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学校1の美少女の秘密を覗いてしまった結果、「墓場まで持って行け」と脅され、なぜか付き合う振りをすることになりました。  作者: 北川コーリング


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70話 先生‥‥‥

70話 先生‥‥‥


「変な先生だったな。変な看護師に変な先生って、とんでもない病院だな」


それにしても、ほんとにルリさん俺の事心配してくれてたのか。もしかして俺の事‥‥‥っていうのは冗談なんですけどね。


「変な看護師って誰の事かな?」


「うわ!、ってびっくりしたー‥‥‥」


「そんな驚くことあるかな。お姉さん傷ついちゃった。責任取ってくれる?」


カーテンの裏から急に声を掛けてきたのは噂の変な看護師ことルリさんだ。今の行動だけでこの人が変である事が分かってもらえたと思う。


「うふふ、相変わらずイジリ甲斐があるわね牧野君」


この前まで仕事の一環だとか言ってたけど、ついにイジリ甲斐があるとか言い出したぞ。ほんとにこの病院はどうなってるんだ。ちょっと先生を呼んできてもらっていいですか。


‥‥‥いや、先生も変な人だからだめだな。


「もうすぐ退院らしいね、おめでとう」


「あ、ありがとうございます。ってなんで知ってるんですか?」


「牧野君の担当の先生に教えてもらったのよ?」


「げ、そうなんですか」


何やら俺を疑う感じで眺めてくるルリさん。なんか顔についてます?、もしかして歯に海苔でもついてる?、って今日はのり弁は食べてないから違うか。


「ふ~ん、もしかして私が先生とどんな関係か気になってるのね?」


「え?」


斜め275度くらいからの発言に思わず反論すら出来なかった。


「うんうん分かるわよ。あの人、顔と雰囲気はいいもんね。けど安心してね、私もっと普通の人がタイプだから。牧野君の理想は守るから安心してね」


「はあ、なるほど‥‥‥」


ここから反論するのは骨が折れそうだからやめておこう。この前リアル骨も折れたし、なんちゃって。


「というか今度は何しにきたんです?」


「何しにって用事が無いと来ちゃだめみたいな言い方ね。私ここで働いてるから、どこに行こうと自由でしょう?」


この人仕事をなんだと思ってるんだ。学生の俺が言うのもなんだけど。


「そうですねー」


ここは軽く流して終わらせよう、疲れるから。


「っていうのは冗談で、この資料を先生から渡してって頼まれてたのよ」


「あ、そうだったですか、ありがとうござ‥‥‥ってどうしたんですか?」


何やらにやにやした表情でこちらを見るルリさん。ほんとにどうしたんだこの人は。先生に見てもらった方がいいんじゃないか。


‥‥‥って、先生もだめだったな。


「私ちゃんと仕事の一環だったでしょ」


「そうですね」


あ、もしかしてだけど‥‥‥。


「謝ってよ」


まあ、そう来るよね。


「ってそんなめんどくさい表情しないでいいじゃない」


「だってほんとに面倒くさいんですもん」


「そんな直球で言ってこないでよ。牧野君を励まそうとしてるのにさ」


これで励まそうとしてるって言うルリさんが心配ですよ俺は。


だから先生を‥‥‥ってだめか、変だもん‥‥‥な。


「私ね、牧野君と同い年の妹がいるから分かるのよ、悩みを抱えていることくらいね。なんていったって私、お姉さんですから」


えっへんと胸を張るルリさん。


喋らなかったらお姉さん感凄いんだけどな、喋らなければ。


「お姉さんに話してみなさい。どんと受け止めてあげましょう」


ルリさんはそう言うと自分の胸をポンポンと叩く。


‥‥‥すばらしい。‥‥‥おっと関係ない物に意識を持っていかれていたようだ。


それにしても、見た目が落ち着きのあるお姉さんってだけに頼りがいがあるようには感じないのが不思議だ。あまり乗り気じゃないんだけどなぁ‥‥‥。


それでも熟考の上、ルリさんに話してみることにした。一応、苦渋の選択ではあった。

【まずは、この作品を読んで頂きありがとうございます!】


 「面白かった!」


 「続きを読みたい!」


 「この後どうなるのっ‥‥‥?」


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