第738毛 表/裏
…
……
コー「ラックスさん。椅子に座りますか? 床の方が落ち着かれるなら、何か座布団のようなモノを敷きますよ」イソイソ…
ラ「いっ!いえっ!!お、俺は、立ったままでも大丈夫です!!」シャキッ
コー「……ふふっ、それじゃぁ、私も気を遣ってしまいます。では、椅子でお願いできますか?」ニコッ
ラ「!!あっ、は、はい!!すみません!!失礼しますっ!!」ガタッ
コーデルワイス(&アーデランス)の部屋へ招かれたラックスは、ガチガチに緊張したまま、すすめられた椅子に座る。
その様子を見て
コーデルワイスは頬を緩める。
コー「…そうか。思えば、ラックスさんとこのように1対1でお話したこと、今までありませんでしたからね。ですが、そう緊張なさらないでください」ニコッ
ラ「はっ、はい!!(…そ、そうは言われても……。あぁなんか、姫の出で立ちなのに、なんか全然、風格というか、纏っている気配が違う……。こ、これが、大人の余裕なのかな………)」ガチガチ
コー「………♪」←反応が初々しくてちょっと楽しい
コトッ
コー「お茶をどうぞ」
ラ「あっ、はい!!いただきます!!」
コー「……ふふ♪」
ラ「………」ドキマギ…
コー「…さて、いきなりお呼び立てしてしまい、失礼致しました」
ラ「いっ、いえ………」
コー「……実は、少し疑問に思っている事がありまして………」
ラ「? ぎ、疑問ですか?」
コー「はい………」
コーデルワイスは
少し躊躇うように目を動かしたあと
ラックスを見据える。
ラ「………??」
コー「ラックスさん……もしかして、ですが…。ラックスさんは、こう……『もうひとりの自分』をお持ちなのですか??」
ドクンッ
……………
他方
……ナ………マ……………
? ナマ??
………………
…? よく分かりませんが、緊張しておられるのですか?? 確かに、私もなんか夢見心地な感じで……ハッ!! まさか本当に夢っ!?
………ユ………ユ………
夢だとしたら、シゲル様に抱きつきたいですわ〜!!シゲル様!!シゲル様はどこですか〜〜!!!!
……………
………うぅ……シゲル様のお声が聴こえませんわ………。……ハッ!! 失礼致しましたわ!! 緊張している貴方様、とりあえず私の前では全然お気楽に振る舞っていただいて構いませんよ♬
……
……アー……
アー……ス………
!!はい!!アーデランスですわ!!…それにしても、お話が苦手なのですか??
……オ……二……テ………
なるほど…おツライようでしたら、無理に返事をしなくても大丈夫ですわ。…ただ、苦手なだけで嫌いではないのでしたら、少しずつでも構いませんので、お話し致しましょう♬
……オ………シ………
あっ、いちばんの理由は、私が寂しいからですわ♡
………サ………サビ………シ………




