7月31日 夏季中間報告おつかれさま会
7月31日
暑くて暑くてもうダメだ。いずれ発狂してしまいかねない。
【検閲済み】線にて、ついうっかり寝過ごし【検閲済み】までいってしまう。なんとか目覚められたからよかったものの、下手したら【検閲済み】まで行くところだった。
研究室への到着はいつもよりちょっと遅れた。が、そもそも今日はやることがなかったためノープロブレム。適当にグダグダとすごし、漫画を読んだりして時間をつぶした。
ナントカカントカ涯っていうカ●ジの人の作品を読んだけど、人間学園での『素直になぁれ』に笑いを隠せない。シュールというか、あの独特のセンスと雰囲気は才能だと思う。最後、かなり駆け足で打ち切り気味に終了したのがちょっといただけないけど。
午後からは院生の中間発表。司会を務める。概ね問題なく進行するものの、一人当たり五分以上質問タイムで伸びてしまった。
なお、是枝さんが開始前、タイムキーパーである柳下に『鐘の時間を一分早くしてくれ』って冗談交じりに頼んでいた。去年、マジでそれをやった先輩がいたとかいないとか。
発表会が終わった後は打ち上げ。【検閲済み】の【検閲済み】へと赴く。最後の方に席に着いたものの、衣笠先生、南郷さん、八柳の卓につくことに成功する。
八柳がサラダ類を何度も取り分けてくれたのが印象的。女子力がめっちゃ高くてビビる。桐野といい、飲み会イケメンがなんでこんなにも多いのだろうか。
話はなかなか盛り上がった。よく考えてみれば全員解析班。衣笠先生が次の仮配のこととか、かつての先輩のしでかしたトラブルなんかを話してくれた。
なんでも、かつて電子天秤をひっくり返したり、フロッピーディスクを一人で四十枚もダメにした先輩がいたらしい。『悪いことは言わないから保険に入っておけ』とアドヴァイスを受ける。
あと、衣笠先生は三兄弟の長男で、お家がめっちゃでかいそうな。【検閲済み】だってのにうん十坪の広さがあるとのこと。『やべえ、相続争いしなきゃ(笑)』って言ってたけど、あの人いいとこのボンボンだったらしい。超うらやましい。
なお、【検閲済み】のコースメニューはサラダ、シーザーサラダ、枝豆、フライドポテト、肉の鉄板焼き的なやつ(つくね?)、肉みそうどん(?)、杏仁豆腐だった。相変わらず量が少なくてちょっと残念。お酒は優しい梅酒をロックで三杯。オレンジジュースを一杯。カルピスも頼んだのに忘れ去られた。この恨み、絶対に忘れない。
楽しく飲んでいたら、給仕のあんちゃんが八柳の就活用バッグに思いっきりビールをこぼしやがった。なんか謝るのもぼそぼそとした声だったし、あわてて拭いたのも私や銀さんの方が先。応援に来た先輩っぽい人の方がちゃんと謝っていた。もう少し教育をどうにかした方がいいと思う。
時系列的にどこに挟むべきかわからないけど、しゃべっているうちに銀さんや柳下も交じってきた。なかなか楽しいひと時だったといえよう。
終盤、大海先生と衣笠先生用のケーキが届く。羽鳥が段取りを整え、私が進行し、柳下が手渡して、真島さん&世良さんが花のプレゼントを贈呈した。『大海先生の六十歳のお誕生日で~』と言ったら、なんかこもりんにツッこまれた。解せぬ。
なお、大海先生自身は『この年になると誕生日を素直に祝えないんだよなぁ…』とのこと。年を重ねるのがなんか嫌らしい。
そうそう、少しだけ衣笠先生の奥さんの写真を見せてもらった。きれいな人だった。年下らしい。私も年下の可愛くて優しくて包容力のある嫁さんがほしい。
ざっくりだけどこんなもんだろう。これから学会のための修羅の道が始まる。これ以降の日記は殺伐となるだろうけど、それにはそういった理由があることを理解してほしい。
いつぞやうっかり魔系学生の日記に混じっちゃったやつ。




