第806毛 Episode0.Another
『勇者様を召喚したら光り輝いてました』より
一部を抜粋
セカイは
『何もないところ』から生まれた
セカイは
『ひとりの存在から』生まれた
セカイは
『ほかの世界』から『あぶれて』できた
セカイは
セカイとは……………
オロロ「で?? それを知って、キミは何がしたいのさ??」
???「………私は………知識を………」
オロロ「ハァ……いいかい。確かに知識は必要だし、身につけるべきだ。だけどキミはさ、まだ『己とは何か』も、分かってないんだろ??」
???「……………」
オロロ「いいかい『セー』。キミの探究心は、否定しない。事実、ボクだって『セカイについて』の知識は取り入れている最中だからね。しかし、だ。セーが身につける知識は、まだそこじゃない。己の成すべきこと…『己とは何か』を明確にしてからでなければ、必ず『情報に呑み込まれる』。時期尚早は、いただけないよ」
セーウス「……………はい……………」
セーウスは
オロロの側を離れる。
オロロ「……………」
フワッ
オロロ「! ………ハァ……」
ポワポワ…
ヘガテー「こ〜んに〜ちはぁ〜〜〜❀❀❀❀❀」ポワポワ…
オロロ「…まったく、ヒマなのかい? キミは………」
ヘガテー「いえいえ〜〜〜❀❀❀❀❀それなりにぃ〜〜〜❀❀❀忙しいのです〜〜〜〜〜❀❀❀❀❀正しい『路』を〜〜〜❀❀❀指し示すのは〜〜〜❀❀❀た〜いへんなのです〜〜〜〜〜❀❀❀❀❀」ポワポワ…
オロロ「…ならボクのとこなんかに来てるヒマないでしょ? とっとと『役目』に戻りなよ」プンッ
ヘガテー「あら〜〜〜❀❀❀つれないオロロちゃんも〜〜〜❀❀かわいいです〜〜〜〜〜❀❀❀❀❀♡♡♡♡♡」ポワポワ… ニコニコ
オロロ「……………」
オロロは
気怠そうに
かつ
『探るように』ヘガテーを見る。
オロロ「………今、何が問題になっている??」
ヘガテー「!!あら〜〜〜❀❀❀❀❀」ポワポワ…
オロロの問いに
ピリッ
僅か
ほんの僅かに
『空間』がひりつく。
オロロ「………キミ(空間)が緊張してるなら、やっぱりそっちも『めんどそう』だね。あ〜ヤダヤダ………」ズーン
ヘガテー「あら〜〜❀❀❀心配してくれるなんて〜〜〜❀❀❀優しいのです〜〜〜❀❀♡♡♡」ポワポワ…
オロロ「ボクが心配するのは『セカイ』の方だ。キミじゃないよ」ツンッ
ヘガテー「あら〜〜〜❀❀❀そぉんなぁ〜〜〜❀❀❀❀❀」ポワポワ… シクシク…
オロロ「……………へー(ヘガテー)。…さっきのやりとりは見てたかい?」
ヘガテー「! ………さてさて〜〜❀❀❀どうで」
オロロ「見てたのかい??」ゴゴゴゴゴ…
ヘガテー「え〜ん……オロロちゃん怖いです〜〜〜❀❀❀はい〜〜〜❀❀見てましたぁ〜〜〜❀❀❀❀❀」ポワポワ… シクシク…
オロロ「……………」フイッ
オロロは
ヘガテーから視線を外す。
オロロ「……なら、わかるだろ。……今、セカイは『形づくられている』最中だ。……にも関わらず………どうも『個』が増えすぎている。ちょっと異常なくらいにね…」
ヘガテー「さすがはぁ〜〜❀❀オロロちゃん〜〜〜〜〜❀❀❀❀❀」ポワポワ…
オロロ「……………」
一瞬の間
その後
オロロ「『活路』は見出だせるかい? 路の女神」
ピクッ
ヘガテー「………うう〜ん……………❀❀❀❀❀」
その問いに
路の女神の雰囲気も
変化する。
ヘガテー「……ナミーザ様とゴスロ様から『創られ』て〜〜❀❀『光』を照らす御方が現れて〜〜❀❀❀ナギーザ様が生まれ出でて〜〜❀❀『私達』が巡り巡って生まれ出でる〜〜〜❀❀❀この『ナガレ』は〜〜❀❀❀イヴちゃんも納得していたのです〜〜〜❀❀❀」
オロロ「……………」
オロロは
ヘガテーから視線を外したまま
耳を傾ける。
ヘガテー「……正直〜〜〜❀❀『生まれ出でるナガレ』自体じゃなくて〜〜〜❀原因は別にありそうなのです〜〜〜❀❀❀」
オロロ「!! ………それは………」
ヘガテー「はい〜〜〜❀❀❀多分〜〜〜❀❀オロロちゃんが考えているのと〜〜〜❀❀❀同じだと思うのです〜〜❀❀❀つまり〜〜〜❀❀❀❀❀」
ヘガテー「このセカイの『ソト』からぁ〜〜〜❀❀誰かが『混ざって来ている』気がするのです〜〜〜❀❀❀❀❀」




