第769毛 イトヲカシ
モイスチャー「…!!」
レノア「……………」
シ「あ、すみませんラキ氏」
ラキ「ん??」
シ「非常に有り難いのですが、少し前に、整理内容としてまとめてくださった事項があるかと」
ラキ「! あっ、そうだったね!! ごめんごめん、ホロモニターにしたのに、消しちゃっていたよ☆ よし、じゃぁ改めて、あのまとめを見てもらいながら進めていこうかな♪」
シ「ありがとうございます。お願い致します」
※第599毛 集約/整理
での内容です。
これまでの出来事から生じた疑問の集約及び整理
1.刷新派の目的は何か
2.ハザマとは何か
3.ヨル、メトリー、キュレルの身に起こっていることは何か
4.魔王とは何者か
5.オルビスは何をしているのか
6.古の戦争とは何か
7.ヴィオレは何をしているのか
8.ジャック・サンセイとは何者か
9.オニガシマとは何か、オニガシマの主とは誰か
10.ラキの目的は何か、なぜカブリエルと入れ替わっているのか
11.スキルを与えている存在とは何か
12.シゲル達が歩む道とは
13.不死者とは何者か
14.強大な存在についての心当たりはあるのか
15.ダカラ・グリーンとは何者か
ラキ「よし。改めて出してみたよ☆」
シ「ありがとうございます」
ハルト「……………」←初見
コーボ「………(なんか色々…訳わかんないやつも………)」←初見
ベーグル「……………」←初見
ラキ「さて…と。とりあえず、あらかた説明しているやつと、すぐ説明できそうなやつからサクサクいくね〜☆」
シ「はい。お願い致します」
ラキ「うんうん☆ まずは、1と2かな。1の『刷新派の目的』は、少し説明した通り『異世界への転移』や『並行(平行)世界の支配』が目的…という見立てだね」
ハルト「!!!!!!」
コーボ「!!…ちょ……マジ??」
ベーグル「……………おいおい……規模がでけぇな………」
レノア「……………」
ラキ「で、2の『ハザマとは何か』は、さっきのシゲルくんの素晴らしい考察と、キュレルちゃんの予想通り『異世界とのハザマ』という意味合いが強いね。まぁ、世の中の色んな現象を『ハザマ』という言葉で表現したりはするんだけど…」
ラキは一呼吸置く。
ラキ「3の解明には、この『異世界とのハザマ』という意味合いが、不可欠だね。つまり、キュレルちゃんたちは、異世界転移を『体験しかけた』存在というわけだよ」
キュレル「……………」
メトリー「……………」
ヨル「……た、体験…しかけた…ということは…完全ではないということでしょうか??」
ラキ「うん☆ 例えば、ネイチャー王国がこっちのセカイ、ここセレンディピティ共和国が異世界だとする。ネイチャー王国からこっちへは、厳密に言うと幾つかポタールを経由するけど、いったん一括りに考えるとするよ。その場合、よりセレンディピティ共和国側…つまり、『異世界に転移してる途中』の状態のポタールが、ハザマと言うわけだ」
キュレル「………」プシュー
ヨル「………」プシュー
ラキ「……あれ?? わかりにくかったかな?♪」
メ「…いえ、私にはしっくりきました……。つまりは、あちらの…といいますか、こちらとは違う世界に寄った空間にながく居続けた結果、『ソト』…つまり、異世界が自らの居場所だと、カラダやミタマ(この場合、心)が感じている…と言う事でしょうか??」
ラキ「おお♬ さすがはメトリーさんだ☆ うん、まさにその通りだよ♪♪」
メ「……そう……なのですね………」
メトリーは
ラキからの返答の後
暫し考え込む素振りを見せる。
キュ「……シュー………ハッ!! は、母上……どうしたのですか??」
メ「………はい……ええと……」
ここでメトリーが
何かを口にしようとしたとき
パンテーン「…! あ……あれ??」
ヨル「!!」
シャルル「! どうしたのですかパンテーン?? 話についてこれていますか??」
パ「う、うん。何とか……。い、今のお話でさ、ちょっとおかしいなって思う部分があって………」
シゲル「!! ………」
シャルル「おかしい部分、ですか??」
パ「う、うん……あっ、せ、説明が変だったとか、そういう感じではないです!! すみませんラキさん!!」ペコッ
パンテーンは慌てて
ラキへアタマを下げる。
ラキ「いやいや、全然大丈夫だよ〜♪ …むしろ、パンテーンちゃんが感じた『おかしな部分』について、聴きたいな♡♡」
パ「えっ、あっ……ええと、大したことじゃないかもしれないのですが……」ドキドキ…
アーデランス「………」プシュー
コーデルワイス〘……………〙
パ「…えっと、異世界寄りのハザマに居たことで、ソトに出たい、と言うお気持ちが強くなる…ってことなんですよね??」
ラキ「うん、そう捉えてくれて構わないよ☆」
パ「は、はい…。 …でも、それじゃぁ……その……! あっ、シゲルの前で言うのはアレなんだけど……」チラッ
シ「む??」
パ「……このセカイの住民が……それこそ、沢山の時をこのセカイで生きた住民が、少しの間ハザマに入っただけで『ソト(異世界)に出たい(行きたい)』と思うものなのでしょうか? ……なんだかアタシには………」
パ「このセカイがすごく『薄い』んじゃないかなって気がしたんです」
シ「………(だから私のアタマをモウし訳なさそうに見ていたのか………いや、誰がウスゲだ)」




