第726毛 ロレア・ルーの変わり『映え』Days からくり
オロロ「不死は、ラックスくんとして生きている。『裕福への思慕』……長いから思慕って略すけど、思慕はそんなラックスくんを『ミテ』育っている。これだけで、双方の発達の違いがかなりあるってのが容易に想像できるよね」
ロレア「ええ。そうね………」
オロロ「で、だ。キミが懸念する『暴走』の部分だけど、ボクの予想では、『過度なきっかけ』がない限りは、まぁ大丈夫だと思う」
ロレア「過度なきっかけ?」
オロロ「たとえば、主神クラスか、まぁそれに匹敵するくらいのやつがちょっかいをかけた場合。今の『半端な』状態を、どちらかに寄らせる…まぁ言い方を変えると『ひっかきまわす』事を強いたら、どうなるかわからないね」
ロレア「……………」
オロロ「あとはまぁ、自らが『不死そのもの』だと分かる出来事が起こるか、だけど、これは何とも言えないな。そもそも『不死』という存在…というか、概念的なモノがもたらす『効力』って、全然解析されてないからね。だからこそ、めっちゃ調べたいんだけど………」ブツブツ…
ロレア「……………」
ロレアは
一連の事件の際
ラックスに微細な変化があったことを
感じ取っていた。
ロレア「………『死にたくない』という感情は、誰にでも起こり得るものよね? …今回、ラックスくんは、その感情……とりわけ『大きな』感情を直に聞いて……取り乱していたと思うのよ。……もし、そんな事がこれからもあれば………」
オロロ「ねぇ」
ロレア「! なに??」
オロロは
椅子の背にもたれかかりながら
目線だけをロレアに固定する。
オロロ「…キミさ、何がしたいんだい?」
ロレア「!!」
オロロ「キミの言い方や、今までの分析からだと、まぁ『情報屋』あたりに、ラックスくん…というか『元不死者』と『不死』について、色々聞いてる感じだね。 ………心配って気持ちも、まぁ分からなくはない。『不死』は、出自や経緯はどうあれ、立派な理だ。その分、行使されるチカラも未知数。…でもさ、これって、厳密には『ボタニスト』として関わることじゃないじゃん」
ロレア「……………」
オロロ「…元不死者も、不死も、よく分からない思慕も、あのリーブの民も。今のままだろうが、何かのきっかけで『覚醒』しようが、別にセカイを乱す感じでもない。…キミさ、この件に首を突っ込んで、何がしたいわけ?」
ロレア「……………」
オロロ「………ま、言いたくないなら良いけど。興味ないし」
ロレア「オロロ」
オロロ「! …なんだよ」
ロレア「………ヴィオレの動向については、どこまで知っているかしら?」




