。
○エミュリトス(16)
持病の方向音痴が原因で一日遅刻してきたドワーフのツインテ少女。見た目は幼女。武器は祖父特製の杖で、積極的に殴りに行くスタイル。一人称は「わたし」。
本来は臆病ながらも思い込みが激しく内心いろいろ溜め込む面倒な性格をしているのだが、ミサキに出会い彼女を崇拝するかの如く慕い始める事となる。別の方向で面倒な性格になってしまった。
レベルが絶対の世の中を嫌っており、自身のレベルも装飾品で腕力を落とす事で偽装している。そのせいでミサキと共にちょくちょく戦っているにも関わらずレベルは初登場時から上昇していない。しかしミサキの成長と志を目の当たりにし、自身の在り方を少し考え直しつつあるとかないとか。
クラスメイト達
●ユーギル・L・アールバレー
クラスで二番目に強い狼の獣人。男性。レベルは40。一人称は「俺」。
大体戦いの事しか見えておらず、弱者にあまり興味がない。そんな強そうなキャラ付けなのに現在リオネーラに二連敗中であまりいいところがない。
●トリーズ・エルズリバー
クラスで三番目に強い巨人族。男。レベル30。一人称は「オレ」。
英雄のあだ名や経歴に詳しい。中でもガチで鬼教官ヒートマンに憧れており、その影響で筋肉にハマっていて暑苦しい。寮で同室のユーギルからは「アホ」とだけ呼ばれている。
●サーナス
クラスで四番目に強いエルフ。女性。魔法に長けており、レベルは29。一人称は「わたくし」。
エルフらしくスタイルのいい美女だが、本人はかわいいものが好き。高飛車で鬱陶しい性格だったがミサキと戦い多少丸くなった。美少女好きは加速した。リオネーラとの決闘を数日後に控えているが……?
●レン
エミュリトスの前の席、つまりクラスで下から三番目に位置する不定形族スライム種の少年(ただし不定形族に性差はない)。レベルは7だったが9まで上がった。一人称は「ぼく」。
臆病な性格で最初はミサキにめっっっっちゃビビっていたが、ミサキがマトモな思考をする人物だと知り歩み寄った。その結果暗黒騎士になってしまった。事あるごとに気絶している気がする。
●リンデ
レンより多少強い程度の妖精族の女の子。一人称は「アタシ」。
のんびりと喋り、チョロい性格をしているが妖精族にはこういう子は多い。ミサキにアイスニードルを教え仲良くなった。サーナスの秘密特訓に付き合っている。
●ミサキの隣の席の子(名前はまだ無い)
噂好きな妖精族の少女。この子もトリーズ同様先生達のあだ名に詳しいが憧れてまではいない。寮ではリンデと同室。
教員
●スカル校長
ただの骨
●教頭
マジメで厳しい教育理念を持つ、メガネの似合う男性エルフ。『エルフの若き賢者』の異名を持つが本名はまだ不明。自由な教員達(主に校長)によく振り回されている。
初日にミサキに大金を貸し与えた。その後は彼女の世間知らずっぷりを時に訝しみながらも一人の生徒として公平に接している。
●ボッツ
ミサキ達のクラス担当の汗臭いマッチョ教師。名前は偽名。レベル52。伝説の鬼教官ヒートマンによく似ているらしい。
暑苦しい性格――ではなくむしろ蒸し暑いイヤな性格だがちゃんと大人ではあり、最低限教師らしい振る舞いはしている。ミサキの事は危うい子として見ており、道を踏み外さないようにいろいろ絡んでくる。その姿は時にウザい。
●ゲイル
良い声をした鳥人(獣人の一種)。彼も名前は偽名。レベル45。ボッツとは互いにクソほど嫌い合う健全なライバル関係。
口調は偉そうだが性格は高慢という訳ではなく普通に冷静で頼りになる人(鳥)。ただしボッツが絡むと形振り構わず子供のように全力でイヤガラセに走る。が、それもミサキに言われて時と場合を選ぶように心掛け始めたらしい。そんなミサキの事は面白くは思っているが、さほど特別視はしていない様子。
●ディアン・クルド
魔法使いっぽいローブを身に纏った気弱な女性教師。保健室の主も兼任している。名前は本名らしい。
気弱なくせに元々は一人で旅をしていて、あちこちで癒しの魔法の腕を振るう『赤の癒し手』として有名になっていた。そんなすごい人なのだがミサキに対しては普通に怯えている。一方でミサキからは彼女の微妙な勘違いによりガッツリ尊敬されている。
●初日にミサキとリオネーラの騒動を聞きつけて駆けつけた教員
名称の通り。ミサキに怯えていたがその後直接の出番はない。
その他
●マルレラ
ドラゴニュートという種族のババア喋りの少女。ドラゴニュートの中では一番若く見た目は幼女。街で変な名前の鍛冶屋を営んでいる。
命を奪われかけたというのに寛大な(?)処置で済ませたミサキの事を高く評価している。酒好き。
●『賢者』
その名を広く知られた人間族の英雄。全ての種族に顔が効くと言われるほど有名な人。
かつては特定の種族に肩入れする事は無かったのだが、戦後処理の際は主に人間族国家で手腕を振るった。その後、休日制度を制定してから姿を消し、現在は消息不明。
★女神 (メーティス)
ミサキを転生させた神。この異世界で最も有名な女神であり、彼女を崇める宗教は最大勢力。スタイルがいい。
神のくせにどこか間が抜けていたり日本大好きっぽかったり友達を求めたりと人間味があり親しみやすいが、神というだけあってまだまだ謎は多い。




