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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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785/824

第782毛 記録者ジャック・サンセイによる抜粋 修正の書

---- --- より


一部を抜粋




ヘラ・ルージュ「……………」ゴゴゴゴゴ…




サーディン「……………」ゴゴゴゴゴ…




ベル「……………」チョコン






ヘルセ「っ…ハァ…さ、さすがはヘラ様…」


テー(ティー)「…フゥ……『圧力』を、相殺してくれているとは……さすが……」


ヒルデ「……フゥ……ラキさん、大丈夫ですか!?」


ラキ「は、はい……楽になりました……」


ヒルデ「…良かった……」ホッ





ベル「…ヘラ様……ここまでは一応バッチリです!!」シャキッ



ヘラ「……………ありがとう………」



サーディン「……? …ほう? ここまでのナガレが、計画通りだとでも言うのか?? まったくもって理解できんな」


ズンッ




ヘラ「………」ゴゴゴ…






サーディン及び




サーディンの槍から放たれる禍々しい『圧』





これを





ヘラの『規格外』の『圧』が





押し返す。





サーディン「……………チッ………」





ヘラ「……………サーディン………」




サーディン「……何かな? 死の神よ」



ヘラ「………今、あなたが『企てて』いそうな事については…あなたが言っていた通り、証拠がないから、特に問わない」




ズ…





サーディン「……ほう? ではなぜ、死の神自らここにきたのだ??」




僅かに『圧』を弱め





サーディンはヘラへ問う。





ヘラ「………サーディン。あなたは……『息子』を…『理想の息子』にしたいの??」


サーディン「!! ………」



ヘラ「……家族の考えに講釈を垂れるつもりは、毛頭ない……。ただ、息子であれ、なんであれ……『個』として認めていく必要がある。……例え、考え方や価値観が違ってきたとしても………」


サーディン「………何が言いたい??」


ヘラ「………サーディン。あなた……『修正』するつもりなの??」



サーディン「!!!!」



ベル「……………」



ラキ「し、修正??」




ヘラ「………カミにしろ、他にしろ……生まれ出でた時の資質の他……周囲の環境に、その性格や価値観、考え方……『チカラ』……多くが影響を受ける。 当然のこと……。だから、『合わない』者が居る場合………手っ取り早いのは、修正……つまり『記憶をいじる』ことで、『再教育』ができる…」



ヘルセ&テー(ティー)「「!!!!」」


ヒルデ「……そ、そんな……つまり……」ギュ…



ラキ「………父上は………ボクを………」





サーディン「……ッフ」



ラキ「!!」






サーディン「何を言い出すかと思えば、戯言…妄想も甚だしい。 『ミタマ(この場合、心)変わり』など、誰でも起こり得るものだ。ろくな根拠もなく、暴言をふるうのはやめてもら」


ヒルデ「うそつかないでください!!」



ヘラ「!」



ベル「!! ヒルデ………」



ヒルデ「私、ラキさんの影に潜んでいたから分かります!! サーディンさま……『全て消せば問題ない』『新たな息子に生まれ変わるのだ』って、言ってましたよね!?あれは……あれは…ラキさんを……実の息子を、手にかけようとしていたんじゃないですか!?」


ラキ「……………」



ヘルセ「……………」ギリッ


テー(ティー)「……………そのような………」ギリッ




サーディン「………揃いも揃って、やかましいことだ。その証拠も、また存在しないだろう。闇に潜む戦乙女如きが、知った風な口を叩くな!!」


ヒルデ「っ………あなたは………そこまで………」





ヘラ「………ヒルデ。とりあえず、その想いはいったんしまいなさい」


ヒルデ「っ……で、ですが、ヘラ様………」グスッ


ラキ「……………」





ヘラ「……だいたい、わかった。…そして、やっぱりあなた(サーディン)は……行いを省みないことも……理解した」



サーディン「…っはっ、当然だ。省みる行いなどない。むしろ、ズカズカと無断で我が書斎へ足を踏み入れた貴様らこそ、行いを反省するべきではないか??」




サーディンは





ヘラやベルを含む


その場の者全員を『見下す』。






ヘラ「……………そう……。まぁ、良い。サーディン」



スッ





サーディン「??」





ヘラは





懐から






『ナニカ』を取り出す。






その所作が



あまりにも自然で



かつ




あまりにも『敵意のない』行動だったが故に






サーディン「……? (なんだ……??…)」




サーディンは強い警戒を抱かない。








ヘラ「…サーディン。私がここに来たのは……あなたに何か言うためじゃない」




ピクッ



サーディン「………ほぅ? …なら、なんだというのだ??」




ヘラ「………」クルッ



サーディン「!!」




ヘラは




サーディンではなく






その息子





ラキを見る。




ラキ「!!!!」ビクッ





ヘラ「……………ラキ」




ラキ「はっ、はい!!」






ヘラ「私は……あなたへ、これを渡しに来たの」スッ




ラキ「! え??」




ヘラが懐から取り出したのは







ラキ「……………手紙??」









『ウツクシイラキさまへ♡』






ある


幼い女神からの『手紙』だった。

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