第791毛 ロレア・ルーの変わり『映え』Days 同志/道志/同視
※第728毛 ロレア・ルーの変わり『映え』Days 想い人/世迷い言
の続きです。
オロロ「ま〜たキミの仲間想いが発動してんね。つまり、助けたいんだろ? かつての同志の魔王を」
ピクッ
僅かに
ロレアの両肩が跳ねる。
オロロ「……………」
それを
オロロは見逃さない。
ロレア「………」スッ
そしてロレアは
目を閉じる。
ロレア「………ええ、そうね……」
オロロ「………や〜れやれ………面倒な感情だし感傷だねまったく………」ギシッ
オロロは椅子の背に深くもたれかかり、脚を組む。
オロロ「ギー(ハデス・ギールのこと)は、周りに『ナガされた』訳じゃない。自分の意志で、『あの選択』をしたんだ。…あいつなら、今みたいな状況になることも、充分考えてただろうさ」
オロロは
空を見つめながら話す。
ロレア「………そうね……」パチッ
オロロ「………ロー(ロレア)。きみさ、『全てをひっくり返す』気かい??」ギシッ
ロレア「……ふふっ♪ まさか♬ ……ただ、この『ナガレ』……要は、ハーデちゃん(ハデスのこと)に『全ての責を被せる』形で、都合良く排除しようとしている『ナガレ』が気に入らないのよ……。あの子は、『あらぬ責を被り続けている』という意味で『被り物』と名乗ってるけど、その真意を知るものだってどれほどいるのか……………」ギリッ
ロレアは
オロロを見ているようで
別のナニカを見ているような
力強く、意志のある瞳で語る。
オロロ「……………」
そんなロレアを一瞥し
オロロ「……だとしても、話す相手を間違えてるんじゃないかい??」ギシッ
オロロは椅子の背にもたれたまま、脚を組み替える。
ロレア「………いいえ」フッ
ロレアは
優しい眼差しを
『オロロへ』向ける。
ロレア「……『あなただから』ここまで話しているのよ」ニコッ
オロロ「……………」
オロロは
ちらりとロレアをみたあと
オロロ「…あ〜やだやだ!!ほんっと君たちは調子狂うよ!! 体よく利用しようとするんだから」プンスコ
ブンブンと首を横に振る。
ロレア「え〜? だってね、オロロがいちばん『ナニカに加担している』感じがしないじゃない♡ その分、話しやすいのよ♪ 漏洩の心配もないし♬」
オロロ「…は〜……同じ事を、ヴィー(ヴィオレ)の前でも言ってあげなよ…ボクはほんとダルいんだよマジで……」ハァ…
ロレア「まぁそう言わずに♡♡ ……して、オロロ。これからのことだけれど……」
オロロ「ボクは協力しないよ」ツーン
ロレア「もう……まだ何も言ってないじゃない。…あなたはあなたで動いてくれるとして、ほかの『ORIGIN』と連絡をとっておきたいのよね………」
オロロ「あっそうまぁ良いんじゃない?どうでも良いからはやく『ウラシマからの脱出者』に合わせてよ」ツーン
ロレア「現総長のオルビスさんはもちろん、ボタニストとして今も居てくれているあなたやイヴちゃんはまず大丈夫ね。ハーデちゃんはこんな状況だから仕方ないとして…あと3人なら…」
オロロ「キミってほんと自分の目的の為なら強引だよね話全然聞かないじゃんまったく…」ブツブツ…
ロレア「お互い様でしょ??♡ …それで、『マザリモノ』のリピアちゃんとニベアちゃんはどうかしらね?? あのふたりなら、すぐにでも協力してくれるかしら??」
オロロ「知らないよ。まぁお節介焼きだからどうとでもなるでしょ」ツーン
ロレア「そうね………と、なると………あとは……」
ロレアは
ふと思い立つ。
ロレア「………あら?? そういえば……『ハレモノ』の『アイ』ちゃんって………」
そう
口にした刹那
???「もう、よろしいのかしら〜〜❀❀❀」ポワポワ…
ロレア「!!!?」ビクッ
ロレアの部屋へ
音もなく『彼女』は現れる。
ロレア「っ……びっくりしたわ……というか、まだお話中だったのに………。それに、あなたの紹介もまだ…」チラッ
オロロ「……………」プルプル…
ロレア「……………」←察し
???「あらあら〜〜❀❀ はやく来すぎちゃいました〜〜❀❀❀ではでは、またのお越しを〜ということで、退散いたしま〜〜」ポワポワ…
ガシッ
???「あら〜〜〜???❀❀❀」キョトン
オロロ「キミはまさか!!『路』の女神だよね!?いやはや、なんでいんのさ!?まさかまさかまさか!?キミがもしかして、『ウラシマからの脱出者』かい!?!?」ブンブン
???「あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜〜❀❀❀❀❀」グワングワン
突如現れた
露出度の高い衣装を身に纏った者は
オロロにガッチリと両手を掴まれ
ブンブンと揺さぶられる。
ロレア「………ハァ……予定が前後しちゃったわね………オロロ、離して差し上げて。…あなたの言う通り、彼女…いえ、『この御方』が、『ウラシマ』から出てこられた唯一の存在よ。…私達が知る限りでは、だけどね」パチッ
ロレアは
オロロへウィンクをする。
オロロ「!!!!やっぱりそうなのかい!?いや〜お会いできて良かったよほんと!!なんだいなんだいカラダに問題は無さそうじゃないかい!!じゃぁ早速隅々まで調べて……」ブンブン
???「あ〜〜〜れ〜〜〜〜〜❀❀❀❀❀」グワングワン
ロレア「……いったん、がっつくのはやめなさい。…そんなに興奮しなくても、私達で保護をしているのだから、どこかに連れ去られたりは……………多分……しないわ………」
オロロ「おろろ?? ……あ〜そっかそっか!!彼女、ド天然だからね〜〜♪♪ 目を離したらすぐにどっかいく感じらしいじゃん♬ まっ、『その特性のお陰で脱出できた』んだろうけどさ♪」
ロレア「ええ…きっとそうね……。とりあえず、座ってもらいましょう。さ、どうぞ、『ヘガテー』様」サッ
ロレアは
興奮するオロロをさりげなく引き剥がし
椅子をすすめる、
オロロ「いや〜それにしても、いろんな意味で面白そうだね〜〜♪♪♪ ほら、はやく椅子に座ってよ♬ 色々調べたいからさ♡♡♡」ルンルンッ
ヘガテー「は〜い❀❀❀」ポワポワ…
ウラシマからの脱出者である
『路』の女神
ヘガテー・セウスが
ゆったりと椅子へ腰をかけた。
ヘガテー「よいしょ〜〜〜❀❀❀」ズルッ
ロレア「!!」
ヘガテー「あ〜〜れ〜〜〜〜〜❀❀❀」コケッ
否
ゆったりと椅子を引きすぎたせいで
座れなかった。
ロレア「………ハァ………大丈夫かしら………」




