第781毛 記録者ジャック・サンセイによる抜粋 対峙の書
---- --- より
一部を抜粋
…
遡り
ヘブンヒルデ〚つ、つまり、私がラキさんの影に潜んでおいて、ベルの『察知』があったら、『影送り』で発現し、ラキさんを保護する、ということでしょうか??〛
ヘラ〚そう。『影踏み』で影を踏んだ相手に『潜む』ことができるあなたなら、ここぞという時にラキを保護できるでしょう。それに〛
ヘラは
ベルを見る。
ヘラ〚さっきも言ったように、サーディンはあなた(ベル)へ、一定の信を置いている。あなたが駆けつければ、必ず『気』が緩むはず…『ハウリング・ベル(共鳴りの鐘)』で、コチラ側へも共有しなさい〛
ベル〚な、なるほど!!そしてその隙にヒルデがラキさんを保護し、私がサーディンさんへ特攻ベルアタックを決めれば良いのですね??〛
ヘラ〚………ラキを保護できたところで、状況が好転するとは思えない。……あくまで、一時的な保護にしかならないのであれば、意味がない〛
ベル〚………(な、何も反応してくれない………)〛ガーン
ヘラ〚重要なのは、ラキの『安全の確保』。これには、もう少し対応が必要…〛
ベル〚え??〛
ヘラ〚…最終的な理想は……〛
ヘラ〚サーディンがラキへの『疑念』を忘れること〛
…
不死者〚『入れ替え』〛
スゥ…
ザッ
ザッ
ラキ「!! あっ………」
サーディン「……………」
ヘルセウス「……初めて経験しましたが、転移より一瞬ですね…」
テーセウス(ティー)「……なかなかの体験だった……」
2柱が新たにその場へ現れる。
ラキ「………ど、どうして………」
ポンッ
ラキ「!!」
テー(ティー)「大切な友の危機とあれば、例え火のなか荒神のなかだよ! ハッハッハ!!」
ポンッ
ヘルセ「…ハハハ。なかなかな事をしているのは否めないけど……見捨てたりはしないよ」
ラキの両肩へ
2柱が優しく触れる。
ラキ「……………」ウルッ
サーディン「………やれやれ………」
ヘルセ&テー(ティー)「「!!」」
サーディン「ぞろぞろと何が現れるかと思えば……どいつもこいつも愚かなことだ。……ベル殿も」
ベル「!!」
サーディン「……そのような『格』の落ちる輩と群れるまでに、貴方は落ちぶれたのか……もはやかつての面影はないな………」
ベル「……サーディンさん……やっぱり私………ケモノ臭いですか??」シュン…
サーディン「………は?? ……そういうことではない……」
ベル「そうですか!!良かったです!!」パァァ
サーディン「………(皮肉が通じん………)」
サーディン「ともかくだ。いくら有象無象が群れようと同じこと。貴様らにできることはない。…これ以上『家族の事情』に首を突っ込むなら、容赦はしない」ズ…
ヘルセ&テー(ティー)「「!!」」
サーディンは
禍々しい槍をゆっくりと
一同へ向ける。
サーディン「……ここから去れ。ラキを渡してもらおう」
ズンッ
ヘルセ&テー(ティー)&ヒルデ&ラキ「「「「!!!!」」」」ビクッ
ズンッ
ズンッ
ズンッ
ラキ「ッウ………」
ヒルデ「っ…ラ、ラキさん………ッグ……」ハァハァ…
ヘルセ「…っ……いやいや……これは『潰れる』ぞ………ティー」チラッ
テー(ティー)「…っ…同感だよ友よ。……やはり、この状況じゃぁ、私達のチカラは………」
ベル「……………」
ヒルデ「っ…べ、ベルは…なんともっ…ないのですか??」ハァハァ…
ベル「……『腐っても』、元『理のカミ』なので………腐っても………」シュン…
ヒルデ「………(まだ気にしてる………)」
ズンッ
ズンッ
ググググググ…
サーディン「去れ。さもなくば、潰す」
サーディンの『圧』が
4名を………
ボゥ…
サーディン「………!」ピクッ
刹那
ラキたちの目の前が
黒く光る。
ベル「!!」
サーディン「………ほう……『来る』のか………」
ヌッ
死の神ヘラ・ルージュ「……………」
現『理のカミ』の一柱も
その場に顕現し
最終局面が訪れる。




