第741毛 シツケ
エッシェンシャルル「…勇者様。こちらから声が聴こえます…! 扉が開いて………」ヒョコッ
シゲル「うむ。…おや?」ヒョコッ
ラックスの部屋を
2名が覗き込む。
ラ「!! あっ……」
メ&キュ「「!!」」
アーデランス「ヨルさん〜♪ お待ちくださいませ〜♡♡♡」ドドドドド
ヨル「にゃー!!」トテテテテ…
シ「……………」
シャ「……………(もはや完全にネコ………)」
…
……
ヨル「……………」プルプル
シ「落ち着いたかなアーディ」
アー「は、はい……失礼致しましたわ……つい、我を忘れてしまい……///」
シャ「……大丈夫ですかヨル?」
ヨル「…は、はい………」プルプル…
シ「さて、皆様(ラックス、メトリー、キュレル)、お取り込み中に失礼致しました」
ラ「いっ、いえ!! …アーデランス姫がお出でになっているとは知らず、こちらこそすみませんでした!!」ペコッ
アー「全然大丈夫ですわ!!ヒマですし寂しいから、お父様に無理を言っていきなりお邪魔した次第なので、ほとんど突撃訪問みたいなものなのです」
ラ「…そっ、そうでしたか……」
アー「はい♪ …それにしても、何やらご家族で深刻そうなお話をされていたようですが、いかがなされたのですか??」
ラ「! あっ……えっと………」
キュ「ふふふ♪ ナイショの話なのです」
ラ「え??」
アー「なんと!!うらやましいですわ!!いずれ、アーディにもお聴かせくださいませ!!♬」
キュ「まぁ時がくれば打ち明けようなのです」
アー「やったーーですわーーー!!♬♬♬」
メ「本人からの許可がありませんよ」
ラ「…………」
ラックスは
そんなやり取りを見つつ
どこか………
シャ「………ラ」
ヨル「シャルル〜!!」ガバッ
シャ「!?!? な、なんですか!?」
ヨル「ぁ……ぁの………その………」モジモジ
シャ「?」
ヨル「……………」ゴニョゴニョ
シャ「!! なるほど。尿意がガマンできないから、ネコ用トイレに案内してほしい、と。なるほどわかりました」
ヨル「!!!? シャルルひどいっ!!それにネコ用だなんて言ってないよ!?うわ〜ん!!」グスグス…
シャ「はいはい。では、いきましょうか」ガシッ
ヨル「……………」グスン…
シャ「勇者様。大変恐縮ですが、私はこの四つ足動物に排泄を教えるため、先に失礼致しますね」
シ「…ああ。よろしく頼む」
ヨル「よっ…!! やり方くらいわか………………あれ? このカラダって……………」
シャ「良いから行きますよ化猫」スタスタ…
そして
ヨルとシャルルがその場から離れる。
キュ「………」
メ「………」
ラ「……………」
シ「…よし。アーディ。君もそろそろ時間かな。ゴウモウ王が首を長くしてまっているのではないか?」
アー「! そっ、そうですわね……。あぁ皆様、名残惜しいですが、このアーディ、そろそろおいとましますわ!!」ウルウル…
ラ「あっ、は、はい……」
キュ「姫様、また遊ぼうなのです!!」
メ「節度と規則を守った上で、またお会いしましょう」
アー「ありがとうですわ!!では、おサラダバーー!!♪」タッタッタッ
ラ「………ハハ……姫様は相変わらず明るい御方ですね………」
メ「………ええ。………ですが………」
ラ「?」
キュ「………」
メ「……いえ。何でもありません」
ラ「そ、そうですか………」
シ「……さて、私もこれにて失礼します」
ラ「あっ、はい!!」
扉の方に向かうシゲルは
ふと立ち止まり
クルッ
ラ&メ&キュ「「「?」」」
シ「………ラックス」
ラ「! は、はい!!」シャキッ
シ「……やはり、少しだけ、話をしても良いかな??」




