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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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第744毛 自・信

ラックス「………え??」


モ「…あっ、お気に障る物言いとなっていましたら、申し訳ございません」モイスチャーはアタマを下げる。


ラ「! あっ、いえ………」



モ「…ですがラックスさん。貴方は、常に周囲へのお気配りを絶やさず行動されているように見受けられます。…私が言えた事ではないかもしれませんが……」シュン…


ラ「えっ!?あっ、いえっ、そんな……(ご自分で話しながら、落ち込んでいる………)」アセアセ


モ「…ラックスさん。どうか心身をお休めくださいませ。エクステさんの事は、全身全霊を持って、私がお守り致します」



ラ「…は、はい……ありがとう……ございます…」


モ「いえ。これも仕事ですから」




モイスチャーの言葉を受け



今ってモイスチャーさん、イトマ中じゃなかったっけという疑問を抱きながらも


ラックスは部屋を出ようと



扉へ向かう。








……




ふと






シャルル「エクステさんは、貴方に、お側に居て欲しいと思いますよ」



エクステを部屋まで運ぶラックスに


シャルルがかけた言葉を



ラックスは思い出す。




ラ「……………」




ラックスは


振り返る。




モ「……………」シャキッ



エ「………スー……スー………」




ラ「……………モイスチャーさん」



モ「! はい」クルッ



ラ「………俺が…ええと………」


モ「?」



ラ「……お気遣い、いただいたのに…申し訳ないのですが……。俺が、俺の意思で、というか…俺が、エクステさんの側に居たい、と思ったら、その……俺は、ここに居ても良いのでしょうか??」



モ「!」



モイスチャーは一瞬



ラックスをマジマジと見つめ…




モ「……はい。問題はないかと」


ラ「!!」



モ「…私は、大変恥ずかしながら、まだラックスさんや、エクステさん…ひいては、勇者シゲル様をはじめとする皆様の関係性について、深く存じ上げません。…ですから私は、私の責務…仕事中ではないとは言え、私は私が思う限りの、皆様への支援を全身全霊でさせていただく形です。…故に、皆様の想いを、正しく汲み取る事ができないかもしれません」


ラ「! …モイスチャーさん……」



モ「ラックスさんがそのように考え、行動なさるのでしたら、私が止める事ではありません。『ラックスさんの意思(意志)を尊重致します』」





ドクンッ





ラ「…っ…??」



モ「?? どうされましたか?」



ラ「あっ、いえ……なんだか……俺なんかが……認められたような……ハハ…不思議な感覚が………」


モ「? どうしてご自身を卑下なさるのですか?」


ラ「!!」



モ「ラックスさんには、勇者シゲル様をはじめ、ラックスさんのご家族、お仲間、皆、信頼を置いていると見受けられます。もちろん、私もです。だからこそ、貴方にエクステさんをお任せしたのでしょう」


ラ「……そう……でしょうか……」



モ「はい。…それに、躊躇いながらも、『お受けしました』よね?」


ラ「え??」


モ「多少強引とはいえ、エクステさんの介抱について皆様から頼まれた際、悩まれながらもそれを貴方は引き受けた。と、いうことは、自分にできる、と、『自らを信じた』のだと思いますよ」





ドクンッ






ラ「………俺…が………俺を……信じた………」




モ「はい。やはり一番は、自分で自分を信じることが大切です。どうか、自らを卑下なさらないでください。貴方という存在感は、唯一無二で尊いものなのですから」




ラ「…っ………はい!!」ウルッ








モ「…では、ラックスさん」



ラ「は、はい!!」






モ「どうぞ、こちらへ」サッ



ラ「!!」



モイスチャーは立ち上がり



自らが座っていた椅子をすすめる。



ラ「い、いえっ!! 椅子には、引き続きモイスチャーさんがお座りくださいっ! おっ、俺は立ったままで大丈夫なので!!」アセアセ


モ「………そう……ですか……いえ………でも………」ブツブツ…



ラ「??」


モイスチャーは下を向き



何やら思案している。





そして




モ「!!」ピーン




ラ「!?」





ギシッ




クルッ




ラ「?」






モイスチャーは再び椅子に座り直し




首だけラックスの方を向く。



その上で



モ「ラックスさん、どうぞ!!」ポンポン




ラ「!?!?」



自らのヒザをポンポンとたたく。





ラ「…ぇ……ぃや……え!?」



モ「椅子に座った私の上にラックスさんがお座りになれば、どちらも座っていることになります。さぁ、遠慮なく」ポンポン



ラ「い、いや………モイスチャーさん!?」




モ「ご心配なく。何かあっても、椅子とラックスさんの間から即座に身を外し、対応させていただ」


ラ「いっ、いえいえ!! そっ、そういう事では…なく………///」


モ「?」






その後




テンカイにてオルビスがエイムダルとして顕現し


オン・ステージを発動したことで


その場をラックスへ任せ


モイスチャーが退室するまで



ヒザ上ポンポン会議は続いた。









後からこの話を聴いたキュレル「やはり天ころ(天然くっころ)なのです」


後からこの話を聴いたエクステ「あっぶな〜……ラックスさんがモイスチャーさんの押しに負けてたら、今頃………」ブツブツ…


後からこの話を聴いたメトリー「華麗なるトライアングル(三角関係)……あぁ///」

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