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勇者様を召喚したら光り輝いてました  作者: 早々にフリーランス


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743/824

第740毛 粗末


……


………



スカルプ邸の一件(メトリーの身体&キュレルのミタマ消失事件)及び

ヒルデ(ヨル)の件の解決後


※第154毛 ガールズトーク3

のあとくらいです。




ラックスの部屋に



キュレルが訪ねてきていた。



キュレル「兄上!!」


ラックス「! なんだいキュレル??」


キュ「兄上は、勇者様の御旅について行くのですよね?」


ラ「ん? うん、さっき言った通り、俺も勇者様には恩義を感じてるからさ…。大して役に立たないかもしれないけど、少しでも協力させていただきたいなって……」


キュ「…さすが兄上なのです!!」


ラ「はは。ありがとう」


キュ「……でも、心配なのです」


ラ「え?」



キュレルは


兄をジッと見つめる。



キュ「……兄上、自信がないからなのか、いつも危なっかしいのです。……キュレルが言えたことではないかもしれませんが………」


ラ「……え?」


キュ「兄上、身を粉にし過ぎなのです。……私…キュレルがハザマにいた時も、兄上は父上を支えるため、依頼をこなしながら沢山情報を集めてくれていたこと、父上から聞いたのです。…とても嬉しいのですが、兄上……『身が持たなくなりそう』で、キュレルは心配なのです」


ラ「……キュレル………」



キュ「心配し過ぎて、母上もこっそり話を聴いているくらいなのです」


ラ「……え??」





ドキッ




キュ「母上。ずっとわかってますよなのです。どれだけ一緒に『かくれんぼ』をしたと思ってるのですか」








………






………やはり、『見つかりました』ね………







『逢魔が時』解除





スゥ…




ラ「!!!!」





メトリー「……すみません…。訪ねてきたら、何やら大事なお話をされていたので、つい………///」


ラ「そ、そうですか………(まったく気が付かなかった………)」


キュ「母上なら全然入ってきても良かったのです」


メ「……ありがとうございます…(罵ってほしか……ハッ!!)」ブンブン…


ラ「? 母上? なぜ首を横に振っているのですか??」


キュ「………(察し)」


メ「な、なんでもありません…/// ……ラックス」


ラ「は、はい」



メ「…申し訳ありませんが、お話、聴いておりました……。ラックスが、私達のために尽力してくれていたこと、知っています……。そんな中で、ラックスに真実を言えないばかりか、ろくに言葉をかけることもできず、本当にごめんなさい」フカブカ



メトリーはラックスへアタマを下げる。



ラ「!! いっ、いえそんな!!ご事情はわかりましたし、俺は全然大丈夫です!!自分の意思で動いたことなので!!」アセアセ…



メ「……ありがとう…ございます」スッ



メトリーは顔を上げる。




メ「……ラックス」



ラ「は、はい」



メ「……私も、キュレルが先程話していたように……心配はしています」


ラ「!」



メ「……貴方は、とても、とても優しいです。…ですがそれは、『他者のために身を削る』という意味合いでの優しさのように、その振る舞いから私…私達は感じています。……もちろん、他の者を思いやれるのは、非常に尊く、大切なことです。…ですが同時に、『自らのことも思いやってあげてください』」





ドクンッ






ラ「………母上………」


キュ「……………」





メ「………ラックス。あなたは………」





ドドドドド 





メ&ラ&キュ「「「!!!!」」」






アーデランス「可愛いですわーーー!!!!♪♪♪」ドドドドド


黒猫ヨル「お、お姫様っ!!落ち着いてください〜〜!!」トテテテテ………



ピョーン





バッ






ヨル「!! あっ、皆様!!助けてください〜〜!!」グスッ





メ&ラ&キュ「「「……………」」」

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