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SPAS12


◇◇◇◇◇

王国第三王女アルフレア視点


「おおお…これも素晴らしいわ…」

ベッドに転がりながら、アリス様からお借りした銃器本を読みふける。


実用性は乏しいけど、コンバットマグナム!

これが第一候補だ。


ダムダム弾とやらを使えば魔獣に対しても効果ありそうだし、何よりリボルバー特有のこのリロードがカッコいい!!


更にページを巡る。

そこで私は運命の出逢いをする!!


フランキ社製 SPAS12!!

一目で虜になった!


ショットシェルを1発ずつ銃身に込めていくスタイル!


ガチャッとスライドさせるポンプアクション!!


近距離高破壊力の制圧力!!


これならグリズリークラスの魔獣ですら簡単に倒せるだろう。


「こ、コレよ…これを私を求めていたのよ!!」

格好良さと実用性が見事にマッチ


◇◇◇◇◇

アリステル視点


翌朝。


「おはようございます!アリス様」

銃のカタログを手に持ち俺の部屋に乱入してくる姫さま。


「ふぁ、おはよう〜」

俺の左右で寝ているネレイとドロシーも起き出す。


「これ!これが欲しいです!!」

目の下にクマを作った姫さまが、カタログの1ページを指差す。


「フランキ・スパス12!コレに決めましたわ!!」

目を爛々と輝かせる姫さま。


「こりゃまたエグいのを選ぶ」

俺は苦笑する。


欠点も多いが、小型大砲と称されるこの銃なら魔獣相手でも不足はないだろう。



「P9も良い銃なのですけど、魔物相手には火力不足を感じまして…かと言ってPSGもTACも火力はあっても接近戦には不向きですが、スパスならその穴埋めを十分に埋められますわ!!」


オモチャをねだる子供のようにはしゃぐ姫さま。


「それに…このショットシェルを装填する仕草やポンプアクションの格好良さ…ストックの展開ギミック…うっとりしますわ」


姫さまがそこまで惚れ込んだなら俺に異存はない。


アイテム売買スキルでご要望のスパス12とショットシェル500発を買う。


ドサッとスパスが入ったガンケースがベッドの上に落ちてくる。


「ありがとうございます!!」

ガンケースを受け取り、顔を紅潮させながら開封する姫さま。


「アリスさま、さっそく試し撃ちをしましょう!標的(犯罪者)も用意してあります!」


「あ、そうだ!せっかくだし帝国の姫さまにもその銃、撃たせてやろうぜ!」


本当に俺の奴隷になったか確かめるために、

エターシャ皇女に、自身の皇女付きの騎士を撃ち殺すように命令してみよう。


「えぇ!?」

他人に自分の銃を撃たせるのに難色を示す姫さま。


「まぁまぁ、1発だけだから…」

「仕方ありませんね。捕虜の帝国騎士もこちらに連れてきておきます」


◇◇◇◇


姫と別れ、ネレイとドロシーを引き連れ、皇女が監禁されている地下室に入る。


「うわっ…臭せぇ!!」

磔にされ、感度3000倍の薬を塗られピンク色のローターで一晩中責め抜かれた皇女は耳穴以外の身体中の穴という穴から色々な物を垂れ流していた。


むあっとした異臭に思わず声が出てしまった。

しかし、ネレイも結構エゲツない事をする。

俺の教育の賜物だなw


俺の声に反応したのか顔を上げる皇女。


「おねひゃい…もぉ…とめへぇ…」

喘ぎ、絶叫を上げ続けていたのだろう。ガラガラ声になった皇女が俺に赦しを乞うてきた。


「俺の奴隷になると誓うか?」

皇女が垂れ流した汚物を踏まないように注意して近くづく。


「うっ…ぐっ…」

ギュッと唇を噛み締める皇女。


「な!?」

こりゃ驚いた…こんな目に遭わされても、まだ心が折れていない!?


ネレイも驚きの表情をみせている。


ふーむ…コレは…皇女にお付きの騎士達を銃殺させるのは無理だな。


逆に騎士達を人質に取った方がいいかもしれん。


俺は作戦を変更した。



◇◇◇◇◇◇

元第六皇女エターシャ視点


「うわっ…臭せ!!」

その声で、私はわずかに意識を取り戻した。


「お願い…もう止めて」

私の芯で微震を繰り返すこの道具によって私は快楽と言う激痛を味わっていた。


「俺の奴隷なると誓うか?」

一瞬、頷きそうになる。

けど、皇女としての矜持とワイバーン騎士としての誇りがそれを思い留ませる。


「な!?」


断られるとは思わなかったのだろう。

驚きの声を上げるアリス。

ザマーミロだ!



ヴンッ!


私を縛り付ける荒縄を巨大な大剣を振り回して切り裂くアリステル。


バシャッ!

磔台から解放され、自分の糞尿で汚れた床に落ちる。


「ほれ、解毒薬だ」


な、何という怪力だ!

私の口を片手で軽く開くアリステル。


「あ、あぁ…」

アリステルの小さな唇から零れ落ちた唾液が私の口内に流れ込む。


不思議な事に、アリステルの唾液が本当に解毒薬のように私の熱くなった身体を癒す。


「水です」

皮袋に入った水を私の口に流し込むネレイ。


ごくっごくっごくっ…

枯れた喉の痛みが引く。


「わ、私をどうする気ですか!?」

アリステルを睨みつける。


「別に皇女様には何もしないよ。」

アリステルは可愛らしい笑顔を見せる。


「ただ、皇女様が俺の奴隷になってくれないから…」

その笑顔に背筋が寒くなる。


「皇女様のお付きの騎士さん達やワイバーンを処刑するの!」

満面の笑みを見せるアリステル。

「な!!」


そう言うとアリステルは、私を後ろ手に縛り上げ、さらに犬のように首にも縄をかける!


屈辱的な格好で地下牢から連れ出させる。



◇◇◇◇◇

第六王女アルフレア視点


「待たせたな!」

小一時間ほどして訓練所に併設された射撃場に縛り上げられた皇女を連れたアリス様達がやってきた。


「アリス様、準備はできてます」

私の背後を見るアリス様。


そこには、私のスパスをジロジロ観察するネスティと柱に縛り付けられた六体の生きた標的がある。


「ぐっ!うー!!」

犬のように連行されてきた皇女を見て、標的が騒ぎ出す。


自殺させないように口には大量の布を詰めてある。


標的は帝国の間者一人と皇女付きの騎士五人の計六人。


「さっそく試し撃ちして良いですか?」

「もう少し待ってくれ」


私を焦らすアリス様。


「まず右端の男は、俺を探っていた帝国のスパイだ。

見覚えあるだろう?」

頷く皇女。


「今から姫さまの新兵器の的になって貰うからよく見ててね」


可愛らしい言葉で皇女を脅しているアリス様。


「は、早く魔力を使わない魔法を見せてくれ!!」

私の隣で、私以上に興奮しているネスティ。


「ネ、ネスティ!!この裏切り者!!!!」

怒鳴る皇女。


「アリス様ぁ…撃って良いですか?」

「皇女様、よく見ていてね。今からこのスパイがミンチになるところを」


私に向かって頷くアリス様。


ガシャ!

ポンプアクションでショットシェルをチャンバーに送り込む!!


「ふぐぅぅぅ!!」

目に恐怖を浮かべる帝国の間者


スパスの引き金を引く!


バンッ!

ブシャッ!!

間者の上半身が一瞬で弾け血煙を上げる。


その瞬間!

私の…が潮を吹く。


血煙が収まると、間者の上半身は縛り付けた柱ごと消えていた。


人差し指を少し動かしただけで、人が弾け飛ぶ…

この快楽に私の子宮がきゅんきゅんと疼く。


「おおおおお」

そして、その威力に感嘆するネスティ


「はぁ…はぁ…はぁ…」

だった1発で私は逝ってしまった。


「皇女様、次はどれを撃つ?」

スパスの威力に絶句している皇女に尋ねるアリス様。


皇女付きの騎士達は観念したのか目をギュッと瞑り処刑の時を待っている。


「選ばないと次は姫のワイバーンを標的にするよ?」

脅すアリス様。


「…わ、かりました…奴隷になります…だから…他のみんなは解放してください…」


悔し涙を流す皇女の姿に笑顔を浮かべるアリス様。


「姫さま。そこの騎士達は解放だ。ドロシー!適当に国境の外に放り投げてこい」


「はーい!」

ブリキの兵士を召喚し騎士達を連行していくドロシーさん。


え!?もう終わり?そんなぁぁぁぁ


悪いね!とジェスチャーで謝るアリス様。


狙撃とは違う、スパスの豪快なショットに私の…は疼きが止まらない。


それを収めるためにも!

「カイエン将軍!!盗賊狩りに行きますわよ!」

この欲求不満は盗賊で晴らそう。


◇◇◇◇

奴隷エターシャ視点。


アリステル様のメイド奴隷になって1ヶ月。


私はアリステル様やネレイ様、そしてランバード王国の第三皇女様にメイド奴隷としての心得を身体に叩き込まれた。


特に直属のご主人様となるアリステル様に対しては絶対の服従を誓わされた。


逆らえば、私のヴァリスを殺すと宣言された。


「なぁに、俺の言う事を聞けばお前もワイバーンも帝国の民達も悪いようにはしない」


少女とは思えない悪魔のような顔で囁きかけるアリステル様。


私は頷く事しか許されない。


「お前をアリス帝国の女帝にしてやる」


「アリス…帝国…?」

聞いたことのない国名だ…まさか!?


「アマチアス帝国を乗っ取る」

ニヤリと口角を釣り上げ微笑むアリス様。


「ネスティと話し合った結果、王国で新たに研究機関を設立するよりも、帝国の研究機関をそのまま利用した方が捗るからな。だから国ごと奪う事にした。」


「そう言う事ですので、エターシャ…いえ、アリス帝国皇帝エターシャ様。これからもよしなにお願いします」


ペコリと頭を下げる元帝国技術開発局長ネスティ。


そこからは連日のようにアリステル様を中心に王女アルフレア様、ネレイ様、そしてネスティとランバード15世とで皇帝の座を簒奪する作戦が練られた。


そして…今日。

「じゃ、行ってくるぜ!」

久しぶりのヴァリスへの騎乗。


私の背後にネレイ様が。更にその後ろにドロシー様が座り、更に後ろにアリステル様が座る。


4人乗りは初めてだが…4人とも体重は軽い。問題ないだろう。


今からこの四人で私の故郷であるアマチアス帝国に戦争を仕掛ける。


この四人…いえ実際に戦うのはアリステル様とネレイ様とドロシー様のこの三人だけで30万の帝国軍に挑む


「アリス様、くれぐれも帝国を壊滅させないように気をつけてくださいまし」


「おう、なんとかするよ」

三人の心配ではなく帝国を心配するアルフレア姫。


「何せ、俺の新しい研究所になるんだからな」

ニヤリと笑うアリス様。


「では、アリス様出発します。」


私は帝国に向かってヴァリスと共に飛び立つ。

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