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42 召喚陣

なんやかんやで、国家国民の為に召喚をすることになったエリカです。

ええ、けっしてバイト代に目がくらんだ訳じゃありません。


皆さん、召喚陣を書いたことはありますか?

召喚陣ってね、求人票に似てる。

大事なのはね、ちゃんと条件を絞ること。


この国の昔話に、こんな話がある。

ある男が敵を倒そうと、「強い者」を召喚した。

強い者は出てくると、召喚した男を食べて帰りました。

これってね、召喚陣には、ちゃんと「自分を害さないこと」を書き忘れちゃだめですよっていう昔話なのさ。ちゃんと条件を決めないととんでもないことになる。

ただし、イモムシにするとかは、精霊にとって面白いことで害するには当たらないそうな……

ああ、精霊の常識は、人間の非常識。


条件をつければつけるほど、魔力は必要になるし、

捜索範囲や召喚に応じるものが大物であるほど、魔力が必要になる。


今回の場合は、「遺跡の門の文字を解読できる者」「遺跡の門の結界を破れる者」「人類に害を及ぼさない者」だろうか?


召喚された者は、契約の条件が完了するまで戻れない。

今回は、「遺跡の門の文字を解読」「遺跡の門の結界を破る」になる。


召喚が成功すれば、召喚された者を連れてドライオン山脈の遺跡へ行き封印を解く。

その後、中のものと交渉することになる。

鬼が出るか蛇がでるか、分からない。

そのまま、戦闘になる可能性もある。

召喚する手前、召喚された者が大丈夫か気になるおばさんである。


まあ、召喚獣や精霊なら姿も消せるし、封印を解いて帰還すれば危険もないだろう。うん。



**



レイアス先生に連れられて王宮に来た。

初めて王宮に入る。王宮は中世のヨーロッパのお城だ。

白亜の壁に、高い塔がそびえ立つ。


グルグルと長い石造りの廊下を歩き、細い階段を歩く。

日本の城も敵に攻められたとき反撃しやすいように、わざと廊下を狭く作ったとか、

ここも同じような理由でこうなっているのだろうか。

自分が何階のどこにいるかすでに分からない。迷子になる自信がある。

古い石造りの扉を開けると、召喚の間があった。




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