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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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776/824

第773毛 記録者ジャック・サンセイによる抜粋 内面の書

---- --- より


一部を抜粋




ヘラ「!! ……………」



ヘルセ「アワワワワ………」


テー(ティー)「!!………ぉお………」ドキドキ




スウ…





黒い光が消え





ヘラは




自らの手を握ってきた幼い女神を




ジッと見つめる。






アリガ「?? おばさん、お名前は??」


ヘラ「!! (おばさん……………)」ガーン




ヘルセ「!!!! アワワ……ア、アリガトネ……な、なんてことを……そ、その御方は………」プルプル…


テー(ティー)「……せ、せめて、お、お姉さんと……」


ヘルセ「いやそれもダメだろう!! あの御方を何だと思っているんだ!!」


テー(ティー)「そ、そうだなすまない……」ワタワタ…




焦る2柱をちらりと見て



ベル「アハハ♪」



ベルは笑う。




ヒルデ「!! べ、ベル………」ビクビクッ



ベル「皆様、そんな警戒なさらなくても大丈夫ですよ♬ ヘラ様はお優しいので、怒ったりはしません。…あ、ただ、とっても乙女で繊細なので、お姉さん呼びにしてあげてくださいね、アリガトネさん」ニコッ


アリガ「! わかった!!」ニコニコ


ヘラ「っ!! …ベル…何を言って………」



ベル「フフフ♪ 恥ずかしがらなくても良いじゃないですか♬ あんな一瞬のハウリング・ベルを聴きつけて来てくださるくらい、お優しいんですから♡」



ヘラ「…っ…………帰る。 …離しなさい……ア、アリガトネ」


アリガ「やだ!!遊びたい!! お姉さんと遊びたい!!」ガッチリ


ラキ「!! ……(へぇ……ボクも遊びたいな〜♪)」



ヘラ「! ……何を………私は………」



ベル「ウフフ♪ アリガトネさん、あなたには、ヘラさんがどう見えますか??」



アリガ「ヘラお姉さん、こわい!!」



ヘラ「!! ………」ピクッ




一瞬




ヘラがピクリと震える。





ヘルセ&テー(ティー)「「アワワワワ…」」




アリガ「こわい!! オトナっぽい!! カミがくしゃくしゃ!! 幸が薄そう!!」



ヘルセ&テー(ティー)「「アワワワワ……」」ブクブク…



ヘラ「……………」





アリガ「でも、ウツクシイ!! カッコイイ!!」




ヘラ「!!!!」




ベル「ウフフ♪ ヘラ様、アリガトネさんは、容姿だけでなく 『内面』の美しさも感じ取ることができるようです。貴方様の優しさが、美しく見えるようですよ」



ヘラ「……………」



アリガ「お姉さん!! 遊ぼ??」ガッチリ




ヘラ「……………私は………」





ヘラが逡巡しているなか






ラキ「ヘラ様って言うんですね〜♪ ボクも遊びたいです♪」ヒョコッ



ヒルデ「!!」




ラキがヒルデの後ろから顔を出す。





ヘラ「! ………あなたは………」



ベル「あっ、彼はラキさんです。ほら、以前お伝えしたように、私、彼の『お兄さん』のチカラの調整と見守り役になりまして、こちらにおられるテーセウスさんが、ラキさんのお相手を今、されているんです」


ヘラ「……………」



ラキ「ラキです♪ ヘラ様のことは、父上からも、父上がお持ちの書物からも聴いたり見たりして知ってます♬ ボクとも仲良くしてください☆」



ヘラ「……………」



ヘルセ「………な、なんなんだいこの展開は…」ヒソヒソ


テー(ティー)「…私にもわからないよ我が友……」ヒソヒソ…




ラキ「あっ、そうそう!! ティー姉さんやヘルセ兄さんにも話そうと思った、とっておきの情報もあるんです♪♪♪」



ベル「? とっておきの情報ですか??」







一瞬







空気が変わるのを








死の神ヘラ・ルージュが感じ取る。







ヘラ「………?……………」









ラキ「そうです♬ とっておきだから、どうしよっかな〜〜♬ ヘラ様にベル様、情報の変わりに、ボクへ色んなことを教えてくださいよ☆ ボク、もっともっと面白いことをしたいから♪♪♪」



ベル「面白いこと、ですか……。すっごく、誰かに迷惑がかかるイタズラとかじゃなければ、何でも聞いてください!」ニコッ


ヘラ「……………」


ベル「あっ、ヘラ様はお優しいので、たいていのことは叶えてくれます」


ヘラ「!! ベル!!」ゴゴゴ…


ベル「?」


アリガ「カッコイイ!!ウツクシイ!!♪」ガッチリ



ヘラ「……………」





ラキ「そうなんだ〜♪ さすがヘラ様♬ アハッ、じゃぁ話しますね〜〜☆」





ラキ「じ・つ・は♪ この前父上が夜、書斎で誰かと話をしてたんです」



ベル「話を? 夜分にですか??」



ラキ「はい♪ 寝付けなくて、父上にバレないように書斎へ忍び込めるかな〜って思って。そしたら父上がなにやらブツブツと喋っていたんです。その内容が〜〜」





ラキは一呼吸置く。







ラキ「すごい真剣そうに『このセカイはもう価値がない。計画を実行に移す時が来たようだ』って♪」

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