表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/87

姫様と狙撃銃

獣人国への旅支度を進めるアリス達。

「さて、旅支度するか」

元の身体に戻るため、獣人国カラバ を目指す事になった俺たち。


とりあえず、その前に、出発前に細かい事を片付ける事にした。


アイテムボックスの火竜を姫に2億円で売る

死体は商業ギルドが、火竜の解体準備出来るまでアイテムボックスで保管


さらに火竜&天使から国を救った報奨金として5億円頂いた。


「あ、ガントレットは返してください」

と姫に言われたので、研究素材としてパクろうとしたガントレットを返却した


あ、メイドさんがガントレット持ってちゃった…


あとは…何か忘れているような気もするが…まぁ良いか。


◇◇◇◇◇

「必要であれば馬車を用意しますが」


細かい事が片付いたので姫達とカラバに向かう打ち合わせをする。


「いや、ドロシーのジークで…いや待てよ」


俺は天使に貰ったアイテム売買スキルを開く。

ARで表示された画面をスワイプしていく。


「ねぇねぇ、ネレイ…ご主人様は何をしてるの?」

「さぁ…分かりません」


ARを操作する俺は、(はた)から見たらパントマイムをしているように見えるだろう。


「あった…」

ト○タ ラ○ドク○ーザー 通称ラ○クル。


ポチッ

なんの躊躇いもなく購入。


さらに綺麗好きな俺としては、トイレはともかくシャワーは毎日浴びたい。


なので移動式トレーラーハウスも買う。

かなり豪華なやつを買った。


エアコンシャワートイレキッチン付きベッド数六。

内装もオシャレで広々として快適そうだ。


「あ、あの…1億近いお金が空間に消えてるんですけど…」


驚いている姫。

「あぁ…旅に必要な物を買った」

「そ、それなら国費で…」

「うーん、コレは俺個人の持ち物にしたいからな」


国費で買ったら後で姫に取り上げられるかも知れん。

「残念です。天使の力で買った物が手に入るかもと思ったのですが…」


案の定、あとで取り上げるつもりだったらしい。


「あ、そうだ。姫もカラバに行くなら護身用武器が必要だな」

姫の身は私が守るから武器は必要ないと言いたそうなレイチェルを無視。


ARをスワイプしていくとハンドガンがズラリと並ぶ。


姫の体格と手の大きさを確認する

[コレが最も適しています]

アイのイチオシ S&W M&P9のハーフステンレスモデルを購入。


「こ、これは…」

精巧な作りのハンドガンに目を奪われる姫。


「飛び道具さ」


早速、試し打ちする為、騎士訓練所に移動する。


ガヤガヤと集まってくる騎士達。

「おお、姫さまにアリス様!このような所に来られるなんて珍しい」

カイエン将軍までやってきた


「少々、飛び道具の訓練を」

「おお!では的を用意させましょう!おい!!」


将軍の指示で弓用の案山子が5メートルの距離で設置される。

姫だから手加減して近距離に設置されたようだ。


ハンドガンの有効射程距離は15〜50メートルだか、

まぁ初心者ならちょうど良い距離か。


俺は姫に銃の扱い方や構え方、注意点を手取り足取りを教えこむ。


おっかなびっくり銃構える姫。

「ん!」


狙いを定め…トリガーを引く。


パンッ!

ビシッ!

案山子の腹部にヒット!

そのまま貫通し弾丸は遠くまで飛んでいく。


「な!?」

見たこともない飛び道具と発射音に驚く騎士!


「連射!」

パンッパンッパンッパンッパンッ!!

25発全弾腹部に必中!

砕ける案山子。


笑顔で振り向く姫。

「お見事!」

その威力に言葉を失う騎士達とネレイたち。


「次 15メートル先に設置して」

姫の言葉にハッとして動き出す騎士達。


15メートルの距離に設置される案山子。

「今度は頭を狙います」

そう宣言する姫。

おお、強気だ!


カシャ!ガシャ!!カシャッ!

マガジン交換しチャンバーに装填する姫。

リロードするお姫様の姿は実に絵になる!


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

30秒で25発全弾発射。全弾命中!!

案山子は跡形もなく崩れ落ちた。


姫って…もしかして、のび太君級の腕前の持ち主!?


「か、快感…」

火薬の匂いに酔いしれる姫…


俺はアイテム売買スキルでスナイパーライフル H&K PSG-1と装弾数20発のマガジンを買う。


「的500メートル。鎧装備で用意してくれ」

俺は騎士に指示を出す。


「あ、あの距離は流石に…」

この距離だとキン消し(キン○マン消しゴム)サイズに見える案山子


俺たちはバリスタの訓練用の高台に移動する。


「これを使ってみて」

そこで姫にPSG-1を姫に渡す。


「大きい…」

実際、俺の体より全長が長い。


スコープの合わせ方、距離の測定の仕方。空気の流れ。弾道の落下位置などを説明する。


「やってみる…」

バイポッドを柵に乗せ、銃身を安定させる。


「大きく見える!!!」

スコープを覗いた姫が驚愕する!

肉眼で見たり、スコープを覗いたりして驚いている。


周りのネレイや将軍も見たそうにしている。

「太陽は絶対見るなよ!!」

「はい!!」


「じゃ、息を吸ってぇ…吐いてぇ…止めてぇ…撃つ」

バシュ!!


案山子の足元に着弾!

ほしい!!


「くっ!上に2度修正…」

そう呟く姫。

本能で弾道コースが分かるらしい…


バシュ!!

ヘッドショット!!

砕け散る標的のヘルム!!


「次、右腕!!」

宣言して撃つ姫


砕け散る右腕のガントレット。


「左」

左のガントレットが砕ける。


「右足」

砕ける右足のレッグガード


「左足」

砕け散る左足のレッグガード


「心臓」

左胸に大穴が開く鎧。


「ステキ…」

銃の魅力に取り憑かれる姫。


開いた口が塞がらないカイエン将軍と騎士達。


スコープであっちこちを覗く姫。

きっちり俺の指導通りトリガーから指を外している。


姫はガンナーとしての適性がめちゃくちゃ高いうえ、

弾道計算を天性のカンで瞬時に行えるようだ。


「お願いします!アリス様!!この魔法の杖…ぴーえすじーわんとぴーきゅーを売ってくださいませ!!」


この才能…腐らせるのは惜しい。


俺は姫に銃の譲渡し英才教育を施すことにした。


その後、姫はこの2丁の銃をいたく気に入り、毎日の日課に銃の完バラメンテが加わった。

いいねブックマーク誤字指摘ありがとうございます^_^

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ