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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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773/824

第770毛 浸透/侵食

エクステ「! う、薄い…ですか??」チラッ


ラックス「セカイが『薄い』って……」チラッ


アーデランス「……………」プシュー チラッ


コーデルワイス〘……………〙←笑いを噛み殺している



シゲル「皆アタマを見過ぎだ。というか誰のアタマが薄いんだ」



ヨル「だっ、大丈夫です!! 勇者様、アタマの薄さなんか気にならないくらい、すっごく濃いミタマだと思います!!」アセアセ…


シゲル「……………」


シャルル「ヨル。寧ろトドメをさしていますよ」


ヨル「え??」




ラキ「……いやぁ、やっぱりキミたちは良いね♪ 各々、よく周りを見ているし、自由な発想ができている」パチパチ



パ「あ、ありがとう…ございま……す??」



ラキ「うんうん☆ で、だ。…さっきボクは、『このセカイは色々と危うい』って発言をしたと思う。これはね、今パンテーンちゃんが言ってくれたような『セカイの希薄さ』のこと『も』指してるんだよ」


コーデルワイス〘……(…『も』……ですか…)〙



シ「ふむ…」




ラキ「っと言っても、結構、表現は難しいんだけどね。『薄い』も間違ってはいないし、『染まりやすい』や『影響を受けやすい』……あとは、『混ざりやすい』とかも、たまに言われるかな」


モイスチャー&レノア「「!! ………」」



シ「混ざりやすい、ですか……なるほど……」


ラキ「あっ、特にシゲルくんやワイスさん、ハルトくんにはこの表現の方がしっくりきたりするかな??」


コーデルワイス〘………そう………ですね………〙


ハルト「……………」



パ「…え、ど、どういうことシゲル??」


シ「……うむ。……おそらく、言葉や、慣習の部分かと」


パ「え??」


キュレル&メトリー&アーデランス「「「!!!!」」」




シ「…以前、伺ったが、このセカイには、カミからの言葉を仮の文字にする、とかいう意味で『異仮神字イカリシンジ』と言う文字があるな。…これは、私やワイス氏…おそらくハルト氏もだが、私達の世界では『漢字』と呼ばれている」


パ「あっ、前に話してくれたよね」



※第49毛 幕間 シンジ

参照です。



シ「ああ。その漢字…失礼、異仮神字の表現をはじめとし、多くの表現や慣習が、『ハンパに』浸透していると感じている」


ラ「!! ハンパに……ですか??」


リオン〘ハンパ!!ラックス!!〙


ラ「……ちょっとまだ傷付くからやめてくれないかリオン?」




ハルト「…確かにシゲルの言う通りだな」


シ「む?」


コーボ「!! ハルト……」



ハルト「俺はイカリシンジだかいう、いかにもアウトな名前の文字の事はよく知らなかったが、慣習や『表現』の部分の違和感はかなり感じていたぜ。……それこそ、俺達の世界の多言語や外来語みたいな部分とかな」


コーボ「外来語??」


ハルト「…微妙に説明が難しいが、例えば今、俺が『アウト』って言ったよな? 意味、わかるか??」


コーボ「え?? …ええと………あれ?? なんだっけ………何かで見た…いや、聞いた事はある気がするんだけど……」


ベー「……確かにハルト、たまに俺等がわかんない言葉を使うが……『ヒトによっては通じてる』気もするんだよな……。それこそ、そこのラキ…さんや、さっきのオシャカさまとかな」


コーボ「あっ、確かに!! …え、それって、単にウチらが語学の勉強不足ってわけじゃなかったの??」


ベー「…まぁそれもぶっちゃけあるんだろうが……多分、今の話の流れだと、それだけじゃなさそうだな」



ラキ「うんうん☆ その通りだよ♬」


コーボ&ベー「!!」



ラキ「これに関しては『浸透』なのか『侵食』なのか…結構論じられることも多くてね、それこそ刷新派は『侵食』を主張している。だからこそ」




ラキは





敢えて皆を見渡す。






ラキ「…このセカイの、『思いのほか多くの存在』は、このセカイを見限ってるんだよ」

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