第735毛 根底
…
……
………
寂しい
寂しい
サビシイ
俺は
俺は
イラナイモノだ
ステラレタモノだ
永遠なんて
永遠に
無くなればいい
でも
永遠の俺は
永遠に
居なくなる事ができない
それならば
もう
留まっていたらいい
うまれてしまった感情も
育んでしまった関係も
全て忘れて
ナガレに
ナガレ…
に……………
『バック・エクステンション』
〚背景を、拡げる〛
フワッ………
?
〚思い出してください。貴方は……………〛
……………
『潤い酒場 くりぃむ』にて
パンテーン「ねぇラックス。 あなたが依頼を受ける理由って、聞いてもいいのかな?」
ラックス「え? …ああ、うん。構わないけど…。やっぱり、おかしいかな? …」
パ「あ、気を悪くしちゃったならゴメンね! ううん、おかしい、とかじゃなくてさ…。その……アタシ、前少し話したように、そんな大層な理由じゃないからさ……。他の皆がどういう想いで、色んな依頼をこなしてるのか、知りたくて………」
ラ「そ、そっか。こっちこそ、気を遣わせていたら謝るよ。……そうだな…。俺は、確かに他から見たら、その…言い方は悪いかもしれないけど、依頼をこなさなくても生きていけると思う…。…だけど、俺は……上手く言えないけど、自分のチカラで、何かを成し遂げたいんだよね」
パ「自分のチカラ?」
ラ「うん…。なんて言うか、与えられることは、もちろん有り難いんだけど、そうじゃなくて……。自分で判断して、自分で道を切り開いて……。『誰かのための行動』を率先してできるようになりたいなぁって……。そうすれば…なにかが、変わるかなって………」
パ「……………」ジー
ラ「……ッハ!! ご、ごめんっ!!な、なんかエラそうだったよね……アハハ………」
パ「……ううん。素敵だと思うよ」
ラ「! え??」
パ「…やっぱり、アタシが思ってた通りだった。ラックスってさ、すごい『誰かのために』って想いが強いよね。なりふり構わず、とまではいかないかもしれないけど、誰かが困っていたら、脇目も振らず一直線じゃん」
ラ「! …そ、そうかな……アハハ…」
パ「うん。正直ね、そこまでしなくても良くない? って、思った事もある。…でも、今のお話を聞いて、やっぱりラックスは、ラックスらしいなって思ったよ」
ラ「……俺らしい??」
パ「うん」カランッ
パンテーンは
カクテルっぽいモノを一口飲み
言葉を紡ぐ。
パ「ラックスは、それで良いと思う。アタシなんかがエラそうに語ることでもないけどさ、誰かのために脇目も振らず行動できるひとって、意外と少ないと思うんだよね。それこそ、自分の保身とか、『誰かが代わりにやるんじゃない?』って考えとかで、咄嗟に動けないヒトが多いと思う。でもラックスはさ、ある意味、思うより先にカラダが動いて〜って感じじゃん。危なっかしいなぁとも思うけど、同時に、尊敬もしてるよ」
ドクンッ
ラ「!! …ア、アハハ……そ、そんな…俺は……まだまだ………」クイッ
ラックスは慌てながら
ウイスキーっぽいものを口に運ぶ。
パ「……アハハ♪ 謙遜も良いけど、たまには自分を褒めて上げることも大切だよ。ラックス、頑張ってるじゃん。アタシもみんなも、わかってるよ」
ラ「……パンテーン…」
パ「よし、じゃぁ、次の依頼も頑張ろうね!『これからもよろしく』!!」
ドクンッ
ラ「っ……う、うん! よろしく!!」
ニベア〘青春なの!!〙ヒソヒソ…
リピア「……あぁ…。ロレアは心配していたが、大丈夫そうだな。オロロは探りたがってるが…」ヒソヒソ…
ニベア「あの研究バカはほっとくの!!」ヒソヒソ…
ウィッグ「……(店長……独り言かな………っ)あ!」パリーン
ニベア&リピア〘「………」〙




