第721毛 もう二度と
………
程なくして
ニベア&リピア
そしてオロロへ
御婦人の介抱を任せた浦賀(ロレア/副総長)。
オロロ「え〜!? アレ(男)も捕まったし、もうボクは必要ないって!!こっちの方が面白そうだから残りたいんだけど!!」プンスコ
ニベア「なに言ってるの!!あくまでアナタのチカラが行使されているから、この御婦人は安定しているの!!まだまだ予断は許されないの!!つべこべ言わず、ついてくるの!!」ガシッ
オロロ「え〜…めんどいな〜………」ブツブツ…
リピア〘………とりあえず、任されたぜロレア。……『失礼のないように』な…〙
浦賀(ロレア/副総長)「無論、承知だ」
そして
計4名がその場を離れる。
浦賀(ロレア/副総長)「…よし。ひとまずは良いか」クルッ
エルター&ラックス「「!!」」ビクッ
浦賀(ロレア/副総長)「ハハハ。そんなに緊張せずとも良い。幾つか、お尋ねしたい事があってな」
エルター「え??」
浦賀(ロレア/副総長)は
ラックスをジッと見る。
ラ「………???」ドキドキ…
浦賀(ロレア/副総長)「……………ふむ………『私とは違う』か………」
エルター&ラ「「え??」」
浦賀(ロレア/副総長)「…エルター殿」
エルター「! はっ、はい!!(殿??)」
浦賀(ロレア/副総長)「……貴殿は……今………」
エルター「!!あっ、ロ……いや、う、浦賀さん!!それは……」ワタワタ…
浦賀(ロレア/副総長)「! …失礼した。貴殿は、貴殿だったな。…過去の詮索は不躾だったか」
エルター「…あ……い、いや……ご、ゴメンね……」アセアセ…
ラ「………(過去?……)」
浦賀(ロレア/副総長)「………エルター殿。お尋ねしたい事は、ひとつだけにする」
エルター「は、はい……」
浦賀(ロレア/副総長)が
今度はエルターをジッと見る。
浦賀(ロレア/副総長)「……貴殿は、何があっても、『ラックス』…殿を、捨て置かないと誓えるだろうか??」
ドクンッ
ラ「………!?」
エルター「!!え!?」
浦賀(ロレア/副総長)「エルター殿。答えて欲しい。貴殿は、ラックス殿を『もう』離さない、と、誓えるだろうか??」
エルター「え…う、うん!!もちろんだよ!!ラックスは大切な息子だ。離したり、捨て置いたりはしないよ!!誓えるよ」シャキッ
ドクンッ
ドクンッ
ラ「っ………!?!?」
浦賀(ロレア/副総長)は
その答えを聞き
ラックスを見る。
浦賀(ロレア/副総長)「……………」
ラ「………っ……………」
ニコッ
浦賀(ロレア/副総長)「………だ、そうだ。覚えておくと良い。エルター殿は、『キミを放棄したりしない』と、誓ってくれたよ」
ドクンッ
ラ「!!!! ………っは……はい………???」ドキドキ…
エルター「??? …ぁ……あの………」
浦賀(ロレア/副総長)「………ふっ…。すまない。込み入った、お節介な内容だったかな。……しかし、なかなかどうして、興味深いものだ……」シミジミ…
エルター&ラ「「???」」
浦賀(ロレア/副総長)「よし。私の用はこれで全部だ。ラックス殿、迅速に我々ボタニストを呼んでくれて感謝する。エルター殿、優秀な息子さんを、今宵は目一杯褒めると良い。…では、さらばだ」ザッ
エルター「! あ……は、はい………」
ラ「………」ポカーン
浦賀(ロレア/副総長)はそう言い
その場から去っていった。
エルター「……………」
ラ「……………」
エルター「……ハッ!! ラ、ラックス!!」バッ
ラ「!!は、はい!!」ビクッ
エルターは
ラックスの両肩を抱く。
エルター「……大丈夫かい?? …せっかくの買い物だったのに、色々起こっちゃって………」
ラ「え? あっ、は、はい!!俺は、大丈夫です!!」シャキッ
エルター「……そう…か。良かった……」ニコッ
ラ「はい!!……あ、でも、ひとりでの買い物は………」シュン…
エルター「! そ、そうだね……。大丈夫!!また別の日に任せるよ!!今日のラックスの頑張りなら、心配ないってわかったからね!!」ニコッ
ラ「!!本当ですか!?ありがとうございます!!」パァァ
笑顔のラックスを見て
エルターもまた笑みを絶やさない。
エルター「よし、今日は、一緒にお買い物をしようか!!ラックス、頑張ったから、ご馳走をつくるよ」
ラ「!あ、ありがとうございます!!」
ロレアさんの言った事は気になるけど
今はただ
ラックスを精一杯大切にしよう
そう
エルターは想った。




