第765毛 合意/強引/厚意/行為
ヴィオレ「…エ…エルター様………」グスッ
エルター「……ヴィオレさん…。私、あなたとジャックくんの関係も……あ、あと、『虚言の女神』って……ハテナさんだよね?? ハテナさんとの関係も、知らないけど……。でも、大切なんだよね?? …きっと、抱え込まなきゃならないほど………」
ヴィ「……………」ヴィオレは、俯く。
ヴィ「………はい。大切…です。…とても、とても大切なんです。……私には、ジャックが………」
エルター「……そっか。……私も、大切な、とっても大切なみんなが沢山できたから、気持ちは分かるよ」ニコッ
シャカ「………」
ヘラ「……………」
エルターは改めて
オロロを見る。
エルター「……オロロさん、無理を言っちゃってるのは、分かってるけど…」
刹那
ポゥ…
エルター「!!」
オロロのカラダが淡く光る。
ヴィ「!!!!」
エルター「っオロロさん!!まっ、待って!!」
エルターは
オロロが『転移』をすると思い
慌てた様子でオロロに近付こうとする。
ヴィ「…っい、いえ、エルター様!! …これは……」
エルター「え??」
オロロ「…『オロロ・ナインの名のもと、対象エルター(不死者)と、かの成約を交わす』」
ポゥ…
エルター&スカルプ「「!!!!」」
オロロが語り出すと同時に
エルターのカラダも淡く光る。
「…『ひとつ。オロロ・ナインは、自身の探究事案において、エルターの同行を認める。ふたつ、エルターは自身の事情かつ私情による同行と自覚するとともに、同行時起こる各種出来事からの保身において、その一切を自身で行う』」
シャカ「……………へえ………立て続けにびっくりだよ☆」
ヘラ「……………」
オロロ「…『みっつ。エルターは、オロロの探究事案において、私情による口出しは一切行わないものとする。4つ。この成約は、オロロの権限により、解約ができる。また、起こり得る事案を通し、この成約を遵守するにたる理由が希薄もしくは存在しないと合理的・客観的に判断できる場合も、この限りである』」
オロロ「……『最後に』」
オロロは
エルターをみる。
オロロ「『この成約は、エルター(不死者)の行動及び状態により、拡大あるいは縮小する』」
ボゥ…
オロロの右前腕
エルターの左前腕に
鷲のマーク(イーグルマーク)が浮かび上がる。
ジン「………(これは……確か………ミタマで繋がる、対象成約………)」
カーラ「………(なんか変なマークが……)」ガクガク…
リン「……(不死者様が………ナニカされてる………)」ブルブル…
エルター「………ぇ……オ、オロロさん……???」
ヴィオレ「………オロロ……さん………」グスッ
オロロ「……………」
シャカ「…へ〜え♪ どういう風の吹き回しだい?? クワセモノちゃん♬♬」ニヤニヤ
オロロ「うるさいよハンパモノくん。……ハァ……もうメンドイんだよ色々と………」ブンブン
オロロはシャカを一瞥したあと
軽く何度か首を横に振る。
オロロ「……フー。キミとボクとは、根本的に考え方……いや、モノの捉え方や尺度が違うようだ。そんなヤツとワーワー言い合うのは時間のムダだし、面白くもない。かといってボクは、別に遺恨を残したくもないんだよ。煩わしいからね。だから」ガシッ
エルター「!!」ビクッ
オロロは
自らの右手で
エルターの左手首を握る。
オロロ「キミの『決意』をそのままに、ボクの同行を許可する。ただし、成約を交わしたように、ボクの邪魔立ては許さない。かつ、その身がある限り、ボクの役に立つがいい」
エルター「えっ、あっ……う、うん!! ありがとうオロロさん!!」パァァ
エルターが笑顔を見せる。
スカルプ「エ、エルター……その……だ、大丈夫かい??」アセアセ…
エルター「え? うん! 光に包まれた時はびっくりしたけど、何ともないよ!!」シャキッ
ス「…い、いや……その………そういう事ではなくて………」アセアセ…
エルター「?」
シャカ「ん〜♪ まぁ『成約』の内容は多少強引だけど、大丈夫だとは思うよ〜☆」
ス「!! オシャカ様………」
シャカ「ってかさ、タイショーセーヤク(対象成約)って、双方の合意がなくても、あんな感じで結べるもんなんだね〜♬ 全然知らなかったよ♡」
オロロ「別に誰彼構わずひけらかす内容でもないでしょ。…ハァ……。それに、これ(対象成約)は『ボクが創った』んだから、それなりに調整や変更はできるんだよ」
シャカ「へー」
ヴィ「!!!? えっ!!!?」ビクッ
オロロ「おろろ?? 何をそんなに驚いてるのさ??」
ヴィ「…っ…あっ、す、すみません………その……対象成約って……創れるものなんですね………」
オロロ「は? なに『マの抜けた』事をいってるんだい?? 全ての事象は、誰かしら、何かしらが創っているんだよ。それに、こんな『堅苦しい成約』、ボタニスト用に決まってるじゃないか」
ヴィ「…そ、そうですよね………すみません……」
オロロ「ハァ…それにヴィー。ウザいから、その丁寧口調やめなよ。ってか、テンパってそれ(丁寧な口調)になるくらいなら、変にキャラ設定とかするんじゃないよ」プンスコ
ヴィ「あっ…は、はい………っす………(キャラ設定??)」アセアセ…
オロロ「……ハァ……。それと、喋るのめんどいけど、ヴィー」
ヴィ「!! はいっす!!」シャキッ スクッ
ヴィオレは弾かれたように
立ち上がる。
オロロ「……キミ……いや、君たち…『創設組』を探してるんだろ??」
ヴィ「!! はっ、はい……。あれ…もうご…し、知ってるんすね」
カーラ「………」
リン「………」
オロロ「別に興味なかったけど、イー(イヴ)から念話が飛んできてたからね。まぁシカト(無視)したけど」ツーン
ヴィ「……そ、そうっすか………」アセアセ…
オロロ「……ヴィー。あんまり言いたくないけど、ボクも創設組だ」
ヴィ&カーラ&リン「「「!!!!!?」」」
ス&ジン「「!!!!」」
オロロ「……ハァ……で、だ。キミが何を狙ってるか、まぁだいたい察しはつくけど、興味はない。はっきり言うよ。ボクはキミ…キミたちには協力しない」




