表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/20

15.恋愛

 以下は、あくまでも個人の見解です。

 絶対的にそうだという保証はありませんので悪しからず。



 最後くらいホントのホントに真面目に始めますよ、第十五回『ラノベあるある辞典』。

 最終回のお題は【みんなに愛される恋愛】です。

 ちなみに今回は、ジャンルとしてではなく、設定として考える『恋愛』ですので、あらかじめご了承くださいませ。



 ファンタジーや学園、SFや推理などなど、様々なジャンルがある中で、恋愛も一つのジャンルとして確立しています。ラノベに限らず、アニメやドラマ・映画などでも、恋愛モノは人気が高いですよね。

 しかしそれとは別に、ジャンルではなく設定・要素として、恋愛が取り入れられている作品を多く見かけませんか?

 愛するお姫様を助けに行くとか、仲の悪いクラスメイトを好きなるとか、アンドロイドに恋をしてしまうとか、そういった設定はかなり多いと思います。

 では、どうしてジャンルが違うのに恋愛要素が含まれるのか。

 今回はその点を、恋愛がテーマとは思えないほど無粋に野暮ったく、解説していきたいと思います(笑)



 例えば、バトル系ファンタジーでよく見る恋愛要素はどういったところでしょうか?

 もちろん、戦闘中にもその要素は入ってきますが、多くは非戦闘中ではないでしょうか。街での買い物だったり、野宿の準備だったり、そういった日常パートでの恋愛要素が多いと思います。


 では、どうして日常パートに恋愛要素が入ってくるのか。

 その答えは、戦士に休息が必要なように、読者にも休息が必要だから。

 どんなに強い戦士だって、適度に休まないと戦い続けられないように、どんなに臨場感溢れる戦闘シーンだって、それだけがひたすら続けば読者は大変です。緊迫感があることを『息を呑む』なんて言いますが、呑みっぱなしでは呼吸ができませんからね。

 なのでバトル系ファンタジーでは、戦闘と日常がセットになっていることが大事。いわゆる『緩急をつける』というヤツですね。

 ですが「キリッとした戦闘シーンと、ダラッとした日常シーンをセットにしとけばいいんでしょ。緩急ってそういうことでしょ」と思ったら大間違い。『緩』の中にも緩急をつけないと、読者の興味を持続させることができません。本当の意味での日常なんて、読んでいて面白いか難しいところですからね。

 というわけで、ここでようやく恋愛要素の登場。

 恋愛要素は(一般的に)男女のキャラクターがいれば、複雑な設定や舞台・小道具などがなくても発生させやすいイベントであり、そのネタも豊富。

 そしてなんと言っても、メインジャンルに絡めやすい。コメディパートから一気にシリアスな戦闘パートに移行するのは難しいですが、恋愛パートから戦闘パートに移行するのは比較的簡単ですし、恋愛パートでの内容を戦闘パートに取り入れるのも楽。直前までギクシャクしてたのに、ピンチになったら駆けつけてくれて「コイツには傷一つつけさせねぇ!」とか言ってくれたら、燃えるし萌えるじゃないですかっ! メラキュンじゃないですかっ!(作者、魂の叫び)



 さて、例ではバトル系ファンタジーを挙げましたが、他のジャンルでも同じようなことが言えます。

 ただただ犯人を追い続ける推理モノというのも、なんだか息が詰まってしまいそうですし、学園モノに関しては、すでに恋愛要素とセットという印象すらあります。


 そして何故、恋愛要素が選ばれるのかと言えば、それが読者の共感を得やすいから。

 共感については、第一回を読んでいただくとして――PV的に大事なことなのでもう一度言いますが――第一回を読んでいただくとして、多くの方が経験したことがあったり、他の作品などで見聞きしたことのある恋愛要素なら、読者はキャラクターに共感しやすくなる。「このキャラも同じようなことで悩んでたりするんだな」と思えると、そのキャラクターのことをグッと好きになれますよね。

 ですので、より深く作品に惹き込むためにも、恋愛要素が選ばれていると思います。



 読者からも作者からも好かれ、愛されている恋愛。

 もしかしたら世界で一番のハーレムを作り上げているのは、恋愛そのものかもしれませんね。


 では、これにて最終回。

 あとは、あとがきを残すのみです。



 ご意見・ご要望などなど、心よりお待ちしてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ