第743毛 視線
…
……
………
エッシェンシャルル「なかなか、様になっていますよラックス」
ラ「さ、様!? ///」
パンテーン「………」
キュレル「………(羨ましそうなのです)」ジー
メトリー「屈強な漢に抱かれる乙女……あぁ///」
ヨル「……………」
セレンディピティ共和国に向かう道中。
勇者ヤマザキ ハルト一行と相対したシゲル一行は
不測の事態への対応をした結果
アーデランスのスキル『眠り姫』により
エクステが眠りについていた。
※第299毛 ソープハンド
から
第300毛 ハナシ
に関わる出来事です。
そして
ラ「で、でもさ…やっぱり、おぶった方が良いんじゃないかな?? …そ、それに、エクステさんを抱っこするのが、俺だなんて……///」アセアセ
シャ「……何となく、ですが、エクステさんが望んでいそうなので…」
ラ「えぇ………///」
コーデルワイス〘………(姫が起きていたら…非常に興奮しそうですね……理想のシチュエーションですわーー!!とか言って…)……〙
宿へ向かう街中
ラックスはエクステをお姫様抱っこしていた。
シ「……まぁ、エクステを抱えるのは、体格等の点でみたら、ラックスや私、モイスチャー氏の方が良いだろう」
モ「そ、そうですね……(民の視線が………気になる………)」
民衆の注目を浴びつつ
宿に着いた一行。
モ「……では、念のため、エクステさんのお部屋には暫し私が待機致します」
ラ「は、はい!!よろしくお願いし」
シャ「ラックスもですよ」
ラ「え??」
シャ「……多分、姫であれば、『目が覚めたら想い人が自分を心配そうに見つめていたという展開……あぁ素敵ですわーーー!!♡♡♡』とか言いそうですし、起きるまでお側にいては??」
コー〘………確かに……〙
モ「………ラ、ラックスさん…そのまま、ご一緒に来てくださいますか??…」
ラ「えっ……ぁ……はい………」
そうして
エクステをお姫様抱っこしたまま
ラックスとモイスチャーが
エクステの部屋に着く。
ソッ
ラ「……ふぅ。……それにしても、よく眠られていますね」
エクステをベッドへ優しく寝かせたラックスは、その寝顔を見る。
エクステ「……スー…スー………」
モ「そうですね。 これ程深い眠りにまで誘い込めるとは、姫様のおチカラは強大ですね」
ラ「……確かに、そうですよね………」
モ「とりあえず、エクステさんは私が責任を持って見守ります。…ラックスさん、皆様はあのように仰られておりましたが、ご自身のため、お時間を使ってください」
ラ「…ぁ、ありがとうございます……」
モ「いえ、これも仕事ですので」チャキッ
ラ「……………」
モ「……………」
モイスチャーは
ほとんど動かず
ベッドで眠るエクステの傍らで
エクステをジッと見つめながら
周囲を警戒している。
ラ「……………」
モ「……………」シャキッ
ラ「……モイスチャーさん」
モ「!! はい、なんでしょうか??」クルッ
ラ「………あの…………ぃや……………」
モ「?」
ラ「………お、俺も、用心棒みたいな感じで、一応周囲を警戒しておきますね!!」シャキッ
モ「………」
モイスチャーは、ラックスをジッと見つめる。
モ「……お気持ちは頂戴します。…が、必要はありませんよ」




