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第三王女アルフレアの野望

「で、俺を呼びつけた理由は?」

第三王女に連れられてやってきた所は、王城の離れにある離宮だった。


ここに居るのは、第三王女アルフレアとさっき投げ飛ばした護衛の女騎士と俺とネレイの4人だけだ。


「はい…ミノタウルスを生け捕りにしたレステル様の手腕を見込んでお願いしたい事がございました」


俺は無言で先を促す。


「これから起こるスタンピードを止めて頂きたいのです」


「スタンピード?」

「魔物の集団暴走です」


「なぜ、スタンピードが起こるのかは未だに原因は不明です。ただ分かっているのはスタンピードが起こる直前にあちらこちらで魔力渦が発生します。そしてその渦から魔獣が無数に湧き出してきます」


ランダムポップでモンスター集団があっちこっちに現れる訳か。

そりゃ大変だw


「そこにいる立派な騎士団で対応すれば良いじゃないか?それともここの騎士は壁の置物なのか?」


「き、貴様!!」

憤る女騎士を目で黙らせる王女。


「騎士団は王都はもちろん、周辺の村や町をスタンピードから防衛するだけで手がいっぱいなんです」


ま、そうなるだろうね。

「で、俺はどこを守れば良いんですかい?」


「レステル様は私達と一番大きな魔力渦を担当して欲しい…そこが潰れればスタンピードは終わります」


「要件は大体わかった。その大きなスタンピードから湧く魔獣はどのくらいだ?」


「今まで観測から3000から5000匹と言った所です」

「それを俺一人で討伐しろと?」

もちろん楽勝だが。


「いえ、このレイチェルを含めた私の騎士団200名も共に戦います」

もちろんいらんが…


「お前らって…もしかして捨て駒?」

3000匹の魔獣をたった200人で倒せるとは思えない。

それともこいつら意外と強いのか?


ギリギリと歯を噛み締め俺を睨む女騎士。

あらやっぱり捨て駒みたいw


「兄達は私の失敗を望んでいます…」

そして、失敗の責任を押し付けられて王位継承権争いから脱落させられると。


「次の質問だ…何故俺を選んだ?」

「ミノタウルス討伐依頼を出したのは私です。そしてあなたがその依頼を達成した」

なる。シンプルな答えだ。



力強い眼で俺を見る第三王女。

「私はこの任務を絶対成功させなければなりません。そして、この成果を持って王選を有利にする!

その為にもミノタウルスを簡単に倒せるレステル様の力が必要なんです!」


いいね!

気に入った!

正直に王位簒奪を狙ってると言える所が。


「成功報酬1億」

隣で息を飲むネレイ。

口をパクパクさせる女騎士レイチェル


「…魔力渦を速やかに解消して頂けたらお支払いします」

「決まりだな」


こうして俺は第三王女アルフレアに力を貸すことにした。


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