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「人生がイージーになる、暗記力が10倍になる裏技!(ガチ)3」


「人生がイージーになる、暗記力が10倍になる裏技!(ガチ)3」


「今回の結論! 初回の解説で『初日に60回見て、翌日以降は10~20回ほど見ろ』……と言ったが『ただ見るだけ』ではダメだ! 思い出せ!」


「想起ってやつやな。でも、思い出せるんやったら、何回も見る必要ないんとちゃう? もう、覚えてんねんから」


「ここで大事になってくるのは『思い出そうとせずに、2秒以内に思い出せ。出来なければ、即、答えを確認しろ』! ということだ。大事なことなので、もう一度いうが『即』だ!」


「思い出そうとせずに、思い出せ? ……トンチか?」


「具体的なやり方を言おう。この瞬間だけ、ペンをもってよし! ――まず、ノートの真ん中にタテ線を引け! そして左に『世界最古の文学』と書き、右に『ギルガメッシュ叙事詩』と書け! そして、どっちでもいいから、片方を手で隠して、『頭カラッポの状態』で『隠されている内容』を想起しろ!」


 ここで大事なのは、

 『何も考えていない状態』で、

 『特に必死に思い出そうとしている』というわけでもないのに、

 勝手に『頭に浮かぶ』ようになるまで続けるということ。


「なんにも考えていない頭クソカラッポの状態で、『世界最古の文学』という文字列を見て、一瞬で『ギルガメッシュ叙事詩』という用語が思い出せなかったら、即! 即! 即! 隣に書いてある『ギルガメッシュ叙事詩』を確認しろ! 何度でも言うが、『即』だ! 『んー、なんだっけー、えっとー、えっとー』……この時間は、100%無意味!! ここは、本当に大事なところだから、何度でも言うぞ! 『思い出せないのに、思い出そうとしている時間』は、あんたの人生において、害悪でしかない! 徹底的に排除しろ!!」


「一個、質問ええかな?」


「かまわん、許す!」


「……何様やねん」


 タメ息を一つはさんでから、

 トウシは、


「思い出そうとする……という行為は、記憶を定着させるって先生とかは、よう言うてるけど? そのへんはどうなん?」


「思い出せるならな」


「……ふむ。して、その心は?」


「すでに『定着した記憶』をド忘れした場合『必死に思い出す』という行為には意味がある。だが、『まだ定着していない段階』で『思い出そうとする行為』は、極まった愚行だ!」


 そこで、センは、『あなた』を指さして、


「いいか! テストで高得点をとれないやつ! 耳をかっぽじれ! あんたが好成績を取れなかったのは、あんたがバカだからじゃない! ハッキリ言うが、『なろう』の片隅にソっと隠れているこの作品を見ようとしている段階で、あんたは相当のビブリオマニアであり、ビブリオマニアの脳というのは、ほぼ例外なく上等だ! あんたは、その気になれば、トップクラスの成績をとることも不可能じゃない! なのに、なぜ、ずっと低い成績をとり続けてきたのか! それは、『無駄時間』を排除できていないから! それだけだ! あんたが『んー、これ、なんだっけー、おもいだせないなー』などと『なんの意味もない時間』を過ごしている間に『暗記のやり方を知っているヤツ』は、10個、20個と、用語を見て、口に出して、耳で聞いて、脳に刷り込んでいる!」


 一瞬で思い出せないなら、思い出そうと粘ってはいけない!

 見るんだ!

 とにかく、見まくるんだ!

 頭をカラにして、ひたすらに見続けるんだ!

 それを繰り返していれば、

 脳が勝手に覚える!!


 人間の脳は、そういう風に出来ている!!


 日本語がそうだったでしょう?

 書いて覚えましたか?

 『漢字』や『ひらがな』はともかく、

 『しゃべれる』ようになるまで、

 あなたは書いて覚えましたか?


 クラスメイトの名前を、

 あなたは書いて覚えていますか?


 そういう人も中にはいるでしょうが、

 クラスメイトの名前というのは、

 たいていの場合、1・2か月後には覚えていませんか?


 30~40人の名前を、

 あなたは、書かなくても、

 『毎日会うだけ』で覚えているはず。


「ついさっき『2秒以内に思い出せ』と言ったばかりだが、ぶっちゃけ、それでも遅すぎる。コンマ数秒以内――『一瞬で即答』ができるまで、答えを見続けろ! それを続けていれば、だいたい、50回もしないうちに、思い出そうとしなくても、勝手に頭に浮かんでくる」


 日本語をしゃべる時、いちいち思い出してはいない。

 『友人』の名前を『時間をかけて思い出す』ということはない。


 『覚える』というのは『そういう次元』の話であり、

 『特定の回数』を重ねれば、どんな情報でも、

 『その次元』まで持っていくことは可能!


「ちなみに、ここまでの『俺の話』を、少しでも、うたがっているやつ! 今すぐ、やってみろ! ノートにタテ線引いて、『英単語(スペルと和訳)』でも『世界史(用語と意味)』の問題でも、『数学の公式(公式の名前と式)』でも、何でもいい! 5~10項目ほど、『左右(英単語なら、右にスペル、左に和訳)』に並べて、ひたすらに、『思い出そうとせず』に『上から順番』に『口に出し続けろ』!」


 ↓英単語での、おためし用。

   ※手順。

 1『Routineを見る』

 2『和訳を思い出そうとする』

 3『コンマ数秒以内に思い出せないなら和訳を確認』

 4『下にあるcriticalを見る』

 5『和訳を思い出そうとする』

 6『それを繰り返して、faultまでいったら、頭のRoutineに戻る』

 6『以下、60回ほどループ』


Routine  :  日課

Critical  :  批判的な

Absence  :  不在、欠席

courage  :  勇気

fault   :  責任、欠点



「何十回も繰り返していたら、いつしか、思い出そうとしていないのに、勝手に頭に浮かんでくる……そうなったら、暗記の第一段階、終了だ」


「第一段階、ということは、第二段間があるんかな?」


「そうだ。第一段階は『器』をつくった段階にすぎない。それだけでは、だいたい、翌日には、忘れている! ここで大事なのは『それでもいい』ということだ! ここで、絶対にやってはいけないことは『昨日、60回も繰り返して覚えたのに、もう忘れている……あー、やっぱり、自分はバカなんだ』という勘違いをすること! ハッキリ言うぞ! 俺も、翌日ぐらいだったら、だいたい、忘れている!!」


「何十回も見ていながら、翌日には忘れとるんかい……」


「お前みたいな天才の視点で言えば、『バカ丸出し』だろうが、普通の人間の脳ってのは、そういうもんだ」


 そう言ってから、センは、『あなた』に対し、


「これは自慢だが、俺は、中高のテストで、常にトップクラスの成績をとってきた! だいたい、どの科目も90点台がデフォだ! が! そんな俺でも、60回ぐらいじゃ、翌日には忘れている! けれど、二日目に、また20回ほど繰り返せば、その翌日には、たいがい、覚えている! 仮に3日目も忘れていたとしても、気にするな! 俺でもよくある! 四日目でも覚えきれていないことも多々ある! だが、一週間、繰り返して思い出せないということは、まずない! もちろん、一週間くらいじゃ完璧ではない! だが、8~9割は覚えているはずだ!」



 今回の総括!!

 『あんたはバカじゃない! やり方を知らないだけだ』!

 『思い出そうとするな』!

 『脳が勝手に記憶するまで、頭カラッポにし繰り返せ』!






「……あれ? 今日、シューリは?」

「あいつは、台本シカトするし、アドリブ連発するから『邪魔にしかならない』と判断し首にした」

「……ぇえ……」



今後も、色々な小話を投稿していく予定です。

下らない話をするときもありますが、

役に立つ情報も、それなりに投稿する予定!


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