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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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815/824

第812毛 Episode0.Hug

『勇者様を召喚したら光り輝いてました』より


一部を抜粋



……


エィダム「……それで、カッとなって手をあげた…ということだな」


カミ1「……だったら何だよ。そもそもコイツが悪いんだろうが」


カミ2「はぁ!?アンタがだらしないからでしょうが!!」


カミ1「何だと!?」


エィダム「落ち着け」ゴ………



カミ1&2「「!!っ……………」」ビクッ



エィダム「………まぁ事情は分かった。双方の言い分もな。…喧嘩両成敗の形だが、お主(カミ1)の方、力を行使し過ぎているようだ。…お主(カミ2)のミタマが、幾ばくか薄くなっているぞ」


カミ1「…っ……………」


エィダム「…意見の食い違いは、生じるものだ。そんなときは、互いの『意思』を汲み取る事に注力すると良い。その結果、相容れない場合に、私を呼ぶが良い。今のような事態になる前にな」


カミ1「……………」


カミ2「……………」





諍い。




ある意味『爆発的』に増えている『セカイの民』たちの間で



これも絶え間なく続いていた。





そんな



立て続けの諍いの場に





『秩序』のカミは都度、赴いていた。




エィダム「………フゥ………次は………」





ヌーン





イヴ「むーん。お疲れかなダムダム(エィダムのこと)」




エィダム「!! ………まぁな……」





そんなエィダムのもとへ




『ナガレ』のカミが現れる。





イヴ「なかなかに、同胞が増え続けているからな。……少し『異常』なくらいに」ノビー



イヴは伸びをしながら



エィダムのもとへ近づき……





イヴ「とりあえず、家に上がらせてもらおうか!!」バーン



エィダム「…え?? ……いや、今話しているように、まだまだ多くの諍いが」



ガシッ



エィダム「!!」



イヴは



エィダムの腕をガッチリと掴む。




イヴ「細かいことは良いのだダムダム。それに、お主を敬い、お主の責務に同調する者も多いだろう。ひとまずは、彼女ら、彼らに任すのだ」ヌーン



エィダム「……………ぅうむ……………」




多少


ミタマ(この場合、心残り)がありながらも



エィダムは



イヴの申し出を受けた。





……




イヴ「ジャマするぞよ!!」トタトタ…


エィダム「………あぁ………」




エィダムの家に着いたイヴは


入るなり





ピョーン




ムギュ




寝床へダイブする。




エィダム「………相変わらずだな……やれやれ………」ガタッ



そんなイヴを半ば呆れ目で見つめながら



エィダムは椅子に腰を掛ける。




ギシッ


エィダム「……して、イヴ。わざわざ家まで赴いた理由を、聞かせてもらおうか」



イヴ「む?? 我はただ、ここでゴロゴロしたかっただけだぞよ♪」ゴロゴロ…



エィダム「……………」




ガタッ




エィダムは椅子から立ち上がり



飲み物の準備を始める。





イヴ「むーん……」ノビノビ




エィダム「………イヴ。……今の『ナガレ』は、やはり良くないのか??」カチャカチャ…




イヴに背を向け



準備をしながら


エィダムは話し掛ける。



イヴ「……………」ゴロゴロ…






ピタッ






ピョーン





タタタタタッ






エィダム「……? イヴ…」クルッ



ガバッ




エィダム「!!!?うわっ!?!?」グラッ





イヴの返事がないため



振り返ったエィダムめがけ



イヴが飛び込み



反射的にエィダムが支える。




カチャ…





手に持つ食器を


落としそうになりながらも



エィダムは何とか倒れずに



イヴを見る。




エィダム「っ…い、いきなりどうした!?……なにか…ンムッ!!!!///」




そんなエィダムに対し



イヴは





イヴ「♪」ムッチュー♡




口吻をする。




エィダム「……! ……………! ………プハッ!! …っど、どうした!?///」ハーハー



イヴ「……………ムフフ……♡」ニヤリ



エィダム「………???」




困惑するエィダムの頬に



イヴは両手を添える。




イヴ「……興奮、したか??」



エィダム「!! …な………///」


イヴ「………あなたは、今、『秩序のエィダム』ではない。我……わたしも、『ナガレのイヴ』ではない。ただのエィダムとイヴ。好いたもの同士だ」


エィダム「………!!」



イヴは



極めて



極めて優しい眼差しを



エィダムに向ける。




イヴ「ねえ、そうでしょう?? エィダム」




エィダム「……………」


スッ





カチャ






エィダムは


そっと





食器を机へ置く。




そして………






エィダム「………ああ。そうですね。愛しのイヴ」スッ





酸いも甘いも噛み分けると誓った



愛しの伴侶との



暫しの抱擁に




ミタマ(この場合、心)は高揚していた。

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