杖が伯爵令嬢に転生したら、元使い手である英雄の偏愛が悪化しました
伯爵令嬢のマリットは王都で婿を探すため、英雄である魔術師の秘書となった。
そこでひとつの魔術に触れ、前世を思い出す。
国宝である黄昏の杖。その杖であった前世の自分は、使い手の少年をかばって砕け折れていた。
しかし後悔はしていない。
むしろこうして転生し、英雄と呼ばれるまでに育った彼を見られるのは嬉しい。
立派な好青年になっているはずだと期待して再会した元使い手は、杖に話しかける偏人になっていた。
――ダメだこの子、早くなんとかしないと……!
そこでひとつの魔術に触れ、前世を思い出す。
国宝である黄昏の杖。その杖であった前世の自分は、使い手の少年をかばって砕け折れていた。
しかし後悔はしていない。
むしろこうして転生し、英雄と呼ばれるまでに育った彼を見られるのは嬉しい。
立派な好青年になっているはずだと期待して再会した元使い手は、杖に話しかける偏人になっていた。
――ダメだこの子、早くなんとかしないと……!
01 春からの婚活拠点
2024/08/07 17:35
(改)
02 テュール砦
2024/08/07 21:12
03 イチゴのジェラート
2024/08/08 06:14
04 熱烈な英雄ファン
2024/08/08 10:12
(改)
05 スベイ・オルセン
2024/08/08 14:14
06 混沌の森
2024/08/08 18:03
07 緊急事態
2024/08/08 22:03
08 年上は対象外
2024/08/09 07:04
09 英雄の隣
2024/08/09 09:02
10 七歳のマリット
2024/08/09 11:11
11 想い人は誰か
2024/08/09 13:22
12 夏になったら
2024/08/09 14:02
(改)